松本演劇祭とピカデリーホール

松本の演劇人たちの年に1度のお祭り「まつもと演劇祭」の公演を1つ観て来ました。
まつもと演劇祭は、今年で16年、その前身の松本演劇フェスティバルからは28年、若い世代に引き継がれながら長く続いているようです。
観てきたのは、会場の1つ、ピカデリーホールでやっていた劇団BAT9の「君の声」という芝居。
初心者ワークショップの卒業生の初舞台と言うことで、実はあまり期待せずに行ったのですが、素晴らしかった。
実験性はないが、小学生・中学生・高校生・大人がうまくからみ、子役とそのマネージャ・パーソナリティなど、ホンモノと思わせるリアリティがありました。
照明や音響、受付などのスタッフのホスピタリティもexcellent。
ピカデリーホールは、元映画館だった場所をオーナーが演劇のための場所として残していて、芝居には客席の高さがデメリットと感じましたが、舞台の照明などはバッチリの場所です。
松本と言えば音楽、また、市民芸術館のプロの公演もありますが、学生の街としての伝統か、若い素人演劇人たちの芝居のレベルも高いです。


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