新まつもと物語の会合で、町を活性化させるためのいろんな話をした後、そこで話に出た屋台風の店が集まる「はしご横丁」に立ち寄った。
ここは、松本の古くからの歓楽街「うら町」の1画にある。この「裏町」という地名は、'70年代の早坂暁脚本・深町幸男演出のNHKの名作「夢千代日記」のような世界をほうふつとさせ、松本にIターンした時にとても気に入った。
はしご横丁は、多様な文化と歴史のあるその裏町が、不況と車社会などで客足が減ったのを何とか活性化させようと地元の人たちが数年前に始めた。松本の中心街から少し遠く、PR不足もあって、なかなか目論見どおりに行っていないが、昨日は、グラスを傾けてつまみをつつきながら信州人らしく議論を戦わせる人の姿が目につき、いい雰囲気であった。
昨日は、その「はしご横丁」の真ん中あたりにある旅屋(Tabiya)で飲んだが、マスターは29才で愛想が良くなかなかのイケメン。店はコの字型のカウンターがいい雰囲気。居酒屋風バーで、ギネスなどいろんな美味しいドリンクが飲め、安いし、気軽に立ち寄って損はないです。
はしご横丁(松本市裏町)
飲食店:松本2007.05.24