所在地 | 中信/松本市安曇 |
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最高地点の標高 | 1590m |
参考サイト |
http://www.tabinet-jp.com/trek/04norikura.html (たびネット信州) https://norikura.gr.jp/visit/outdoor/#anchor-trekking (のりくら観光協会公式サイト) |
天気サイト | https://weathernews.jp/onebox/36.120925/137.62468...c6204bd4955cf2cac84e87c9da7b6861be3b9db605114174 |
現地ライブカメラ | https://www.sizenken.biodic.go.jp/view_new.php?no=85 (乗鞍高原からみた乗鞍岳) |
おすすめの季節 | 春の水芭蕉,夏の避暑,秋の紅葉。冬はスノーシューも可能 |
乗鞍高原は、北アルプス乗鞍岳3026mの東側の裾野に広がる高原です。乗鞍の北側に位置する上高地と違い、高原まではマイカーで入れる上に高低差もあまりなく、小さいお子さんからお年寄りまで運動靴でも歩け、ファミリー向けです。そのため多少観光地っぽい雰囲気もありますが、白樺林・高原植物・清流のせせらぎ・池・滝と、多彩な自然を満喫できます。中でも一ノ瀬園地のミズバショウやレンゲツツジ、高原の紅葉は、乗鞍岳の眺望をバックに、写真家にも人気です。新緑の中に数々の花を見られ、避暑にもなる初夏も最高です。
乗鞍高原の散策コースはたくさんありますが、ここでは、宿泊客でなくても温泉やレストランなどを利用できる「休暇村乗鞍高原」を起点として、牛留池・あざみ池・一ノ瀬園地・善五郎の滝をたどるコースをご紹介しますが、「休暇村」以外を起点としたり、ご紹介するコースの一部だけを歩いたり、いろいろなバリエーションが可能です。各ポイントは近くまで車が入れるので、車・タクシー・夏と紅葉の時期に走る乗鞍高原周遊シャトルバスを利用することもできます。
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
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歩行開始地点付近の地図
歩行開始地点までのアクセス
車
長野道松本ICから約60分
- 途中まで上高地に行く道と同じ。長野道松本ICより国道158号線を「上高地」方面に入り、道なりにずっと進む。
- 途中、入山トンネル内の分岐は右方向へ(道なり)
- 奈川渡ダムを過ぎて3つ目のトンネルの出口すぐの「前川渡」を左折
- 橋とトンネルを渡り道なりに走り、ペンション街を通り過ぎて数分走ると左手に「休暇村乗鞍高原」と駐車場がある。
東海北陸道飛騨清見IC(岐阜県高山市)から約80分
- 国道158号線を東に進み、安房トンネルを通り、山吹トンネルを過ぎて左折して県道白骨温泉線→ 白骨温泉→上高地・乗鞍スーパー林道(有料)を走る。
- 上高地・乗鞍スーパー林道の出口を右折して数分走ると左手に「休暇村乗鞍高原」と駐車場がある。
公共交通 電車+バス
松本駅から90分
コース案内
休暇村裏~牛留池~あざみ池(40分)
「休暇村乗鞍高原」前の駐車場に向かって右に牛留池に通じる道があります。池まではわずか5分で着き、500mの周回コースを針葉樹の大木やTVで有名になった根曲がり松を見ながら右か左に半周すると、池の反対側に小屋があります。そこから、池面に逆さに映る乗鞍岳を撮っている写真マニアの方をしばしば見かけます。
そこから奥に続く「口笛の小道」を30分程下ると、やはり乗鞍岳が美しく見えるもう一つの池、あざみ池に着きます。
あざみ池~一ノ瀬第2食堂(20分)
あざみ池から先は、4月中旬~5月中旬なら雪解けの清流の中に咲く水芭蕉が見られます。また、この一帯は、6月下旬~7月に、レンゲツツジ・スズラン・クルマユリなどが咲き乱れます。あざみ池から左に折れて「小梨の小径」を歩くと、一ノ瀬園地と呼ばれる一帯です。夏には牛も放牧されています。やがて、高原のソフトクリームが人気の「一ノ瀬第2食堂」が見えて来ます。
一ノ瀬園地にはサイクリング専用の道もあり、レンタサイクルやマウンテンバイクで回るのもいいでしょう。
一ノ瀬第2食堂~オルガン橋~善五郎の滝~休暇村(1時間30分)
食堂の横には林道があり、夏と紅葉の時期なら乗鞍高原周遊シャトルバスも停まります。林道でなく、遊歩道「白樺の小道」を、白樺林や小川のせせらぎを楽しみながら歩きましょう。途中「オルガン橋」(オルガンにはあまり似ていませんがどうしてこんな名前が付いているんでしょう?)を渡り、さらに遊歩道を進むと、美しい善五郎の滝に着きます。手前の滝見台に立つと、滝のしぶきで涼しく、背景には乗鞍岳がそびえ、滝に虹がかかった姿を見られる時もあり、最高です。深呼吸して、乾いたのどに自然のうるおいを与えてあげましょう。
滝の手前から、遊歩道づたいに休暇村裏の歩行開始地点に戻れます。
畳平~乗鞍岳山頂登山(オプショナルコース、畳平までバス往復2時間+徒歩往復3時間)
休暇村からさらに先に、日本で最も標高の高い所にある道路、乗鞍エコーラインがあり、標高2702mの畳平駐車場まで車で行けます。ただし、三本滝から先は、’04年から自然保護のためマイカー規制が実施されており、シャトルバス(往復3000円)・観光バス・タクシーのいずれかで行くことになります。畳平からは、3026mの乗鞍岳山頂まで、往復わずか3時間程度で登れます。とは言え、天候が急に悪化すると危険なのでそれなりの服装と靴が必要です。山頂登山の備えや脚力がない方は、駐車場の近くのお花畑を散策して楽しむこともできます。
畳平の手前に、8月中旬頃までサマースキーや雪遊びのできる大雪渓もあります。
+α情報
冬の乗鞍・春の「雪の壁」
乗鞍高原にはスキー場があるため、冬でもスタッドレスタイヤやチェーンがあれば通行できます。休暇村にはすぐ横にゲレンデがあり、良質の雪をスキーやスノーボードで楽しめます。スノーシューも休暇村でレンタルでき、牛留池などにスノーシューや長靴で雪上散歩が可能です。クロスカントリー・バックカントリーのコースもあります。
乗鞍岳山頂に向かう乗鞍エコーラインは開通期間が7~10月だけですが、開通前の5月中旬~6月は、春スキー・登山客向けの春山バスが位ヶ原まで1日1本運行します。その期間の6月中旬頃までは、道路を歩くと、立山黒部アルペンルートの雪の大谷ウォークのような、5~10mの雪の壁の間を歩いて体験できます。乗鞍のこの雪の壁は、アルペンルートほど知られていませんが、ずっと安く手軽に珍しい「雪の壁」を体験できるのでお薦めです。
乗鞍高原の公式新着情報
乗鞍高原や
周辺で行われるイベント
乗鞍高原スノーシューレンタル・ツアー
スキー・スノボができない人も、簡単に雪原ウォーキングを楽しめる | |
時期 |
年により12月下旬~3月下旬の一部の日 2024年12月21日~3月31日 |
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乗鞍岳雪の回廊
時期 |
4月下旬~6月 |
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三本滝・善五郎の滝の氷瀑
高さ20m | |
時期 |
1~3月 |
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近隣のおすすめ
スポット
キャンプ・ジップラインなどアウトドア施設
一ノ瀬園地の東にある乗鞍BASE(旧「いがやレクリエーションランド」は、星空の下の自然の中のキャンプを満喫できるオートキャンプ場の他、ジップライン・マウンテンバイク・釣り等が楽しめる広いアウトドア施設です。
ダム
松本からの車でのアクセスの途中に、黒部ダムのような迫力を手軽に感じられる奈川渡ダムがあります。上高地のページ内でご紹介しています。
上高地にも近いので、上高地より安い宿の多い乗鞍高原で1泊して、2つのスポットをセットで楽しむことも可能です。
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