所在地 | 中信/安曇野市 三郷 |
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最高地点の標高 | 2194m |
参考サイト | |
天気サイト | https://tenki.jp/forecast/3/23/4820/20220/10days.html (安曇野市の天気) |
おすすめの季節 | 春の新緑や秋の紅葉が素晴らしい。眺望はあまりないが,その分夏は直射日光を避けられる。 |
鍋冠山は鍋の底のような丸い形から名付けられた山で、松本からもよく見えますが、金松寺山と同様、あまり注目されません。展望は、登山道も山頂も木が茂っていてあまり望めませんが、三郷スカイライン終点手前の展望台や鍋冠山山頂の手前のあたりから安曇野・松本・美ヶ原が見渡せ、好天の早朝なら綺麗な朝焼けが見られます。
登山客は少なく、木々のおかげで夏場はあまり日焼けせずに登れますし、森林浴を兼ねた軽登山コースとして穴場と言えます。三郷スカイラインや登山道には、アカマツ・カラマツ・白樺の他、いろいろな木があり、春の新緑や秋の紅葉時は見事です。木が好きな人にはおすすめです。なお、鈴やラジオ等のクマ対策がある方が良いでしょう。
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
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歩行開始地点付近の地図
歩行開始地点までのアクセス
車
長野道松本ICから約45分
- インターを出て国道158号を上高地方面に進み、「新村」交差点を右折、梓川を渡り安曇野市(三郷)に入り、
- 左側にスーパー「ザ・ビッグ」を過ぎて2つ目の信号を左折し、道なりに行けば三郷スカイライン(と言っても無料の普通の道路)に入る。
- 20~30分登坂すると左にトイレ・水道・地図があり、その手前右に展望台がある。さらに少し行くと舗装道路が終わり、左への道と、直進する狭い林道への入り口に分岐している。
公共交通 タクシー
JR大糸線一日市場駅から約30分
コース案内
林道入り口~車止め~冷沢登山口(約1時間)
車をトイレの所か分岐点の右側のスペースに止め、狭い林道を歩きます。車高の高い車であればさらに車止めまで入ることも可能ですが、歩いても20分ぐらいで、周囲の山や安曇野の風景が良いので、歩くことをおすすめします。車止めから先も、特に新緑や紅葉の時期は素晴らしい眺めです。
冷沢登山口~林(約10分)
歩行開始地点から計1時間ぐらい歩くと右側に写真のような標識があり、ほんの少し先に右に原っぱがあります。標識の「大滝山」の方向に細い道を少し下に下る必要があるので、見落とさないように注意してください。林道をそのまま真直ぐ行ってしまうと別の方向に行ってしまいます。
冷沢は、江戸時代初期に、当時乾燥地だった安曇野を灌漑するために作られた歴史的な用水路で、今でも使われているようです。取水栓と案内板があります。細い登山道を、左下に水の音を聞きながら、川上方向に進みます。
林~鍋冠山頂上(約1時間半)
すぐに林間コースとなります。木に囲まれて展望はほとんど望めませんが、大木が多く、倒木の上に生えている若い木に感心したりしながらの森林浴を楽しみめます。ところどころ登りがきついので、倒木の上に腰をかけて休憩するのもいいでしょう。
途中数ヶ所で右側に展望が開け、下に安曇野、正面にチラッと常念岳の山容が見えます。鍋冠山の頂上は、右側にとても小さな標示板があるだけです。頂上でも、残念ながら、木にさえぎられて展望は望めません。
なお、さらに進むと「八丁ダルミ」と呼ばれる平坦なコースやお花畑を通って大滝山に登れ、登山のメッカである穂高や槍ヶ岳も見られますが、山頂まで往復4時間程度かかるので、本格的な登山となります。
鍋冠山頂からの帰りは元来た道を忠実にたどり、2時間ほどで歩行開始地点に戻れます。
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