蕎麦の脱穀

先日刈り取って天日干しにした蕎麦から、実(玄ソバ)を選り分ける「脱穀」をしました。
カテゴリにした信州自遊塾の「そば栽培+そば打ち体験」シリーズの第4回です。

ハザ掛けしてあった蕎麦の茎から、写真の「最新型」の「大王印」足踏み脱穀機(たぶん100年ぐらい前のもの)と、人手でバンバンたたきながら蕎麦の実を振り落とします。
そこからとうみ(中国の唐から伝わったので唐箕と書く)に何度かかけて、軽いわらくずと重い実を、風の力で分離。
動力は100%人力。
1kgの種から、32kgの玄ソバが獲れました。それほど大きくない畑で、ソバの実はとっても小さなものなのに、100人前以上の蕎麦粉ができるのに驚き。
その後、玄ソバを石臼で轢く体験もしました。
ソバは打つより前の行程がもっと大変なんだとわかり、これからソバを頂く度にこの苦労を思い出します。


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