昭和初期の松本縄手通り


昨日に引き続き、昭和初期の絵はがきの画像で、松本の中心地の縄手通りと女鳥羽川です。
なくなってマンションになってしまった映画館の「中劇」と、今はカフェベーカリーとして経営されているパン屋&お菓子屋?の「開運堂スヰト」が見え、その向かいの、今は個性的な店が並ぶ川沿いはバラックが並んでます。
今から80年ほ… 続きを読む

島崎藤村の「山辺の湯」という文


島崎藤村の「三人」という小説の中の「山辺の湯」という文章を、浅間温泉の方にお借りした古い本の中で見つけました。
まさに今通勤している、松本の市街地から美ヶ原温泉へ至る道を、女性3人が乗合タクシーに乗って行く話。
惣社の分岐路とそこに今もある石のことが書かれ、最後に里山辺郵便局のところに来て、「それが山邊… 続きを読む

白樺細工ってすごい

松本地域の伝統工芸で、みすず細工以上にすごいと思うのが「白樺細工」。
雷鳥の羽や足の部分とか、これがあの固い白樺の木を手で彫ったものとは。。
昔美術の時間で、彫刻刀で指を切りながら悪戦苦闘したのを思うにつけ、これはほとんど神業だと思います。
最近は土産物としてあまりポピュラーじゃないのかもしれませんが、残… 続きを読む

みすず細工体験・長野県の伝統竹細工

松本城の入り口の松本市博物館で、市民コンシェルジュとのコラボで、みすず細工体験の講座がありました。
みすず細工は、松本で採れるクマザサの1種で作られてきた竹細工で、プラスチック製品に席巻されるより前の時代の松本地方の産業の一つで、海外に輸出までしていたとか。

博物館収蔵の、職人が何年もかかって作ったとい… 続きを読む

南アルプスの反対側~赤沢宿@山梨県

観光関連のサイト制作の打ち合わせで、山梨県の早川町という所を訪れました。
長野県から見て南アルプスの裏側で、日本で1・2番目に高い富士山と北岳が両方見える町です。
その中の赤沢宿という宿場町は、下栗の里の急斜面に木曽の妻籠宿があるような、すごいロケーションの宿場町。
雪の山に囲まれた、古い旅籠はたごの… 続きを読む

深夜の雪景色


多言語サイトの制作の締め切りで、雪の中を深夜2時半に帰宅した時の光景。
雪が降ると、黒い蔵の残る田舎の街は、モノトーンの世界になり、その中で赤い丸ポストが目立ちます。
いつもの通勤路は、真夜中で人っ子一人いない上にアスファルトも雪で覆われて見えず、雪の森を、そりかクロスカントリースキーで行くような錯覚に… 続きを読む

凍結した諏訪湖と富士山

諏訪湖で2年連続で御神渡りが見られた直後に暖かくなり、「今でも見られる?」という問い合わせがあるようです。
諏訪湖の氷は真ん中から徐々に解け、今は痕跡かそれとも新しいミニ御神渡りか?というような筋がわずかに見られるだけです。
それでも、広大な湖のまだ半分以上が白く凍結している様は美しく、上諏訪(諏訪湖の… 続きを読む

路面電車@松本

昔の浅間温泉の写真で、特にオモロイと思ったのがこの1枚。
のどかな田園の中を走っていた路面電車。
かつて松本駅から、浅間温泉の前のバスターミナル(今は住宅地になった)の辺りまで、15分間隔ぐらいで走っていたそうです。
信州にはない路面電車。富山では新しい路線が建設されたりで、観光にも役立ってます。
松本でも… 続きを読む

浅間温泉今昔・芸者

浅間温泉のHPのコンテンツを書くためにお借りした、昔の浅間温泉のパンフレット。
「山(マーク)の往きかへりに」とか「信州ノ別天地」とか、面白いです。
温泉地は、その時代の文化や、景気の変動をもろに受けているのだなあと感じます。
温泉での芸者遊びが人気だった頃は、浅間温泉に20軒近い置屋があり100人もの芸… 続きを読む

名古屋へ

昨日は、46歳で急死した知人の通夜で急遽名古屋に行って来ました。
大学時代の家庭教師の教え子で、その後も夫婦で付き合いがあり、信州が好きで家にも何度か来てくれたのに、もう会えないとは。
あり得ない。んなアホな。何かが間違ってる。
一人残された同級生の旦那と、何十年ぶりに会ったお母さんには、かける言葉も見つ… 続きを読む