今日は朝から税務署へ。確定申告の時期で、申告が必要な、サラリーマンじゃない人たちで、賑わっていた。
会社組織にしていると、年末調整で1年の税金を清算するので税務署に申告に行く必要はないが、会社から仕事をお願いした翻訳者やデザイナーの方は、源泉徴収しているので、1月末までに「支払調書」を作って提出しなければならない。
この源泉徴収っていう制度は改善の余地がある。
まず、何十人もの方に翻訳などの仕事を出している会社は、とても手間がかかる。会社の時間を使って税務署や個人の手間の代行をしているわけで、例えばアメリカにはこんな制度はない。
源泉徴収が義務づけられている意味は、本人が申告しなくても税金を取りっぱぐれしないように会社が代わりに徴収して収めるのだが、ちゃんとやっていない会社もあり、やらなくてもあまりお咎めはない。
主婦のアルバイトのように税金がかからない人でも、法律上は1円でも徴収することになっており、また、徴収すると、戻してもらうためには確定申告しなくてはいけず、しないと払い損になるのは、どう考えてもおかしい。
実際、払わなくてもいい税金を何万円も取られている人がたくさんいると思う。
確定申告と源泉徴収
会社・中町2009.01.30
