所在地 | 東信/上田市 |
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最高地点の標高 | 1164m |
参考サイト | |
天気サイト | https://www.mapion.co.jp/weather/spot/L0578785/ |
おすすめの季節 | 四季様々に楽しめる。桜や新緑の春か,紅葉の秋がベスト |
太郎山は、上田市の真北にあり、上田市民の山として、家族連れや遠足でたくさんの市民が登ります。信州には、長野市民の山である飯縄山や飯田市民の山であるのように地元に愛される山があり、その一つです。頂上付近からの眺望がすばらしく、健康にも良い手軽に登れる山なので、真冬を含めて毎日のように登る方もいます。実際、400回、平均1日1回以上も登られた方が記録に残っています。
東の東太郎山、西の虚空蔵山と合わせて太郎山山脈と呼ばれます。
また、地元の日本スカイランニング協会の代表の方が「太郎山登山競走」大会を毎年春に行われています。
登山路は、上田市街地側の表登山道(表参道)と、裏登山道(裏参道)、坂城など、数コースがあり、いずれも2時間以内に登頂できます。中でもおすすめはここに書いた裏登山道です。北側から登るのですが、もっとも距離が短く、道も広くて登りやすい上に、尾根づたいで傾斜が急な表登山道よりも多少変化があり、より自然が楽しめます。
裏登山道も勾配がけっこうあり、ここに書いたコースタイムは体力しだいでかなり変わります。
なお、太郎山では、春先に、地元で「太郎山の逆さ霧」として知られる珍しい気象現象が見られます。通常の山で発生する霧は、雲となって山を覆い隠すのが普通ですが、太郎山では、北風と温度差のため、稜線から白い霧が谷を滝の様に麓に向かって流れ落ち、山の中腹で消えてなくなるように見える時があり、幻想的です。
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
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歩行開始地点付近の地図
歩行開始地点までのアクセス
車
上田市街や上信越道上田菅平ICから約20分
- 上田駅前や上田菅平ICから車で旧国道18号に出て、中央5丁目信号を北に曲がる。
- 新国道18号上田バイパス山口交差点を横切り、さらに道なりに行くと上信越自動車道の下を走るトンネルの手前で写真のようなY字の分岐点になり、標識がある。
- 左が表参道に下りる道、右が裏参道に上る道なので右側へ
- 沢に沿って10分程度上ると、やがて左に5台ほどの駐車場があり、その先が裏登山道の入り口
公共交通 バス+徒歩またはタクシー
上田駅から15分+約40分(表登山道から登る場合徒歩約20分)またはタクシー20分
- 上田市街地循環バスに乗り「山口」バス停下車、上記「車」と同じ道を歩く、または、駅からタクシー
コース案内
裏登山道入り口~湧き水(約20分)
沢にかかる橋を渡り、車止めを越えて裏登山道を登ります。道はジグザグですが、勾配はけっこうきついです。途中、その付近に昔から伝わる話を書いた案内板が10枚程度設置されていて、読みながら登ると格好の小休止になります。
山頂から「2km」の標識と「1km」の標識の間に、「金明水」の案内板があり、竹筒から湧き水が出ています。この他にも、登山道入り口の向かいの少し奥にも水場があり、空の水筒やペットボトルだけを持って来てどちらかで汲めば荷物が軽くて良いでしょう。
案内板や水場があるのも裏登山道の魅力です(その代わり、表登山道には丁目ごとに石の祠があります)。
湧き水~太郎山神社(約30分)
さらに登ると、「刀の刃」という案内板があり、尾根に出て視界が開けます。ここからは傾斜も楽になり、もう一息です。
やがて大きな赤い鳥居が見えて来ます。微生物が汚物を分解するトイレもあります。鳥居から石段を登る(バテていると、これがけっこうきつい!)と太郎山神社です。信州でかつて養蚕が盛んだったころに、養蚕の神として祭られた神社です。お札が多数かけられていて、保育園(!)や小学校で登った子供たちが書いたものもあります。
神社の左へ回ると、素晴らしい眺めに出会えます。上田市・千曲川・別所温泉が見下ろせ、その向こうに独鈷山・南アルプス蓼科山・美ヶ原等が見え、視界が良ければ右に北アルプス・左奥に富士山も見えます。「あ、あそこにうちの小学校が見える」等と探している地元の方をよく見かけます。上田城址などのスポットや泊った旅館の場所を探すのも楽しいでしょう。
太郎山神社~太郎山頂上の広場(5分)~下り(30~40分)
そのまま神社の真裏までぐるっと回り、そこからまっすぐ進む道を少し下って登ると山頂です。広い草地で展望のよい場所で、腰を下ろしてお弁当を食べるのが最高です。寝転んでいる人もいます。シート持参で登る方がいいですね。
帰りは、元来た裏登山道を下るか、鳥居からまっすぐ下に下りる表登山道を下ります。表登山道を下りると約40分で登山道入り口、そこから5分で、上の写真の、裏登山道への道とのY字の分岐点です。
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