美ヶ原温泉街の変遷

引っ越して最寄りのバス停が変わったので、家から歩いて行って見た。その名も「美ヶ原温泉」という、温泉の中心地にあるバス停である。
温泉街を歩いて見たら、この何年かゆっくり来なかった間に、
・昔泊まった「圓庄」という旅館が「月の静香」に変わり、
・旅館が大きな老人施設に変わり、
・けっこう好きな店だった「Hobo」が空き家になっていて、閉店したらしく(残念)、
・新しいソバ屋ができ(美味しいというウワサを聞いた)、
・旅館「追分屋旅館」の向かいに、貸切風呂の建物ができ、聞いて見たら日帰りでも3000円で入浴できるそうだ。
すごい貫禄のあったHoboのオバサンはどこに行ったのだろう。「hobo」は、日本語の「ほうぼう歩き回る」とかの「ほうぼう」が英語になった言葉で、「放浪」とかの意味なので、また放浪の旅にでも出たのであろう。
子どもが小さい時によく行った温泉プール施設「ウエルネスうつくし」も老朽化し赤字経営で、なくなるかも、という話がある。その昔は、大人が温泉遊びをするための歓楽施設があったと聞いた。
万葉集の時代からあるという温泉地にも、時代の流れは容赦をしない。
写真は、旅館「芝浦荘」の美しい切妻屋根。


美ヶ原温泉街の変遷」への2件のコメント

  1. 私も里山辺の出身ですが、変わりましたよね。
    昔の風情がだんだんと消えていくのは忍びないです。
    浅間温泉といい、地元が廃れていかないよう、私たちも考えていかなければいけませんね。

  2. つっちぃさん
    コメントありがとうございます。
    11年前に来た時は、銭湯が3軒もあったのに、すべて取り壊されました。
    浅間温泉は、大宴会場のある巨大ビルの温泉宿が多くて、取り壊したくてもできないのでしょう。
    古いものを残しながら、時代に遅れずに対応して行くのは、頭を使わないといけないのだろうと思います。

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