年賀状:日本的なシステム

今年も年賀状を個人で40枚、会社で40枚ほど頂いた。ありがとうございます。
この年賀状というシステム、考えてみると、巧妙でもあり、異様でもあり、きわめて日本的である。
国の機関(今は民営化したが)=お上が発売する、同じ形、デザインも表はほぼ同じの画一的なものを買って、同じような決まり文句も書いて、同じ時期にいっせいに出す。届いた後も、同じ時期に日本中の家庭でくじ引き。
1億人が一人平均10枚として10億枚。
たぶん他の国にはない。欧米や韓国などではXmasカードを出すが、むろんお上が発売するわけではないし、いろいろな形があり、来る時期もバラバラ。
中国には年賀状があるが、これもXmasカードのようにバリエーションがある(たぶん)。
でも、会社で20代の人に聞くと、紙の年賀状は1枚来ただけで、あとの知り合いは全部メールだとか。
何十年か先には、「おじいちゃんの若い頃は、年賀葉書というものがあって、年賀状を紙にいちいち書いて送ってたんだよ。」とか話すようになったり!?


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