自宅のすぐ近くに、小さな「薬師堂」があり、前からここはどんな由来があるのかと気になっていて、行ってみました。
壁に書いてある由来を読むと、「平安時代に、病気になった源重之公が白糸の湯(美ヶ原温泉)に入って治癒したので、ここに薬師堂が建てられた」とのこと。
本当かどうかは定かでないが、源重之と言えば百人一首にも出てくる著名人で、この古びて普段立ち寄る人もないお堂が、そんな由緒正しい場所だったとはビックリ。
平安時代以降1500年、病気を治したい人たちが、あまた、仏様にすがってここでお参りしたのでしょうね。
薬師堂の横には、また地味な建物があり、そっちは「蚕影神社」。由来を読むと、蚕玉(こだま)様=蚕の神社で、養蚕が主要産業だった頃にお蚕さまの神様を祭った神社だったようです。
これまた長野県の重要な歴史文化遺産が、こんなよく通る場所にひっそりとあるとは。。
薬師堂と蚕神社
その他自然・田舎暮らし2011.06.21