所在地 | 中信/小谷村 |
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最高地点の標高 | 1963m |
参考サイト | |
天気サイト | https://tenki.jp/mountain/famous100/3/23/172.html |
おすすめの季節 | 紅葉の10月が天候も良くベスト。ブナの芽吹きの6月は残雪がある |
雨飾山は、白馬村の北、長野県と新潟県の県境にある山で、日本百名山に選ばれています。その特徴的な名前に惹かれる人もいて、人気が高い山です。名前の通り、実際雨やガスが多いですが、そうでなければ眺望は素晴らしく、特に、山頂についたら日本海を望むことができるのも感動的です。ブナの木が多く、7月の新緑の時期や、10月の紅葉が写真のように素晴らしいです。
標高が低い割には険しく、岩場の急斜面もあり、また、雪の多い場所で、6~7月まで雪が残るので十分な装備と注意が必要です。登山道には、400m毎、11箇所に「1/11」などと書かれた標識があるので、それを目標に登れます。
雨飾山の長野県側には山小屋もトイレもないので、トイレが近い方は携帯トイレを持参してください。携帯トイレはキャンプ場でも入手でき、登山口近くに回収BOXがあります。
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
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歩行開始地点付近の地図
歩行開始地点までのアクセス
車
長野道安曇野ICから約2時間
- 八方尾根と同様に、安曇野アートラインから国道148号を走る
- 白馬村から小谷村に入り、左側に下里瀬温泉サンテインおたりを過ぎてトンネルを2つくぐる
- トンネルを出てすぐ「小谷温泉」の方に右折し、山道をひたすら登る。
- 小谷温泉の雨飾荘などいくつかの施設を過ぎ、看板の地図のある三叉路を「キャンプ場」方面に右折
- 突き当たりのキャンプ場の駐車場か、いっぱいならその手前の路肩に駐車
上信越道長野ICから約1時間半
- インターを出たら白馬長野オリンピック道路県道31号を白馬方面に行き、国道148号へ
- 後は上記と同様
公共交通 バス+徒歩
南小谷駅から約45分+50分
- 小谷村営バスで終点「雨飾荘」下車、そのまま登山口まで車道を歩く
コース案内
登山口~ブナ平(40分)
トイレをすませてから駐車場と小屋の奥の登山口から歩きます。最初に下りがあり、そこからしばらくは平たんな木道のハイキングコースです。清らかな小川が流れていて、ところどころ橋がかかっていて小川を渡ります。1ヶ所、小さな滝もあります。やがて「2/11」の標識があり、そこから登りになります。
だんだんブナの木が多くなります。ジグザグに登ると、「ブナ平」という標識のある広い場所があります。
ブナ平~荒菅沢(50分)
ブナ平は、美しいブナの巨木に囲まれていて、休憩に最適です。この当たりのブナも、鍋倉山のように、豪雪で幹が地面と平行に生えている木があります。ブナの根が露出して歩きにくい道をひたすら登ります。30分ほどで道が平坦になり、ようやく視界が開け、右手に巨大な谷が見えます。荒菅沢です。
荒菅沢~雨飾山山頂(1時間30分)
荒菅沢の左上には白い巨大な岩が見え、雨飾山が、高度の割にはスケールの大きい山であることを実感します。登山道はいったん下り、荒菅沢を越えて進みますが、美しく澄んだ沢は、休憩に最適な場所で、岩に腰を下ろしてお弁当を食べる人もたくさん見かけます。
沢を渡るとまた登りが始まります。ブナの木は減り、傾斜がきつくなります。特に、標識の7/11~9/11が、ロープの付いた狭い岩場の急な登りが多く、体力的にも厳しい所です。最後にハシゴを登って少し行くとクマザサの茂る平坦なコースで、夏はお花畑になります。楽な道ですが頂上まではまだ時間がかかります。
新潟県の雨飾温泉側の登山道への分岐を過ぎ、最後に100mほど急坂を登ると雨飾山山頂です!
雨飾山山頂~登山口(2時間半)
山頂付近からは、視界が良ければ、糸魚川市の町並みの向こうに日本海が見えて感動的です。ピークが2つあり、左側が山頂です。
帰りは元の道をたどりますが、急斜面を下ることになり、滑って足をくじくなどの事故が時々起きています。十分注意して下りて下さい。
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