昨日は典型的な春の雪で、長野市の方は降らず、松本で今年一番の積雪だった。信州で「上雪(かみゆき)」と呼ばれる雪である。ニュースでは20cmと言っていたが、うちの方では30cmぐらい積もった感じ。
大阪や東京にいた時は、雪に種類があるとは思わなかったが、信州に住むと、軽い雪/重い雪、パウダースノー/湿った雪などの区別と、その性質がわかるようになった。
春のなごり雪は、水分が多くて湿っていて重く、雪かきは重くて大変。でも、凍ったりせず、すぐ溶けるので、一生懸命雪かきしなくてもいい(真冬の道路上の雪は、雪かきしてきれいにしないと、凍っていつまでもツルツル滑る)。
また、固まりやすくて、雪だるまを作りやすい。くっつきやすいので、上の写真のように塀の上や木の枝にたくさん付いて、昨日の夜は、松本城のお堀の桜は、花が咲いたように真っ白になって美しかった。
なごり雪・信州では雪もいろいろ
その他自然・田舎暮らし2010.03.10