映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯」と平和のための信州・戦争展

毎年長野県内を持ち回りで開催されている「平和のための信州・戦争展」が、今年は松本で開催され、行ってきました。
市民団体が展示・講演・コンサートなどいろんな企画を行い、今まさに大事な「戦争と平和」について知り、考えられるイベント。

今回は、前に中町でロケ現場を見た映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯」の上映もありました。

諏訪出身で、労働者と女性の権利のための運動を行い、戦前の治安維持法により25才で獄中死させられた方の壮絶な一生を、丁寧に演出、新人女優が見事に演じている完成度の高い映画です。ネット配信していないので、各地で上映会で見るしか無いのが残念。


展示では、ウクライナ・パレスチナに関するビジュアルや解説の他、台湾有事の可能性と日本が関わらないようにするための解説や、七三一部隊の完全な戦争犯罪が諸外国がデータを欲しかったために処罰されなかったことなど、けっこう勉強になりました。