ミニ水力発電@上高地

上高地に、外国語のHPとパンフの打ち合わせなどで行き、日本山岳会の山岳研究所に立ち寄り、ミニ水力発電の設備を見せてもらいました。
上にある沢から、水道とともに、水力発電機のある建屋までパイプを引いています。
バルブを開けると、パイプからの水でケースの中の羽(タービン)が猛烈な勢いで回り、電球が付いて、出力メータの発電ワット数が上がる。
1KWぐらいまで発電できるようです。
太陽光とは違って、より原始的で、自然エネルギーの力が目に見えるし、24時間発電できます。
雨で水が濁るとパイプが詰まるので停止したり、大雨で土砂が取水口をふさいで掃除したりという話を聞いて、自然相手ということを実感。ドラマ「北の国から」で、水道と電気(風力発電)を引くのに苦労していた場面も思い出しました。
NPO「信州松本アルプスの風」等で普及させようとしているマイクロ水力発電は、もっと安価に水路や沢に直接タービンを設置するようです。
長野県は水力発電に適した地。原発がない代わりに、黒部ダムからマイクロ水力まで、いろんな水力発電で電力をまかなえる場所になればいいのですが。


ミニ水力発電@上高地」への2件のコメント

  1. 「上高地」…うらやましすぎてコメント書けなかった。水量豊富だからできる安全な発電ですね。温泉同様、パイプの掃除は大変だけど。台風による増水も、うまく泥やゴミを漉して発電に使えないかな?

  2. 仕事と関係なく行ってたらもっと良かったんですが。
    普段は泥やゴミが入らないような工夫がされてるけど、上高地の川は増水時は取水口ごと土砂にうもってしまう激しさだそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です