外国人が間違えやすい日本語

昨日の新まつもと物語多言語チームのホームパーティで出た話題。
外国人が間違えやすくて、ちょっと間違えるととんでもない笑い話になってしまう日本語の例です。
・「あの人は、みじめな人だ」←「あの人は、まじめな人だ」と誉めたかった。
・「可愛そうなお子さんですね」←「可愛いお子さんですね」と誉めたかった。「楽しそう」のように日本語は形容詞に「そう」を付けることが多いので、よく間違えやすい。
・我が子に「早くパンツかぶって!」←「早くパンツはいて!」のつもりだったが、本当にかぶると変態になってしまう。英語は"put on"で済むのに、日本語は「着る」「はく」「かぶる」「(手袋を)はめる:「(メガネを)かける」のようにややこしい。
・(確かオースマン・サンコンさんの失敗談)混んでいるバスで、目的地に付いて、降りたい時、「降ろしてください」と言うつもりが「ころしてください、ころしてください!」と叫んだ。
・「そのパン、ふたり下さい」←「ふたつ下さい」だが、日本語でものを数える時に後ろに付ける言葉「助数詞」は、覚えるのが大変。日本人も「鳥3匹」のように、間違えやすい。
・(妻が料理を教える時に間違えて爆笑した)「さあ、チンピラごぼうを作りましょう」←「キンピラごぼう」の1文字違い。
自分も海外で言葉を間違えて使って笑われたことは何度もあります。言葉というものは間違えやすい、意味が伝わればいいんだと、多目に見る(この漢字で良かったっけ?)心が必要です。


外国人が間違えやすい日本語」への4件のコメント

  1. 私は日本人なのにニホンゴをよく間違えます。
    あ、おまつりだ(おまわりだ、と言いたかった)
    昨日入浴したんですが(予約した、と言いたかった)
    笑ったよ(洗ったよ、と言いたかった)
    外人さんが間違えても仕方ないですね。
    ニホンゴ、ムズカシイ。

  2. アハハハハ。
    おまつりとか、どれも本来の言葉より楽しくていいです。
    日本語は、濁音の有無も間違えやすく、「ハケ」と「ハゲ」とか濁音でまったく違う言葉になるものも多いですね。

  3. もう1つな間違えやすい日本語:
    自分が日本語を習い始めていたころ、赤ちゃんがいる知り合いに「赤ちゃんはお母さんからの牛乳を飲んでいますか」と聞きました。「うちの妻は牛じゃないぞ」と言われちゃった。英語で「牛乳」と「母乳」の両方とも"milk"なので、日本語で別々になるって始めて知った。恥ずかしかった!

  4. Tyler (平) Lynchさん
    なるほど。母国語では区別しないのにその国の言葉では違うのも間違えるパターンですね。英語で「帰る」の意味で"go back"と"be back"を間違えて使って逆の意味になってしまったことがあります。
    妻は、日本語の「(非生物が)ある」と「(生物が)いる」をよく間違えます。

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