音楽ホール

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)

外観と芝生広場
プロムナード
所在地 東信/上田市天神3-15-1
アクセス:車上田菅平ICから15分
アクセス:公共交通上田駅から徒歩7分
電話 0268-27-2000
web

大ホール

座席数 1,530
残響 1.9秒

小ホール

座席数 320
残響 1.4秒
!ご注意
料金や営業日時などは最新の情報でない場合があります。公式サイトやお電話等で直接ご確認ください。記載内容が正確でない場合も、施設に責任はなく、当サイトでも責任は負えません。

とっておき情報

大ホール(写真提供:上田市)

上田市交流文化芸術センターは、上田駅の近く、工場の跡地に2014年に新しく建設された多目的ホールで、年間を通じて様々なコンサートが催されます。隣接する上田市立美術館・芝生広場と共に「サントミューゼ」という愛称が市民の公募で付けられています。「サント」は、かつて上田が日本の養蚕の中心地だったことを表す「蚕都」を元にしています。

大ホールは2・3階がバルコニー席となっていて、3階でも客席と舞台の距離があまり遠くならないよう設計されています。内装には地元のカラマツなどの木材を使い、長野県らしい美しいホールです。

サントミューゼができる前は、上田城跡公園内に上田市民会館がありました。

2022.12.01 更新

サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)の公式新着情報

2024年7月29日(日)15時開演
#サントミューゼ 開館10周年記念事業
#群馬交響楽団 #gunmasymphonyorchestra 上田#定期演奏会 -2024夏-指揮 #飯森範親
#ヴァイオリン マルク・ブシュコフ #marcbouchkov#上田市交流文化芸術センター サントミューゼ 大ホール= = =#モーツァルト #6つのドイツ舞曲
#コルンゴルト #ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
※#アンコール #バッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 第3楽章
#リヒャルトシュトラウス 《#家庭交響曲 》= = =さて、遥々上田までやってきた目的は、#群響 の演奏会。前日には本拠地である高崎での公演もありましたが、サマーミューザとの兼ね合いで上田を選択。東京にいれば東京フィルの定期(オペラシティから振り替え)もあったし、甲府でコバケン指揮のアマチュア楽団でマーラーの1番という面白そうなイベントもあり、いろいろ迷った末、ちょっと久しぶりの群響さんです。てっきり、サントミューゼは上田駅からすぐのところにあるのだろうと思っていたら、歩いて10分くらいかかるのを駅前で初めて知ってびっくり。
でも、駅から歩いていく人をほとんど見かけなかったのは、みんな車で来てるのかな。ぼくも初めて来たこの会場、中の設計は新国立劇場と同じ方でしょうか。ロビーの装飾も、壁の座席図も、中の構造もそっくり。
ただ、3階建ての大ホールは思ったよりも小さくて、2階席11列なのにあまり距離を感じませんでした。これなら、リヒャルト・シュトラウスのような大編成作品を聴くのに、2階の最後列でもいいかもなぁ。
実は今日は3階席が閉鎖されています。それでも半分から3分の2くらいの入り方で、ちょっと寂しい。長野市ではなく上田市というところで、潜在的な需要には厳しいものがあるのでしょうし、軽井沢に近付くと、上田に行くより高崎の方がいいかなという選択肢も生まれるはずで、どうやって集客するかは大きな課題と感じました。
この手の演奏会では必ずいる制服姿の中高生を全く見かけなかったのも不思議。地元のこどもたちを招待して音楽に触れてもらう、勉強してもらうのも取り組みとして必要ではないでしょうか。さて、群響の#常任指揮者 となった(飯守翁ではない方の)イイモリさん。東京だとパシフィックフィルハーモニア東京で聴いているし、大阪に行けば日本センチュリー響を振っているし、新鮮な感じはしないけど、本当にいろんなところで仕事してますね。
企画力と、スポンサーを集める政治力には確かなものがありますから、重宝がられるのかも。まずは小編成でモーツァルト。前日の定期演奏会が600回記念だったので、モーツァルトの#ケッヘル 600番という選曲だそうです。6曲構成で約12分(ロビーの表記による)。でも、もっと長かったような。
モーツァルトらしい軽やかさで、たまに聴くにはいい曲なのかな、と思いつつ、同じような3拍子が続くと飽きちゃう気も。
高崎芸術劇場は広過ぎて、このくらいの空間で聴く方がしっくり来るんじゃないかな。続いてコルンゴルト。この曲は最近よく取り上げられるようになりましたね。
ソロのブシュコフはロシアとウクライナ系のベルギー人。いや複雑。見た目、大味で力強い演奏をするタイプかな、と思わせておいて、いざ弾き始めると伸びのある音にびっくり。意外と言っては失礼だけど、全ての音に気を配った繊細さが素晴らしい。
#オーケストラ が厚めの音で鳴らすときも、それに埋もれることのない音量と、でも雑にならない鳴らし方が素敵。いいなぁ。
このサントミューゼのロビーから見る信州の山々も、雄大で伸びやかで美しいんですが、そういうスケールの大きさを感じさせますな。一転してバッハはダイナミックなところを抑えて、繊細さ優先。いや、そういう曲なんですけどね、ひたすら美しい。よかった。そして後半は《家庭交響曲》。最近、山登りが流行っているのに、こちらの曲は取り上げられる機会が少ないような。ぼくが実演で聴いたのは、記憶にある限り、2005年1月の都響600回記念定期で小泉和裕が振ったときだけ。
夫婦喧嘩だのこどもの教育だの、そんな個人的なことを公にして音楽で聴かせるなよ、と日本人は思ってしまうんでしょうか(日本って、外で家族自慢とかあんまりしないよね)。正直、不勉強でございます。ドイツからのゲスト奏者も招き、ざっと100名が所狭しと並ぶ舞台は圧倒的な眺め。範親氏も袖から出てくるの大変そう。
こんな複雑で大変な曲でも、2日目となれば多少は余裕が出るんでしょうか。やっぱり群響うまいですね。危なげなく進んでいきます。
どうも、あまりに軽快に進み過ぎて、もっとタメとか聴かせどころがほしいな、と物足りなく感じてしまったのも事実ですが、見事な演奏でありました。残念なことに、4つ隣が絶滅危惧種のブラボー爺で、《家庭交響曲》が終わる少し前にマスクをずらし、まだ響きが残っているのにブラボーを叫びます。こういう人、まだいたんだ。今時流行らないですよ。終演後、駅で東京行きの新幹線を待っていると、自家用車組ではない楽団員さんたちが続々と。お疲れ様でした。

2024年7月29日(日)15時開演
#サントミューゼ 開館10周年記念事業
#群馬交響楽団 #gunmasymphonyorchestra 上田#定期演奏会 -2024夏-

指揮 #飯森範親
#ヴァイオリン マルク・ブシュコフ #marcbouchkov

#上田市交流文化芸術センター サントミューゼ 大ホール

= = =

#モーツァルト #6つのドイツ舞曲
#コルンゴルト #ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
※#アンコール #バッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 第3楽章
#リヒャルトシュトラウス 《#家庭交響曲 》

= = =

さて、遥々上田までやってきた目的は、#群響 の演奏会。前日には本拠地である高崎での公演もありましたが、サマーミューザとの兼ね合いで上田を選択。東京にいれば東京フィルの定期(オペラシティから振り替え)もあったし、甲府でコバケン指揮のアマチュア楽団でマーラーの1番という面白そうなイベントもあり、いろいろ迷った末、ちょっと久しぶりの群響さんです。

てっきり、サントミューゼは上田駅からすぐのところにあるのだろうと思っていたら、歩いて10分くらいかかるのを駅前で初めて知ってびっくり。
でも、駅から歩いていく人をほとんど見かけなかったのは、みんな車で来てるのかな。

ぼくも初めて来たこの会場、中の設計は新国立劇場と同じ方でしょうか。ロビーの装飾も、壁の座席図も、中の構造もそっくり。
ただ、3階建ての大ホールは思ったよりも小さくて、2階席11列なのにあまり距離を感じませんでした。これなら、リヒャルト・シュトラウスのような大編成作品を聴くのに、2階の最後列でもいいかもなぁ。
実は今日は3階席が閉鎖されています。それでも半分から3分の2くらいの入り方で、ちょっと寂しい。長野市ではなく上田市というところで、潜在的な需要には厳しいものがあるのでしょうし、軽井沢に近付くと、上田に行くより高崎の方がいいかなという選択肢も生まれるはずで、どうやって集客するかは大きな課題と感じました。
この手の演奏会では必ずいる制服姿の中高生を全く見かけなかったのも不思議。地元のこどもたちを招待して音楽に触れてもらう、勉強してもらうのも取り組みとして必要ではないでしょうか。

さて、群響の#常任指揮者 となった(飯守翁ではない方の)イイモリさん。東京だとパシフィックフィルハーモニア東京で聴いているし、大阪に行けば日本センチュリー響を振っているし、新鮮な感じはしないけど、本当にいろんなところで仕事してますね。
企画力と、スポンサーを集める政治力には確かなものがありますから、重宝がられるのかも。

まずは小編成でモーツァルト。前日の定期演奏会が600回記念だったので、モーツァルトの#ケッヘル 600番という選曲だそうです。6曲構成で約12分(ロビーの表記による)。でも、もっと長かったような。
モーツァルトらしい軽やかさで、たまに聴くにはいい曲なのかな、と思いつつ、同じような3拍子が続くと飽きちゃう気も。
高崎芸術劇場は広過ぎて、このくらいの空間で聴く方がしっくり来るんじゃないかな。

続いてコルンゴルト。この曲は最近よく取り上げられるようになりましたね。
ソロのブシュコフはロシアとウクライナ系のベルギー人。いや複雑。見た目、大味で力強い演奏をするタイプかな、と思わせておいて、いざ弾き始めると伸びのある音にびっくり。意外と言っては失礼だけど、全ての音に気を配った繊細さが素晴らしい。
#オーケストラ が厚めの音で鳴らすときも、それに埋もれることのない音量と、でも雑にならない鳴らし方が素敵。いいなぁ。
このサントミューゼのロビーから見る信州の山々も、雄大で伸びやかで美しいんですが、そういうスケールの大きさを感じさせますな。

一転してバッハはダイナミックなところを抑えて、繊細さ優先。いや、そういう曲なんですけどね、ひたすら美しい。よかった。

そして後半は《家庭交響曲》。最近、山登りが流行っているのに、こちらの曲は取り上げられる機会が少ないような。ぼくが実演で聴いたのは、記憶にある限り、2005年1月の都響600回記念定期で小泉和裕が振ったときだけ。
夫婦喧嘩だのこどもの教育だの、そんな個人的なことを公にして音楽で聴かせるなよ、と日本人は思ってしまうんでしょうか(日本って、外で家族自慢とかあんまりしないよね)。正直、不勉強でございます。

ドイツからのゲスト奏者も招き、ざっと100名が所狭しと並ぶ舞台は圧倒的な眺め。範親氏も袖から出てくるの大変そう。
こんな複雑で大変な曲でも、2日目となれば多少は余裕が出るんでしょうか。やっぱり群響うまいですね。危なげなく進んでいきます。
どうも、あまりに軽快に進み過ぎて、もっとタメとか聴かせどころがほしいな、と物足りなく感じてしまったのも事実ですが、見事な演奏でありました。

残念なことに、4つ隣が絶滅危惧種のブラボー爺で、《家庭交響曲》が終わる少し前にマスクをずらし、まだ響きが残っているのにブラボーを叫びます。こういう人、まだいたんだ。今時流行らないですよ。

終演後、駅で東京行きの新幹線を待っていると、自家用車組ではない楽団員さんたちが続々と。お疲れ様でした。
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