夏の間「緑のカーテン」として活躍したヘチマ。
一株で10本以上も採れた実を、ネットで見つけた「煮沸する」という方法で、見事なヘチマたわしができました。
細かい繊維が美しく縦と横に絡み合っていて、まさに自然の造形美の不思議。
娘曰く、「昔の人は、こういうのを造る力を見て、世界のある場所では「神」と呼び、ある場所では「仏」と呼び、ある場所では「自然」と呼んだんだろうなぁ。」
申し訳ないと思いながら茎を切ってペットボトルに差し込んでヘチマ水を取ると、二日でペットボトル1本分のヘチマ液が採れました。
このヘチマ、春先に苗を植えたら寒波でほとんど枯れかけてあきらめていたのに、驚異的な生命力でブドウ棚いっぱいに生い茂ったのをみると、植物も、若い時に試練があれば強くなるのかもしれません。
ヘチマ・ヘチマたわし・ヘチマ水
花・植物2010.10.12