ハイキング・登山

志賀高原 大沼池・四十八池(池巡りコース)

晩秋の大沼池
ブログ「お宝温泉物語by地域ジオ資源研究会」0.3%の奇跡「お宝温泉」は、湯船で還元力の高いお湯に浸れる温泉です。信州はお宝温泉の宝庫です。全国・世界に広め、地域の活性化につなげましょう!1話:ブログの全体像と16話:全国のお宝温泉(16選)からどうぞ
高原・湿原湿原森林浴・街道歩き
歩行時間 3時間
レベル
所在地 北信/山ノ内町
最高地点の標高 約1900m(四十八池付近)
参考サイト
天気サイト
現地ライブカメラ
おすすめの季節 残雪の消える5月中下旬~秋。ワタスゲなどが咲く初夏か紅葉時がベスト

志賀高原は、長野市の東、群馬県に近い場所に広がる高原地帯で、古くからの一大リゾート地です。冬は、長野県最大のスキー場地帯になりますが、夏の高山植物や秋の紅葉もすばらしく、いくつかの湖沼があり、ハイキングコースがたくさんあります。交通の便も比較的良く、車でなくてもアクセスできます。開発はされていますが、まだまだ自然が残っていて、国内に数ヶ所ある「ユネスコエコパーク」にも指定されています。
ハイキングコースの中でも一番のお薦めが、神秘的なエメラルドグリーンの大沼池や高山植物の咲く四十八池まで歩く「池巡りコース」です。車道から離れて奥まで入るので、静かに自然の中のハイクを楽しめます。ガイド付きのツアーも行われていて、「うるわしの森 志賀高原」として森林セラピー基地の認定コースでもあります。
ここでは、ややアクセスのしやすい大沼池入口→大沼池→四十八池と歩き、硯川まで行くか大沼池入口に戻るコースをご紹介しますが、逆向きに硯川→四十八池→大沼池と歩き、大沼池入口に行くか硯川に戻るコースでもいいでしょう。

!ご注意
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
記載してある内容で事故などの問題が発生しても、当サイトでは一切の責任や賠償を負いません。記載内容の一部が古かったり正確でない場合も、管理している施設等に責任はありません。

歩行開始地点付近の地図

歩行開始地点までのアクセス

上信越道信州中野ICより約40分

  • インターを出てそのまま志賀中野有料道路(2021年時点で100円で割引通行可)で、または右折して県道29号(フルーツライン)経由で七瀬交差点から、国道292号を走る
  • 湯田中温泉の標識などを左手に見ながらまっすぐ走ると、徐々に山道になり、志賀高原に入る
  • ホテルが立ち並ぶ「蓮池」の複雑な交差点を、一ノ瀬・高天が原・奥志賀高原方面へ直進
  • トンネルを抜けて少し行くと、右側に駐車場とトイレがある

公共交通  バス

湯田中駅から約40分または長野駅から約1時間半

  • 長野電鉄湯田中駅から長電 路線バス奥志賀高原行きに乗り、大沼池入口バス停下車
    または、長野駅東口から長電 急行バス奥志賀高原行きに乗り、蓮池バス停で上記路線バスに乗り換え、大沼池入口バス停下車

コース案内

大沼池ハイキングコース入口~大沼池池尻(約1時間)

大沼池ハイキングコース入り口

トイレをすませ、トイレの奥から右の車道に入って少し行くと右手に大沼池へのハイキングコースの入り口があります。そこからは、車も通れるダートの道ですが、実際車はほとんど通らず、歩きやすいです。やや単調なゆるやかな登りを歩くと、途中、左側に美しい白樺の林の谷が見えます。そして入り口から1時間で眼前に大沼池が現われ、その美しさに感歎します。

大沼池池尻~四十八池(約1時間)

池沿いの遊歩道から見る大沼池

ここが「大沼池池尻」で、池の左側に、歩きながら時折池が見える素晴らしい遊歩道があります。大沼池は、コバルトブルーとエメラルドグリーンの中間のような湖水で、美しい池ですが、強酸性のため、魚は生息できないそうです。
歩くにつれて対岸の池の中に鳥居が見えて来ます。青い水の中に立つ赤い鳥居は、美しく幻想的です。黒姫山の由来の「黒姫伝説」に出て来る大蛇を奉った「大蛇神社」です。
やがて道は山道となり、大沼池の岸辺に下ると、「こんな所に!」という感じの立派なレストハウスとトイレがあり、食事もできます。時間がなく、大沼池だけを見る場合は引き返します。四十八池も見る場合は、ここからは狭く急な山道を登り、シラビソなどの茂る林の中を歩いて行きます。レストハウスから40分ほどで四十八池に着きます。

四十八池~裏志賀山・志賀山(オプショナルコース)~硯川(リフト乗車で約50分。裏志賀山・志賀山コースは+約1時間20分)または四十八池~大沼池池尻~逆池~大沼池ハイキングコース入口へ戻る(約1時間30分)

四十八池の遊歩道

正面に鳥居が立つ分岐点をまっすぐ行くと志賀山(2037m)に登る遠回りのコース、左に折れると池沿いの木道を通る近道のコースで、いずれも、最後に夏山リフトに乗るか徒歩で、「池巡りコース」の反対側の出入り口でバス停やホテル群がある硯川すずりかわに出ます。志賀山コースは軽登山となりますが、裏志賀山から眼下に大沼池が美しく見下ろせます。四十八池や、夏山リフト手前の「渋池」付近は初夏に白いワタスゲが咲きます。
四十八池を見て引き返し、出発地点の大沼池入口バス停に来たコースを逆に戻る場合は、帰路の途中、大沼池池尻から40分ぐらいで右に折れると、登山道を通って「逆池」の横を通り、「大沼池ハイキングコース入口」とは違う出入口で車道に戻ります。

2010年10月24日ハイキング時の情報です
2022.09.23 更新

志賀高原 大沼池・四十八池(池巡りコース)の公式新着情報

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#志賀高原
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binding: flux_japan CVLTD
boots: burtonjapan  DRIVER X#スノーボード
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#感謝のスノーボード
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#志賀高原
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春の雪と空の中で
またひとつ
少しずつ進んでる感覚
それが今、とても心地良い🌸💙#shigakogen
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「地獄谷野猿公苑において出生数が増減する現象を考察する 後編」こんにちは、Kiyoです。
前編からの続きです。さて、野生動物の出生率は自然界の豊凶の影響を強く受けます。
ニホンザルに限らず、クマやカモシカも同じです。極端な豊凶の傾向を見せるブナが森の女王と呼ばれるのは、自らの豊凶によってブナ全体の生態系のバランスだけでなく、森の動物たち全体の出生バランスまでもコントロールしているからです。
ツキノワグマなどは特にはっきりとブナの豊凶が妊娠率、出生率に影響します。なので、ブナが大凶作の年の翌春の出生率はすべての野生動物において出生数の減少傾向が見られ、その反動で翌年は増加傾向を示します。
ごく当たり前自然の摂理ですね。
しかし、ブナに限らず、森の樹の実が見事に毎年豊凶を繰り返す、などということはなく、定年ごとに大凶作の年、大豊作の年などはあるものの、それ以外は平均的な結実傾向で、野生動物たちも平均的な出生率を示します。さらに、人工給餌に強く依存していて、毎日、日中のすべての時間を野猿公苑で過ごす餌付け群のサルたちは、自然界の豊凶の影響はあまり受けないはずです。
秋に山が凶作ならば公苑にくれば栄養価の高いエサを得ることが出来るからです。地獄谷野猿公苑で私が職員から聞いていた、
「去年出産したサルは秋に発情しないから、今年は産まない」
は確かにそのとおりで、そこに疑問はありません。
私が疑問に感じるのは、
「去年たくさん赤ちゃんが生まれたから今年は少ないんですよ。毎年出産数は増減を繰り返すんですよ」
の部分です。
なぜ安定した給餌を受けながら毎年このような増減を繰り返すのか?
年によって若干の増減はあったにせよ、それは長い年月の中で自然に平均化されていくのが普通です。自然群では見られない、地獄谷野猿公苑の毎年出生数の増減を繰り返す現象は、なにか人的要因によるものだろうか?例えばひとつの仮説をたててみましょう。
今、日本全国で里山の野生ニホンザルの増加が問題視されています。
その中で特に野猿公苑が餌付けしている群れの膨張は容認出来ないレベルに達していて、環境省から頭数を減らすように強く指導を受けている状況です。野猿公苑はなんとか頭数を減らそうと努力しています。自然界の豊凶がすべての野生動物たちの出生率に大きな影響を与える、と前述しました。
それは野猿公苑にもそのまま当てはまることで、例えば給餌の量を前年比40%まで落とせば、それは翌年の出生率にはっきりと影響が出るでしょう。
私はまずそれを考えました。
前年に予想以上に出生してしまった場合、エサの量で翌年の出生数を減らすようにコントロールしているのだろうか?
それは十分考えられることですが、しかしさらにその翌年また増えてしまうのはおかしな話ですね。
増減を繰り返すというのは、少なかった年の翌年はまた増えているわけです。環境省から頭数を減らせと指導を受けている以上、エサの量を減らした効果が出ればそれを続けるはずで、出生数は減り続けていくのが普通です。また、かつて地獄谷野猿公苑では出生数を抑えるために避妊施術を施して、野生動物を人工避妊させることの是非が社会問題にまでなったことがあります。
その際、常田苑長は、
「エサの量を減らしても数が増え続けてしまう、完全に餌付けをやめない限り、頭数を減らすことが出来ない」
と言って、避妊の理解を求めました。
これは逆に言えば、エサの量を減らしてもその効果は限定的でしかない、ということを意味します。
極端にエサを減らせばサルたちは公苑に来なくなります。
温泉なんてものはサルたちにとっては「おまけ」みたいなもので、温泉があるから野猿公苑に来るわけではないのです。営業を持続できる(サルを公苑に引きつける)レベルで給餌する以上は出生数を減らすことは出来ない、という、野生動物への人工給餌の難しさでもあります。ただ、そうなると、地獄谷野猿公苑で繰り返される出生数の増減の理由が何なのだろうかと、疑問が深まるばかりなのです。皆さんが通ってる野猿公苑はどうでしょう?
地獄谷野猿公苑と同じような出生数の増減を繰り返す状態でしょうか?ひとつだけ認識しておいて欲しいのは、自然群においては、そういった毎年出生数が増減するような(発情メスの個体が毎年増減するということ)現象はおきず、自然界の豊凶の影響は受けるものの、基本的には毎年バランスのとれた出生率を示すということです。☆☆☆☆☆#snowmonkey
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#地獄谷野猿公苑
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「地獄谷野猿公苑において出生数が増減する現象を考察する 後編」

こんにちは、Kiyoです。
前編からの続きです。

さて、野生動物の出生率は自然界の豊凶の影響を強く受けます。
ニホンザルに限らず、クマやカモシカも同じです。

極端な豊凶の傾向を見せるブナが森の女王と呼ばれるのは、自らの豊凶によってブナ全体の生態系のバランスだけでなく、森の動物たち全体の出生バランスまでもコントロールしているからです。
ツキノワグマなどは特にはっきりとブナの豊凶が妊娠率、出生率に影響します。

なので、ブナが大凶作の年の翌春の出生率はすべての野生動物において出生数の減少傾向が見られ、その反動で翌年は増加傾向を示します。
ごく当たり前自然の摂理ですね。
しかし、ブナに限らず、森の樹の実が見事に毎年豊凶を繰り返す、などということはなく、定年ごとに大凶作の年、大豊作の年などはあるものの、それ以外は平均的な結実傾向で、野生動物たちも平均的な出生率を示します。

さらに、人工給餌に強く依存していて、毎日、日中のすべての時間を野猿公苑で過ごす餌付け群のサルたちは、自然界の豊凶の影響はあまり受けないはずです。
秋に山が凶作ならば公苑にくれば栄養価の高いエサを得ることが出来るからです。

地獄谷野猿公苑で私が職員から聞いていた、
「去年出産したサルは秋に発情しないから、今年は産まない」
は確かにそのとおりで、そこに疑問はありません。
私が疑問に感じるのは、
「去年たくさん赤ちゃんが生まれたから今年は少ないんですよ。毎年出産数は増減を繰り返すんですよ」
の部分です。
なぜ安定した給餌を受けながら毎年このような増減を繰り返すのか?
年によって若干の増減はあったにせよ、それは長い年月の中で自然に平均化されていくのが普通です。

自然群では見られない、地獄谷野猿公苑の毎年出生数の増減を繰り返す現象は、なにか人的要因によるものだろうか?

例えばひとつの仮説をたててみましょう。
今、日本全国で里山の野生ニホンザルの増加が問題視されています。
その中で特に野猿公苑が餌付けしている群れの膨張は容認出来ないレベルに達していて、環境省から頭数を減らすように強く指導を受けている状況です。

野猿公苑はなんとか頭数を減らそうと努力しています。

自然界の豊凶がすべての野生動物たちの出生率に大きな影響を与える、と前述しました。
それは野猿公苑にもそのまま当てはまることで、例えば給餌の量を前年比40%まで落とせば、それは翌年の出生率にはっきりと影響が出るでしょう。
私はまずそれを考えました。
前年に予想以上に出生してしまった場合、エサの量で翌年の出生数を減らすようにコントロールしているのだろうか?
それは十分考えられることですが、しかしさらにその翌年また増えてしまうのはおかしな話ですね。
増減を繰り返すというのは、少なかった年の翌年はまた増えているわけです。

環境省から頭数を減らせと指導を受けている以上、エサの量を減らした効果が出ればそれを続けるはずで、出生数は減り続けていくのが普通です。

また、かつて地獄谷野猿公苑では出生数を抑えるために避妊施術を施して、野生動物を人工避妊させることの是非が社会問題にまでなったことがあります。
その際、常田苑長は、
「エサの量を減らしても数が増え続けてしまう、完全に餌付けをやめない限り、頭数を減らすことが出来ない」
と言って、避妊の理解を求めました。
これは逆に言えば、エサの量を減らしてもその効果は限定的でしかない、ということを意味します。
極端にエサを減らせばサルたちは公苑に来なくなります。
温泉なんてものはサルたちにとっては「おまけ」みたいなもので、温泉があるから野猿公苑に来るわけではないのです。

営業を持続できる(サルを公苑に引きつける)レベルで給餌する以上は出生数を減らすことは出来ない、という、野生動物への人工給餌の難しさでもあります。

ただ、そうなると、地獄谷野猿公苑で繰り返される出生数の増減の理由が何なのだろうかと、疑問が深まるばかりなのです。

皆さんが通ってる野猿公苑はどうでしょう?
地獄谷野猿公苑と同じような出生数の増減を繰り返す状態でしょうか?

ひとつだけ認識しておいて欲しいのは、自然群においては、そういった毎年出生数が増減するような(発情メスの個体が毎年増減するということ)現象はおきず、自然界の豊凶の影響は受けるものの、基本的には毎年バランスのとれた出生率を示すということです。

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「地獄谷野猿公苑において出生数が増減する現象を考察する 前編」こんにちは、Kiyoです。
さて、今回は赤ちゃんの出生率に関して、常日頃から私が疑問に感じていることのお話しです。私はかつて地獄谷野猿公苑で10年間観察活動をしてきました。
その頃、公苑の職員からこう聞いていました。
「去年出産したサルは秋に発情しないから、今年は産まないんですよ」
「去年たくさん赤ちゃんが生まれたから今年は少ないんですよ。毎年出産数は増減を繰り返すんですよ」実際私が地獄谷野猿公苑で観察してきた10年間は、職員の言うとおり出産数は毎年多い、少ないを交互に繰り返していました。
私はニホンザルの生態とはそういうものだと信じ込んでいました。さて、その後私は地獄谷野猿公苑を離れて志賀高原で自然群の観察を始めました。
するとおかしなことに気づいたのです。
志賀高原では毎年10頭前後の赤ちゃんがほぼ安定して生まれます。
それが9頭になったり、13頭になったりという程度のバラツキはあるものの、地獄谷野猿公苑のように前年45頭生まれて今年は20頭しか生まれなかった、みたいな極端な増減の繰り返しは見られないのです。
不思議に思った私は、雑魚川の3つの群れ、及び秋山郷の群れに関しても出生数の調査は毎年念入りにやりました。
やはりそれらすべての群れにおいて、毎年ほぼ安定して生まれていることが確認出来たのです。しかし、特に雑魚川の3つの群れは山岳群のため群れの規模が小さく、毎年の出生数も3~5頭と分母が小さいため、この数で出生数増減の有無を確定するのは少し無理があります。
ただ、もし出生数の増減が毎年あるのであれば、出生数が0という年もあってもよさそうですが、ありませんでした。
毎年平均して3~5頭が生まれています。なぜ地獄谷野猿公苑では出生数の増減が毎年繰り返されるのか?結論から言うと、この疑問の答えは今だに見つかっていません。
なので、ここから先は私の単なる考察になります。『後編に続く』☆☆☆☆☆#snowmonkey
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「地獄谷野猿公苑において出生数が増減する現象を考察する 前編」

こんにちは、Kiyoです。
さて、今回は赤ちゃんの出生率に関して、常日頃から私が疑問に感じていることのお話しです。

私はかつて地獄谷野猿公苑で10年間観察活動をしてきました。
その頃、公苑の職員からこう聞いていました。
「去年出産したサルは秋に発情しないから、今年は産まないんですよ」
「去年たくさん赤ちゃんが生まれたから今年は少ないんですよ。毎年出産数は増減を繰り返すんですよ」

実際私が地獄谷野猿公苑で観察してきた10年間は、職員の言うとおり出産数は毎年多い、少ないを交互に繰り返していました。
私はニホンザルの生態とはそういうものだと信じ込んでいました。

さて、その後私は地獄谷野猿公苑を離れて志賀高原で自然群の観察を始めました。
するとおかしなことに気づいたのです。
志賀高原では毎年10頭前後の赤ちゃんがほぼ安定して生まれます。
それが9頭になったり、13頭になったりという程度のバラツキはあるものの、地獄谷野猿公苑のように前年45頭生まれて今年は20頭しか生まれなかった、みたいな極端な増減の繰り返しは見られないのです。
不思議に思った私は、雑魚川の3つの群れ、及び秋山郷の群れに関しても出生数の調査は毎年念入りにやりました。
やはりそれらすべての群れにおいて、毎年ほぼ安定して生まれていることが確認出来たのです。

しかし、特に雑魚川の3つの群れは山岳群のため群れの規模が小さく、毎年の出生数も3~5頭と分母が小さいため、この数で出生数増減の有無を確定するのは少し無理があります。
ただ、もし出生数の増減が毎年あるのであれば、出生数が0という年もあってもよさそうですが、ありませんでした。
毎年平均して3~5頭が生まれています。

なぜ地獄谷野猿公苑では出生数の増減が毎年繰り返されるのか?

結論から言うと、この疑問の答えは今だに見つかっていません。
なので、ここから先は私の単なる考察になります。

『後編に続く』

☆☆☆☆☆

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大沼池ハイキングコース入口に入らずに車道を真っ直ぐ行くと、右側に湧き水があります。

志賀高原のハイキングや軽登山コースは他にもあります

広大な志賀高原には、フラットな湿原を歩くファミリー・初心者向けのハイキングコースから軽登山まで、時間と体力に合わせていろいろなウォーキングコースがあります。
池めぐり以外のハイキングコースは、信大自然教育園・田の原湿原を巡る自然探勝コース、ビワ池周辺や紅葉の名所一沼を歩く「サンシャイントレイル」、奥志賀高原の白樺コース、登山は岩菅山・横手山・奥志賀の焼額山などがあります。

近くの宿

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TEL0269-34-2721

J.VILLAGE 4344

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TEL090-2430-5051

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