大湯
とっておき情報
長野市の北東、新潟県に近い野沢温泉は、その名前が村の名前になっているほど広くて歴史のある温泉街です。スキーのメッカとしても有名ですが、昔からの温泉街の情緒を色濃く残しています。
地元の人が入る外湯(共同浴場)を13ヶ所も開放していて、寸志(寄付)のみで、早朝から深夜まで入浴できることで有名です。外湯は、地元で江戸時代から続く管理組織「湯仲間」で掃除をされていて小ぎれいですが、石けんや椅子はありません。外湯には、それぞれ特徴があり「外湯巡り」をする人も多いです。いくつかの外湯では温泉卵を作れる釜もあります。
外湯では大湯が中心的存在で、建物も立派で、観光客が多く利用します。脱衣所と浴槽の仕切りがなくて相互に丸見えなので面食らいますが、コインロッカーもあるしかえって安全です。
野沢温泉は、野沢菜の名前の由来でもあり、「麻釜」で、今も地元の人が野沢菜を洗ったり卵を茹でている光景が見られます。以前は地元の人以外も近づけましたが、90度以上の熱湯でヤケドの危険があるため、入り口に鎖がかけられています。
外湯もかなり熱く、熱い湯が好きな方でも長い時間は入れません。蛇口から水道水を出して薄めたくなりますがそうすると効能が落ちます。秋葉の湯では冷たい地下水を混ぜて温度を下げています。
きれいな有料施設で露天風呂や色々なお風呂を楽しみたい方は、麻釜温泉公園 ふるさとの湯(旧 温泉健康館のざわの跡地に2011年にオープン)や野沢温泉スパリーナがあります。「野沢温泉スパリーナ」は、大きな屋外プールがある温泉施設で、冬はスキー客がよく利用します。以前は「野沢温泉アリーナ」という屋内プールのある施設でしたが、木製の建物が腐食して解体され、2014年に外国人向けに水着を着用する2つの露天風呂とプールを持つ施設にリニューアルされました。野沢温泉には、足湯もあちこちにあります。
野沢温泉村では、毎年1月15日に、有名な火祭り「道祖神祭り」が行われます。
泉質などの特徴
- 単純硫黄泉(低張性アルカリ高温泉)(大湯)など
- pH:8.5(大湯)など
- 泉温:66.2℃(大湯)など
- 溶存物の量:716.4mg/kg(大湯)など
- 蒸発残留物の量:754mg/kg(大湯)など
- 色や味:無色透明 微硫化水素臭
日帰り(立ち寄り)入浴できる施設
大湯・麻釜の湯・真湯・秋葉の湯など外湯13ヶ所
営業時間 | 5~23時(12~3月は6~) |
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休館日 | 無休 |
料金 | 無料(日帰り入浴客は寸志) |
電話 |
0269-85-3155 (野沢温泉観光協会) |
web | https://nozawakanko.jp/about/hot_spring/sotoyu/ |
麻釜温泉公園「ふるさとの湯」(旧 温泉健康館のざわ)
営業時間 | 10~20時(受付19時半まで)冬期の一部は12~ |
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休館日 | 木曜(祝日時は翌日) |
料金 | ¥500 |
電話 | 0269-85-3184 |
web | https://nozawakanko.jp/about/hot_spring/day_trip/ |
野沢温泉スパリ~ナ(旧野沢温泉アリーナ)
営業時間 | 14~20時半(受付20時まで) |
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休館日 | 4~12月中旬の水曜 |
料金 | ¥700 |
電話 | 0269-85-4567 |
web | https://www.nozawaski.com/spa |
備考 | 露天風呂は水着着用・プールは夏季のみ |
料金や営業日時などは最新の情報でない場合があります。公式サイトやお電話等で直接ご確認ください。記載内容が正確でない場合も、施設に責任はなく、当サイトでも責任は負えません。
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