毎年大阪の実家でお正月を迎えたのが、今年は信州で迎えてます。
お隣さんに「そう、今年は大阪に行かずに『お年取り』するだ?」と言われました。
この「お年取り」、信州独特の言葉と年末年始のカルチャー。
1/1ではなく、早くも12/31から親族が集まって飲みながら「歳取り魚」であるブリやおせちを食べるらしいです。
大阪では大晦日はまだ普通に食事して、「年越し蕎麦」を食べるぐらいなのに。
新しい年になると一歳年を取る、という数え年の考え方が今も残っていて、無事に年を取れることに感謝して誕生日のように祝う、ということでしょうか。
うちでも12/31はスーパーでいっぱい売っているブリを買い、ブリ大根を頂きました。
お年取りとブリ
お知らせ・その他2016.01.02
ほんとに、そうですよね。大いに共感します。
「いいね!」じゃ軽すぎる。「ほんまやで!」のボタンがほしい。
ぼくの職場での年末の会話。
信州の中でも出身にばらつきのある同僚の間で、「お年取り」に何を食べるのかという話題になりました。なんでも鮭が主役になる土地もあるとのことで。
ぼくが「いやいや、関西にはそもそもお年取りがないんですよ」と言っても、わかってもらえない。
「えっ、じゃあ大みそかには何をするんですか?」と異国人扱い。
それだけ信州に根付いている文化なのですね。
移り住んで15年経って、ぼくもお年取りがなければ新年を迎えられません。
子どもらにとっても、おじいちゃんおばあちゃんや、従兄弟とご馳走がいただけて、ワクワク待ち遠しいイベントになっています。
「お年取り」をされているんですね。
うちは職場はIターン者ばかりだし、12/31は例年大阪に行く道中で、実はやったことがありません。
一度どんなものかやってみたいぐらいです(と言ってもただ飲み食いするだけ?)