所在地 | 中信/安曇野市(山頂は岐阜県松本市との境界) |
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最高地点の標高 | 2857m |
参考サイト |
http://www.mt-jonen.com/ (常念小屋) |
天気サイト | https://tenki.jp/mountain/famous100/3/23/163.html |
現地ライブカメラ | https://www.northalps.net/#outline__6 (槍ヶ岳山荘東側から見た常念山脈) |
おすすめの季節 | 6~10月が一般的な登山シーズン |
常念岳は、松本・安曇野地域からよく見えるピラミッド型の整った山容で、地元では親しみを込めて「常念」と呼ばれます。
全国的には知らない方も多いですが、北アルプス山系の百名山であり、早朝に登り始めれば日帰り登山も可能な山として人気があります。
難易度や危険度もそれほど高くないですが、山容の通り、富士登山のようにアップダウンがないひたすら長い登りなので、スタミナが必要です。
常念岳単独の登山ルートは、安曇野の「一ノ沢」登山口から登るのが一般的です。蝶ヶ岳への登山口でもある「三股」から「前常念岳」経由で登るコースもありますが、難易度が高いです。
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
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歩行開始地点付近の地図
歩行開始地点までのアクセス
車
長野道安曇野ICから約1時間
- 長野道安曇野ICから直進し、県道310号へ
- 右手にスイス村、続いて「安曇野の里」を見ながら道なりに
- 柏矢町駅ロータリー手前を左折し線路を渡り県道309号線を道なりに
- 常念岳登山口・穂高カントリークラブ・穂高ビューホテルなどへの看板を目印に進み、林道に入る。
- 登山口手前1kmに無料の駐車場が2つあり、その先はマイカーは通行止め(タクシーは入れる)なので、20分ほど歩く
お盆や秋の連休などの混雑期は、駐車場が混雑するため、手前の「第2駐車場」に停める必要があるかもしれません。
公共交通 タクシー
穂高駅から約45分
料金約5000円。帰りは要予約
コース案内
一の沢登山口~山の神~胸突き八丁開始(3時間)
登山口には山岳指導所があります。登山者カードを出して、トイレをすませておきましょう。登り始めるとすぐに、山の神の鳥居があります。
「一の沢」という名前通り、登山道は、沢沿いにあり、水の音がし、樹木も多くて気持ちがいいです。水場のある「王滝ベンチ」や、何度か橋を渡ります。
傾斜は、最初の内はなだらかですが、徐々に厳しくなります。木の階段を過ぎ、視界が開けると、「胸突き八丁」と呼ばれる、常念登山道で一番厳しいルートが始まります。
胸突き八丁~常念乗越(1時間)
言葉通りキツイ「胸突き八丁」をゆっくりとジグザグに登ります。
途中いくつかあるベンチや標識に、休息と勇気をもらいながらがんばりましょう。ここから上は、雪が7月頃まで残り、10月には冠雪することもあるので注意して下さい。
最後に右にカーブする登山道を登り切って稜線の「常念乗越」に出ると、眼前に槍ヶ岳とその左に穂高連峰がバ~ンと現われます。この地点の感動が、常念登山の一番の醍醐味です。
常念乗越~常念岳山頂(1時間半)~一の沢登山口へ下山(4時間)
常念乗越の奥へ少し下ると山小屋の「常念小屋」があるので、小屋の脇にリュックを置かせてもらい、必要なものだけを身につけて、左側に見える常念の山頂を目指します。常念岳登山は、ここからが思ったよりハードです。常念乗越までの行程で体力や時間を消耗し尽くした場合は、登るのをあきらめて引き返すのも賢明な策かもしれません。
途中で振り返ると、横通岳とその奥に大天井岳の絶景が望めます。
岩場をまたジグザグに登り、三股や前常念岳からのルートとの合流をやり過ごすと、いよいよ常念岳山頂です。
山頂からは360度のパノラマが望めます。好天なら、北穂・前穂・奥穂・涸沢・白馬・立山・剣岳など北アルプスの山々と、遠くに、妙高、浅間山、御岳山、中央・南アルプスなど長野県じゅうの山の他、白山、富士山まで見えます。
下山は同じコースをたどりますが、胸突き八丁までの急な斜面は事故や負傷をしやすいので、十分注意します。
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