本州・日本の中央の地

松本の浅間温泉にある薬師堂に、「本洲中央の地」という碑が、とっても地味~に立ってます。
本『洲』の字を見ても分かるように古そうで、根拠も書かれていませんが、何をもって「中央」とするかにもいろいろあり、全国に本州や日本の中央とシュチョーしている場所はあまたあるようです。
長野県内では、
長野市の西にある小川… 続きを読む

四月の雪

今朝、布団でのまどろみの中で、何か聞き覚えのある音が。
う~、うるさいな、あの音は、えーっと、確か、雪かき?
まさか?と思って起きたら雪が積もり、まだ降ってる。
昨日のカエルはどこかに避難してるだろうが、動けないチューリップは可愛そうに雪に埋もれ、でも、おかげで紅白のコントラストが見られた。
桜の咲いている… 続きを読む

春の雪


桜も満開というのに、最低気温0度の寒い朝。
雪が降って、新芽が出始めたミントの鉢や花が咲き始めた芝桜も「雪割り」状態です。
早春賦の「春は名のみの 風の寒さや~」がピッタリ。
十何年前には、5月の連休中に、松本市街地に雪が積もったこともあるとか。
ましてや、もうすぐ開山の上高地やアルペンルートなど、山は、また… 続きを読む

ランプの湯~高峰高原温泉

浅間山麓の標高2000mにある「雲上の温泉」高峰高原温泉
「ランプの宿」「ランプの湯」というフレーズがステキです。今はランプといっても電気のランプですが、かつては電気のない山小屋風の温泉宿だったようです。これぞ「日本秘湯を守る会」の会員。
長野県には、冬季車で行けず雪上車で行く宿があり、その不便さが逆… 続きを読む

奈良井宿


奈良井宿も、きわめて日本的で外国人にオススメの場所で、今回もとても喜ばれました。
まだ観光シーズン前だけど、けっこう観光客がいました。
奈良井宿の素晴らしいのは、「買わなくてもどうぞ入って見て行って」というお店が多いことです。
いくつかの古い建物は、200年近く前の天保年間(歴史で習った天保の大飢饉の)に… 続きを読む

小布施の町並み

地獄谷野猿公苑に行く途中、小布施に立ち寄りました。
子供の時以来でしたが、さすが、街作りの成功事例。
いろんなお店や施設がオープンで、通り抜けができ、小路でつながっているので、ぶらつく楽しみがあります。
中でも、桝一市村酒造場の市村さんとセーラさんが作ったお店が10店ほどもあってびっくり。
こんな人たちが松… 続きを読む

昭和初期の松本縄手通り


昨日に引き続き、昭和初期の絵はがきの画像で、松本の中心地の縄手通りと女鳥羽川です。
なくなってマンションになってしまった映画館の「中劇」と、今はカフェベーカリーとして経営されているパン屋&お菓子屋?の「開運堂スヰト」が見え、その向かいの、今は個性的な店が並ぶ川沿いはバラックが並んでます。
今から80年ほ… 続きを読む

島崎藤村の「山辺の湯」という文


島崎藤村の「三人」という小説の中の「山辺の湯」という文章を、浅間温泉の方にお借りした古い本の中で見つけました。
まさに今通勤している、松本の市街地から美ヶ原温泉へ至る道を、女性3人が乗合タクシーに乗って行く話。
惣社の分岐路とそこに今もある石のことが書かれ、最後に里山辺郵便局のところに来て、「それが山邊… 続きを読む

白樺細工ってすごい

松本地域の伝統工芸で、みすず細工以上にすごいと思うのが「白樺細工」。
雷鳥の羽や足の部分とか、これがあの固い白樺の木を手で彫ったものとは。。
昔美術の時間で、彫刻刀で指を切りながら悪戦苦闘したのを思うにつけ、これはほとんど神業だと思います。
最近は土産物としてあまりポピュラーじゃないのかもしれませんが、残… 続きを読む

みすず細工体験・長野県の伝統竹細工

松本城の入り口の松本市博物館で、市民コンシェルジュとのコラボで、みすず細工体験の講座がありました。
みすず細工は、松本で採れるクマザサの1種で作られてきた竹細工で、プラスチック製品に席巻されるより前の時代の松本地方の産業の一つで、海外に輸出までしていたとか。

博物館収蔵の、職人が何年もかかって作ったとい… 続きを読む