灰焼きのおやきを初めて食べた。
それも、明科のウォーキングコースの横で、たまたま、地元の小麦粉でおやきを作り、これまた手作りの大きな釜の灰の中に入れて焼いている人たちを見つけ、体験までさせて頂いた。
信州の伝統食のおやきは、蒸したりフライパンで焼いたり揚げたり、いろいろ料理法があるが、昔ながらの灰の中に入れて焼くおやきは、今は保健所の許可が難しくてなかなか食べられないらしい(ホントかな)。
灰まみれのおやきを取り出した後、灰はどうするのか?
ただ払い落として食べるとは想像できず、水か何かで洗うんだろうかと思っていたが、小さな箒できれいに落ちるし、灰の味がかすかにして、これがまた美味しいという人も。信州だけかと思いきや、韓国でもそういう食べ方はあるらしく、他の地方でも昔は囲炉裏の灰の中にいろいろなものを入れて食べたのだろう。
おやきは北信地方の食べ物だが、中信地方でも北信に近い明科でも、米が作りにくく、粉もんのおやきを今でも作るという理屈付きのローカルフードなのである。
焼くのが45分もかかるスローフード、パリパリの皮で美味しかった!!
灰焼きのおやき
郷土食・食材2009.10.12
おやきって本来はこれですよね。
今は灰が貴重なことと
灰が汚いと思われていることが残念。
前に子供が小学校で教えてもらって「おやき」を作る時に確か蒸していたので、蒸すのになんで「おやき」というんだろうと思いました。
やっぱり焼くのが本来なんですね。
明科でおやきを作られていた方は、きれいな灰を作るのに努力されてるようでした。
ずっと前 明科ご出身の方からいただきました。
灰焼きおやき
すっごく美味しくて未だに忘れられません。
中におからの入ったのが 一番美味しかったです。
どこで売っているのやら 全く分からなくて・・・
ホント 食べたいです!
もりひめさんの方面なら食べられるんだと思ってました。
ネットで見たら、灰焼きは、明科、大町の八坂、池田など一部でしか売っていない、貴重なものなんですね。
焼いていた方たちは「おやき」と言わず「焼きもち」を焼くと言っていて、最初何の話かわかりませんでした。