東京TICと日本の観光案内所の不便さ

月曜は東京出張でした。
覚悟はしていたものの、東京は、あぁ、蒸し暑かった。暑い暑いと言っても、信州はやっぱり涼しいです。
仕事を終えてから、東京駅にある東京TIC(観光案内所)に立ち寄ってみました。
外国人旅行者が増え、国も力を入れているから、東京のTICはさぞ充実してるだろうと思ったら、そんなことはない。施設は写真のようにカッコよく、自由に使えるPCも何台もあっていいが、場所がわかりにくい。途中見た地図には位置関係だけあって行く道順が書いていなくて、日本人でも探しにくい。
久しぶりに秋葉原にも行って見たら、外国人は増えているが、街の案内表示は相変わらず外国語への対応が少なく、街がわかりにくいのは10年前と変わってないなぁとも思いました。
外国人旅行者に「日本で何が不便だったか」アンケートをすると、1位は案内標識。2位が観光案内所の場所。3位の英語の通じにくさよりもっと問題なのです。
外国人旅行客のためばかりではなく、日本に今必要なのは「わかりやすさ」だと思います。観光案内所は駅前にど~んとあるのではなく奥ゆかしい所にある。標識や地図はわかりにくい。東京など、電車や地下鉄は、どれに乗ればいいかさっぱりわからない。日本語も日本人も、自己主張があいまいでわかりにくい。日本の携帯は、iPhoneやBlackBerryに比べてわかりにくい、などなど。「わかりにくい国」日本。だから謎めいていて面白いところもあるでしょうが。


東京TICと日本の観光案内所の不便さ」への2件のコメント

  1. こんにちは
    「わかりにくい日本」
    なるほど。奥が深い言葉ですね。
     先週、浜名湖に行きました。途中の東名のSAに入りましたが、トイレの中にも、中国語、韓国語(?)、英語、日本語と使い方の表示がされていて、関西空港からの外国人の観光客が多いからなのかな?と思いました。
     改善が進まないのは、必要に迫られていないから、実感がないから、なのかもしれません。

  2. こんばんは。
    SAや駅のような場所は、多言語化されてきてますね。
    でも、町の中や、登山道の標識などが、多言語化が不足しているように思います。
    「わかりにくさ」も一つの文化なのかもしれませんが、例えば、住所と番地から、地図を見ながら場所を探せたりすれば、もっと旅行しやすい国になるでしょうね。

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