松本で2年に一度行われている「信州・まつもと大歌舞伎」を初めて見に行きました。
串田和美さんが松本にいて市民芸術館の監督をやっている間に、一度は見なくちゃソン、というところです。
歌舞伎はよくわからないことが多いですが(殺人なのになぜ正当化されて「祭り」で表現するのかとか)、伝統文化を現代の舞台芸術で串田さんが見事に見せていて、やっぱりすごい。
大阪の話なのにまったく変な大阪弁を使うのもよくわからないが、歌舞伎は江戸らしい芸能で、朝ドラで取り上げられた吉本や松竹のような大阪の芸能とえらい違うなあと思いました。
主演の中村勘九郎さんも終わりの挨拶で言っていたが、松本ではコロナの感染者数が少なく満席で公演ができ、リアルで拍手と手拍子で観客と役者が一緒に盛り上がれるのは、やっぱいいです。
まつもと大歌舞伎『夏祭浪花鑑』
映画・音楽・アート2021.06.20