ごぶさたしてました。
信州とも仕事とも関係ないが、昨日までの4泊5日の韓国ソウル・スウォン訪問記を2回に分けて書きます。今日はグルメ編。
まずは、宮廷料理。南山(ナムサン)の国立劇場の1Fにある店「チハジャ」で食べました。
TVドラマ「チャングムの誓い」で有名になった宮廷料理は、朝鮮王朝の王様たちが食したもので、手がかかっていて高級。あまり辛いものがなく、日本人向き。
ただ、この店は味はまあまあ。人間国宝の先生から宮廷料理を学んだうちの妻の作ったものの方がおいしい。
さて、韓国と言えば焼肉ですかね。かの国では、カルビは、普通、骨付きです。
左が、ソウルから南に40分、世界遺産の都市スウォンのカルビ。スウォンカルビは、タレの味付けと量の多さで有名です。店は「ボンスウォン」。
右が、ソウルの有名店「ポドゥナムチプ(柳の木の家、の意味)」のカルビクック(カルビ鍋)。前日にカルビを出した残りの骨と肉を煮込んだもので、お昼限定30食で、1時間前から並んで整理券をもらって食べるほどの人気。実際、絶妙な味!日本で言えば、人気の割烹が昼に出す「鯛のあら煮」のようなものでしょう。
牛の骨のスープ、ソルロンタンです。漢字で書くと「雪濃湯」で、確かに雪のように白い。
インチョン空港に専門店があり、帰国出発前の空き時間に食べました。
次は麺。左が、カルグクスで、小麦粉をこねてカル=包丁で切った麺で、日本のうどんに近いので、旅の終わりに胃が疲れててアッサリした日本食が食べたい時にもお薦めです。「ウドン」という食べ物もあるが、どう間違ったか中華料理店のメニューで出ます。味も油っこいので、カルグクスの方が日本のうどんに近いです。ロッテワールドの近くの「ミョンドンカルグクス」で食べたが、写真のように、洗面器のような顔が洗える豪快なサイズのお椀で出て来ました。これで600円ぐらいで、安いですね。味もgood。
右は、トックポッギで、細長い餅(トック)を炒めたものですが、食べた店は名高い「マボックリムハルモニの店」で、ラーメンなどを入れてアレンジしてあります。数十年前、マボックリムという叔母さんが、貧しい学生がお腹一杯食べられるようにと始めた1軒の店が、今やシンダンドン(新堂洞)の町全体がトッポッギ屋街になったというサクセスストーリーです。安くて、今も学生でいっぱいで賑やかです。
夜のお酒は、韓国は焼酎や日本酒も美味しいですが、好きなのはマッコルリ。ドブロクのような日本酒の原酒で、発泡してます。日本でも最近出回るようになったが、日持ちしない飲み物なので、やはり、韓国で飲む方がずっと美味い!
右側にあるのは、何かの根で作ったおつまみで、健康食品。韓国は、今、健康的な暮らしを意味する"well-being"というキーワードで、居酒屋まで健康食ブームです。
最後は軽食とデザート。
左は、屋台で売っていたたい焼きの韓国版。韓国では「プンオパン」=フナ焼き。形も鯛焼きより小さく、1個30円ぐらい。味も、皮が薄くて柔らかくて少し油っこく、たい焼きとは似てかなり非なる食べ物です。
右は、かき氷なんですが、写真のように派手。インサドン(仁寺洞)のとてもお洒落なカフェギャラリーで食べました。
他にも、写真を取らなかったが、地元でも人気で、行列ができていたミョンドン餃子店の餃子もきわめて美味でした。
訪問記は、「街かど・名所編」に続きます。
韓国リポート~グルメ編
外国語・異文化・インバウンド2007.09.27
おいしいもの、た~くさん食べたんですね!
でも、太っていなかったかなぁ。
ミョンドン餃子食べてみたいです。
高麗人参も初めての味でした。
はい。た~~くさん食ベました。
見た目まったく太ってないとすると、体重の増加分はどこへ行ったんだろうか?
ほんとにちっとも 太ってなかった・・・うらやましい
でも み~んな 食べてみたい~
Nikonさん
韓国へのツアーも企画中です。ぜひ本場の味を食してください。
ただし、み~んな食べると体重は増えます。確実に。