暖房・給湯とソーラー

マイホームの設計が始まりましたが、家を建てる上で、早い段階で選択に迫られるのが、暖房・給湯・調理のためのエネルギーをどこから得るか、です。
冬寒い長野県に住むからには切実で、最近は選択肢もたくさんあり、とっても悩ましい。いろいろ調べた結果・・
電気・・・いわゆるオール電化にする(=IH調理器を使い、給湯はエコキュート、暖房も蓄熱暖房)で、エネルギーをすべて電力会社に頼る。
→石油や原子力で作られた電気が家庭に送電され、そこで(必要以上に)また熱エネルギーに変えてお湯を沸かしたり蓄熱しても、エネルギー効率が悪くてエコではない。深夜電力は安いが、余っているからと言って無駄に使ってもエコなのか、原発を増やすのに荷担することにならないか、専門家も意見が分かれるようだ。
ソーラー発電・・・「エコ」が叫ばれて、補助金や余った電力を高く買い取るようになりそうな今がいいタイミング。初期コストはまだ高い(補助金を引いても150~250万円ぐらい)が10~15年で元が取れそう。今は、エコキュートなどとセットにすると高く買いとるらしいが、電気を使わせてもうけたい電力会社に荷担することにもなる。
太陽熱温水器・・・ソーラーだが発電はせず、給湯だけだが、安いし、実はこれがエネルギー効率は一番で最も「エコ」。なので、本当はこれに補助金を出して推進すればいいのに、作っているのが大手メーカーでなく政治力が弱いのか?
OMソーラー・・・ソーラーで空気を暖めるらしい。扱っている工務店が限られる。
ガス・・・田舎には都市ガスが来てないのでプロパンになり、エコジョーズとかもできないface10調理は、IHは初期コストが高いし、やっぱりガスがいいように思う。
暖炉・薪・ペレットストーブ・・・あこがれるが、メンテナンスが難しい。薪は、「安曇野の林の中」の話では、買うと高いし、リンゴなどの枝打ちした木をもらっても薪にして乾燥させるのが一苦労みたい。
灯油・・・暖房・給湯は実はこれが案外エコで手軽では?初期費用が少なく、使う時だけすぐ暖められる。
経験者の方、何かご存じならアドバイスを下さい~


暖房・給湯とソーラー」への4件のコメント

  1. おはようございます。
    エネルギーの選択…とても参考になります。
    「エコだけどエコじゃない」…深く考えた事無かったです。
    今は、灯油&ガスなのですが、うちも今から考えておいた方がいいですね。

  2. こんにちは。移住計画はその後どうでしょうか?
    うちは、コストとエコを考えて、エネルギーは必要な時に使うということで、給湯は灯油、暖房も1Fは灯油のFF式ファンヒーター・2Fは電気の蓄熱暖房器、ソーラー発電付きになりそうです。
    信州は何せ冬が寒いしプロパンなので、ガスは調理用以外は割高だと思います。

  3. 薪兼用の灯油ボイラーがあります。
    一応業務用で貯湯容量が165リッターで、うちでは少ないかと思いましたが、そこそこ大丈夫です。
    松尾さんの所なら、これのもう一つ下のサイズでも充分でしょう。
    何故敢えて紹介するかと言いますと。薪=何でも良い=つまりストーブのように人前で燃やすのでないので、薪はそれこそそこいらに落ちている枯れ木でも良い。少々生木でも、点火はサーモスタットで灯油ボイラーですから、簡単に燃えるし、生木の方がむしろ火持ちがよいのとで使ってみて満足しています。
    どうやっているかと言いますと、サーモスタットの温度設定を40度弱にしておきます。そしてその温度になると点火して薪と両方で燃えます。40度になると灯油バーナーは消えますが、薪がそのまま燃えてくれて温度が上昇します。
    熱くなるのが面倒ですが、そういうときはお風呂にお湯をどんどん出しておきます。
    ボイラーのメーカーはあの長府製作所です。LHGー4000と言う機種です。
    一度考えるのも良いかも知れません。

  4. 乗鞍山人さん
    カタログ、見てみました。
    薪兼用の灯油ボイラーというのも長府製作所も知りませんでした。
    なるほど、薪だけだと燃えにくいけど、薪と灯油のハイブリッドというわけですか。これも手軽なECO商品ですね。

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