所在地 | 東信/上田市天神3-15-1 |
---|---|
アクセス:車 | 上田菅平ICから15分 |
アクセス:公共交通 | 上田駅から徒歩7分 |
電話 | 0268-27-2000 |
web |
大ホール
座席数 | 1,530 |
---|---|
残響 | 1.9秒 |
小ホール
座席数 | 320 |
---|---|
残響 | 1.4秒 |
料金や営業日時などは最新の情報でない場合があります。公式サイトやお電話等で直接ご確認ください。記載内容が正確でない場合も、施設に責任はなく、当サイトでも責任は負えません。
とっておき情報

上田市交流文化芸術センターは、上田駅の近く、工場の跡地に2014年に新しく建設された多目的ホールで、年間を通じて様々なコンサートが催されます。隣接する上田市立美術館・芝生広場と共に「サントミューゼ」という愛称が市民の公募で付けられています。「サント」は、かつて上田が日本の養蚕の中心地だったことを表す「蚕都」を元にしています。
大ホールは2・3階がバルコニー席となっていて、3階でも客席と舞台の距離があまり遠くならないよう設計されています。内装には地元のカラマツなどの木材を使い、長野県らしい美しいホールです。
サントミューゼができる前は、上田城跡公園内に上田市民会館がありました。
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)の公式新着情報
*
2025.2.9
清塚信也&吉田翔平
アコースティック・デュオ コンサート(秘境ツアー)
今回も最高✨️
今日の一曲はリスト❣️
ガーシュウィンもパワーアップしてて素敵だったぁ
日々の色んなことも忘れて、
音楽とトーク全力で楽しんだ!!
余談だけど、
前回、「きよ疲れ」に一緒に行った息子、
アンコールで聴いたラフマニノフ第2番がかっこいい💘と
今では1〜3楽章聴いている!きよりんのアルバムも聴いている←これは前から
これぞ、きよりんパワー✨
#清塚信也 #吉田翔平 #秘境ツアー
#サントミューゼ上田
#上田市交流文化芸術センター
新ネタ、すねりん笑
2月 9

*
2025.2.9
清塚信也&吉田翔平
アコースティック・デュオ コンサート(秘境ツアー)
今回も最高✨️
今日の一曲はリスト❣️
ガーシュウィンもパワーアップしてて素敵だったぁ
日々の色んなことも忘れて、
音楽とトーク全力で楽しんだ!!
余談だけど、
前回、「きよ疲れ」に一緒に行った息子、
アンコールで聴いたラフマニノフ第2番がかっこいい💘と
今では1〜3楽章聴いている!きよりんのアルバムも聴いている←これは前から
これぞ、きよりんパワー✨
#清塚信也 #吉田翔平 #秘境ツアー
#サントミューゼ上田
#上田市交流文化芸術センター
新ネタ、すねりん笑
さだまさし51thコンサートツアー「51」
上田市交流芸術文化センター(サントミューゼ)にて
長すぎないのに豊かな残響
木の壁の温かい響きのホールでした
ツアーもいよいよ終盤です
#さだまさしコンサート
#上田市交流文化芸術センター
#コンサートスタッフ
#ツアースタッフ
#音響オペレーター
#pa
#音響
#allenandheath
#scalliance
#soundcraftlivedesign
11月 9

さだまさし51thコンサートツアー「51」
上田市交流芸術文化センター(サントミューゼ)にて
長すぎないのに豊かな残響
木の壁の温かい響きのホールでした
ツアーもいよいよ終盤です
#さだまさしコンサート
#上田市交流文化芸術センター
#コンサートスタッフ
#ツアースタッフ
#音響オペレーター
#pa
#音響
#allenandheath
#scalliance
#soundcraftlivedesign
さだまさしさんのコンサートへ
PAのオペは学生時代のバンド仲間
卒業から30年以上経っても、いまだ業界で活躍し続けていて素晴らしいなぁと
友人の仕事ぶり、さださんが大好きだった亡き母のことなどなど、色々な想いが込み上げてきてグッとくるものが・・・
舞台屋時代の先輩にも久々に会えたし、ほんと濃密な1日でした😌
#さだまさし #サントミューゼ #上田市交流文化芸術センター #さだまさしコンサートツアー51
11月 9

さだまさしさんのコンサートへ
PAのオペは学生時代のバンド仲間
卒業から30年以上経っても、いまだ業界で活躍し続けていて素晴らしいなぁと
友人の仕事ぶり、さださんが大好きだった亡き母のことなどなど、色々な想いが込み上げてきてグッとくるものが・・・
舞台屋時代の先輩にも久々に会えたし、ほんと濃密な1日でした😌
#さだまさし #サントミューゼ #上田市交流文化芸術センター #さだまさしコンサートツアー51
ご当地ワッペン
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)
2024 さだまさしコンサートツアー"51"
まもな〜💪
.
#サントミューゼ
#上田市交流文化芸術センター
#さだまさしコンサートツアー51
#さだ工務店
#庄司さとし
#藤堂昌彦
#さだまさし
#sadamasashi
#キョードー北陸
#ご当地ワッペン
#まさしメーター
11月 9

ご当地ワッペン
サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)
2024 さだまさしコンサートツアー"51"
まもな〜💪
.
#サントミューゼ
#上田市交流文化芸術センター
#さだまさしコンサートツアー51
#さだ工務店
#庄司さとし
#藤堂昌彦
#さだまさし
#sadamasashi
#キョードー北陸
#ご当地ワッペン
#まさしメーター
2024年7月29日(日)15時開演
#サントミューゼ 開館10周年記念事業
#群馬交響楽団 #gunmasymphonyorchestra 上田#定期演奏会 -2024夏-
指揮 #飯森範親
#ヴァイオリン マルク・ブシュコフ #marcbouchkov
#上田市交流文化芸術センター サントミューゼ 大ホール
= = =
#モーツァルト #6つのドイツ舞曲
#コルンゴルト #ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
※#アンコール #バッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 第3楽章
#リヒャルトシュトラウス 《#家庭交響曲 》
= = =
さて、遥々上田までやってきた目的は、#群響 の演奏会。前日には本拠地である高崎での公演もありましたが、サマーミューザとの兼ね合いで上田を選択。東京にいれば東京フィルの定期(オペラシティから振り替え)もあったし、甲府でコバケン指揮のアマチュア楽団でマーラーの1番という面白そうなイベントもあり、いろいろ迷った末、ちょっと久しぶりの群響さんです。
てっきり、サントミューゼは上田駅からすぐのところにあるのだろうと思っていたら、歩いて10分くらいかかるのを駅前で初めて知ってびっくり。
でも、駅から歩いていく人をほとんど見かけなかったのは、みんな車で来てるのかな。
ぼくも初めて来たこの会場、中の設計は新国立劇場と同じ方でしょうか。ロビーの装飾も、壁の座席図も、中の構造もそっくり。
ただ、3階建ての大ホールは思ったよりも小さくて、2階席11列なのにあまり距離を感じませんでした。これなら、リヒャルト・シュトラウスのような大編成作品を聴くのに、2階の最後列でもいいかもなぁ。
実は今日は3階席が閉鎖されています。それでも半分から3分の2くらいの入り方で、ちょっと寂しい。長野市ではなく上田市というところで、潜在的な需要には厳しいものがあるのでしょうし、軽井沢に近付くと、上田に行くより高崎の方がいいかなという選択肢も生まれるはずで、どうやって集客するかは大きな課題と感じました。
この手の演奏会では必ずいる制服姿の中高生を全く見かけなかったのも不思議。地元のこどもたちを招待して音楽に触れてもらう、勉強してもらうのも取り組みとして必要ではないでしょうか。
さて、群響の#常任指揮者 となった(飯守翁ではない方の)イイモリさん。東京だとパシフィックフィルハーモニア東京で聴いているし、大阪に行けば日本センチュリー響を振っているし、新鮮な感じはしないけど、本当にいろんなところで仕事してますね。
企画力と、スポンサーを集める政治力には確かなものがありますから、重宝がられるのかも。
まずは小編成でモーツァルト。前日の定期演奏会が600回記念だったので、モーツァルトの#ケッヘル 600番という選曲だそうです。6曲構成で約12分(ロビーの表記による)。でも、もっと長かったような。
モーツァルトらしい軽やかさで、たまに聴くにはいい曲なのかな、と思いつつ、同じような3拍子が続くと飽きちゃう気も。
高崎芸術劇場は広過ぎて、このくらいの空間で聴く方がしっくり来るんじゃないかな。
続いてコルンゴルト。この曲は最近よく取り上げられるようになりましたね。
ソロのブシュコフはロシアとウクライナ系のベルギー人。いや複雑。見た目、大味で力強い演奏をするタイプかな、と思わせておいて、いざ弾き始めると伸びのある音にびっくり。意外と言っては失礼だけど、全ての音に気を配った繊細さが素晴らしい。
#オーケストラ が厚めの音で鳴らすときも、それに埋もれることのない音量と、でも雑にならない鳴らし方が素敵。いいなぁ。
このサントミューゼのロビーから見る信州の山々も、雄大で伸びやかで美しいんですが、そういうスケールの大きさを感じさせますな。
一転してバッハはダイナミックなところを抑えて、繊細さ優先。いや、そういう曲なんですけどね、ひたすら美しい。よかった。
そして後半は《家庭交響曲》。最近、山登りが流行っているのに、こちらの曲は取り上げられる機会が少ないような。ぼくが実演で聴いたのは、記憶にある限り、2005年1月の都響600回記念定期で小泉和裕が振ったときだけ。
夫婦喧嘩だのこどもの教育だの、そんな個人的なことを公にして音楽で聴かせるなよ、と日本人は思ってしまうんでしょうか(日本って、外で家族自慢とかあんまりしないよね)。正直、不勉強でございます。
ドイツからのゲスト奏者も招き、ざっと100名が所狭しと並ぶ舞台は圧倒的な眺め。範親氏も袖から出てくるの大変そう。
こんな複雑で大変な曲でも、2日目となれば多少は余裕が出るんでしょうか。やっぱり群響うまいですね。危なげなく進んでいきます。
どうも、あまりに軽快に進み過ぎて、もっとタメとか聴かせどころがほしいな、と物足りなく感じてしまったのも事実ですが、見事な演奏でありました。
残念なことに、4つ隣が絶滅危惧種のブラボー爺で、《家庭交響曲》が終わる少し前にマスクをずらし、まだ響きが残っているのにブラボーを叫びます。こういう人、まだいたんだ。今時流行らないですよ。
終演後、駅で東京行きの新幹線を待っていると、自家用車組ではない楽団員さんたちが続々と。お疲れ様でした。
7月 29

2024年7月29日(日)15時開演
#サントミューゼ 開館10周年記念事業
#群馬交響楽団 #gunmasymphonyorchestra 上田#定期演奏会 -2024夏-
指揮 #飯森範親
#ヴァイオリン マルク・ブシュコフ #marcbouchkov
#上田市交流文化芸術センター サントミューゼ 大ホール
= = =
#モーツァルト #6つのドイツ舞曲
#コルンゴルト #ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
※#アンコール #バッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 第3楽章
#リヒャルトシュトラウス 《#家庭交響曲 》
= = =
さて、遥々上田までやってきた目的は、#群響 の演奏会。前日には本拠地である高崎での公演もありましたが、サマーミューザとの兼ね合いで上田を選択。東京にいれば東京フィルの定期(オペラシティから振り替え)もあったし、甲府でコバケン指揮のアマチュア楽団でマーラーの1番という面白そうなイベントもあり、いろいろ迷った末、ちょっと久しぶりの群響さんです。
てっきり、サントミューゼは上田駅からすぐのところにあるのだろうと思っていたら、歩いて10分くらいかかるのを駅前で初めて知ってびっくり。
でも、駅から歩いていく人をほとんど見かけなかったのは、みんな車で来てるのかな。
ぼくも初めて来たこの会場、中の設計は新国立劇場と同じ方でしょうか。ロビーの装飾も、壁の座席図も、中の構造もそっくり。
ただ、3階建ての大ホールは思ったよりも小さくて、2階席11列なのにあまり距離を感じませんでした。これなら、リヒャルト・シュトラウスのような大編成作品を聴くのに、2階の最後列でもいいかもなぁ。
実は今日は3階席が閉鎖されています。それでも半分から3分の2くらいの入り方で、ちょっと寂しい。長野市ではなく上田市というところで、潜在的な需要には厳しいものがあるのでしょうし、軽井沢に近付くと、上田に行くより高崎の方がいいかなという選択肢も生まれるはずで、どうやって集客するかは大きな課題と感じました。
この手の演奏会では必ずいる制服姿の中高生を全く見かけなかったのも不思議。地元のこどもたちを招待して音楽に触れてもらう、勉強してもらうのも取り組みとして必要ではないでしょうか。
さて、群響の#常任指揮者 となった(飯守翁ではない方の)イイモリさん。東京だとパシフィックフィルハーモニア東京で聴いているし、大阪に行けば日本センチュリー響を振っているし、新鮮な感じはしないけど、本当にいろんなところで仕事してますね。
企画力と、スポンサーを集める政治力には確かなものがありますから、重宝がられるのかも。
まずは小編成でモーツァルト。前日の定期演奏会が600回記念だったので、モーツァルトの#ケッヘル 600番という選曲だそうです。6曲構成で約12分(ロビーの表記による)。でも、もっと長かったような。
モーツァルトらしい軽やかさで、たまに聴くにはいい曲なのかな、と思いつつ、同じような3拍子が続くと飽きちゃう気も。
高崎芸術劇場は広過ぎて、このくらいの空間で聴く方がしっくり来るんじゃないかな。
続いてコルンゴルト。この曲は最近よく取り上げられるようになりましたね。
ソロのブシュコフはロシアとウクライナ系のベルギー人。いや複雑。見た目、大味で力強い演奏をするタイプかな、と思わせておいて、いざ弾き始めると伸びのある音にびっくり。意外と言っては失礼だけど、全ての音に気を配った繊細さが素晴らしい。
#オーケストラ が厚めの音で鳴らすときも、それに埋もれることのない音量と、でも雑にならない鳴らし方が素敵。いいなぁ。
このサントミューゼのロビーから見る信州の山々も、雄大で伸びやかで美しいんですが、そういうスケールの大きさを感じさせますな。
一転してバッハはダイナミックなところを抑えて、繊細さ優先。いや、そういう曲なんですけどね、ひたすら美しい。よかった。
そして後半は《家庭交響曲》。最近、山登りが流行っているのに、こちらの曲は取り上げられる機会が少ないような。ぼくが実演で聴いたのは、記憶にある限り、2005年1月の都響600回記念定期で小泉和裕が振ったときだけ。
夫婦喧嘩だのこどもの教育だの、そんな個人的なことを公にして音楽で聴かせるなよ、と日本人は思ってしまうんでしょうか(日本って、外で家族自慢とかあんまりしないよね)。正直、不勉強でございます。
ドイツからのゲスト奏者も招き、ざっと100名が所狭しと並ぶ舞台は圧倒的な眺め。範親氏も袖から出てくるの大変そう。
こんな複雑で大変な曲でも、2日目となれば多少は余裕が出るんでしょうか。やっぱり群響うまいですね。危なげなく進んでいきます。
どうも、あまりに軽快に進み過ぎて、もっとタメとか聴かせどころがほしいな、と物足りなく感じてしまったのも事実ですが、見事な演奏でありました。
残念なことに、4つ隣が絶滅危惧種のブラボー爺で、《家庭交響曲》が終わる少し前にマスクをずらし、まだ響きが残っているのにブラボーを叫びます。こういう人、まだいたんだ。今時流行らないですよ。
終演後、駅で東京行きの新幹線を待っていると、自家用車組ではない楽団員さんたちが続々と。お疲れ様でした。
昨日は、群馬交響楽団の上田定期演奏会 ー2024 夏ー を聴いてきました。
プログラムは以下の通り。コンマスは伊藤文乃さん。
指揮/飯森範親(群響常任指揮者)
ヴァイオリン/マルク・ブシュコフ *
モーツァルト:6 つのドイツ舞曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
R. シュトラウス:家庭交響曲
今回のお目当ては、「家庭交響曲」。演奏頻度が低いですし、機会があればなるべく聴きたいと思っていました。
会場は、長野県上田市のサントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール。
普通に高崎芸術劇場に行ってもよいのですが、たまには地方のコンサートホールに行ってみるのも面白かろうと思って。
サントミューゼは、大ホール、小ホール、サ 複数のスタジオ、美術館、会議室まで備えた複合文化施設で、それらが芝生広場を弧状に取り囲むように配置されています。
上田駅から徒歩圏で、隣にはショッピングモール。
すぐ裏には千曲川が流れていて、上田城址公園にも近い。
ホールは1530席。多目的ホールですが、木質の内装で音響は良好。
ダークブラウンの色調が落ち着いた感じですし、3層の客席はどこからでもステージが見やすそう。
まず、モーツァルト。
ヴィオラを欠く弦の編成は 8, 6, 4, 3と最小限で、モダン配置。
6曲とも三拍子で、すべて異なる調。
比較的親しみやすい雰囲気ですが、モーツァルトらしさは間違いなく刻印されていて、シンプルながら味わい深い。
宮廷での舞踏会の様子が目に浮かんでくるようでした。
次は、コンチェルト。
オケは12型(12, 10, 8, 7, 6)。
マルク・ブシュコフさんと飯森範親さんの共演は、先日パシフィックフィルハーモニア東京の演奏会でも聴いたばかり。
今回は比較的舞台に近い席で聴いた結果、艶ややかで温かみがあり、しかも内側に熱を秘めた力強い音は、大変魅力的でした。
その美音で、旋律美に溢れたコルンゴルトの魅力を伸びやかかつ大きなスケールで描きました。
特に終楽章では、華麗なテクニックの冴えも存分に披露。
一つだけ難を言うなら、ヴィブラートの大きさが気にならなくもない。
個人的好みかもしれませんが、音程を揺らしすぎるヴィブラートは、どうも好きになれません。
コルンゴルトの協奏曲って、ハリウッドの映画音楽風に聞こえる部分もなくはないですが、ロマンティックなメロディは実に魅力的で聴き応え十分です。
ハープ、チェレスタ、グロッケン、シロフォン、ヴィブラフォンからチューブラーベルまで、協奏曲では珍しい楽器がたくさん使われているのも面白い。
ソリスト。アンコールは、バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003より 第3楽章 アンダンテ。
こちらはヴィブラートぐっと控えめで、品格ある瞑想的な演奏。
最後はいよいよ家庭交響曲。
オケの編成はさらに拡大して、16型に。
縦線が揃う場面がほとんどなくて、常に多数のパートがポリフォニックに絡み合っているような、大変な難曲だと思います。
おまけにトランペットやホルンには難所がたくさん。
それを技術的に破綻なくまとめるだけでなく、ストーリーにそって家庭の様子を活き活きと描く必要があるのですから、もう大変。
群響はよく頑張ったと思います。十分に満足のいく演奏でした。
トランペットが何ヶ所か高音をしくじりましたけど、まあ、仕方がない。
ホルンは随所で活躍を見せて、大健闘。
最終盤で超高音から高速つるべ落としの箇所がありますか、見事にクリアしていました。
弦楽器群も管打楽器の大音響に負けじと熱演していたし、金管と弦に挟まれた木管群も埋もれずに存在感を見せてみていました。
オーボエダモーレのソロもいい味出してましたし。
それにしても、フィナーレの長丁場(個人的には「まだ終わらんのかい」と言いたくなる過剰さ、冗長さ!)を乗り切って最後のクライマックスまで描ききるのは、体力的にも、気力/集中力の面でも大変だと思うのですが、それをやり遂げた飯森さん・群響には頭が下がります。
この曲のフィナーレには4本のサクソフォンが使われます。ソプラノ、アルトはともかく、バリトンやバスまで使う曲なんて、他にないんじゃないでしょうか。
それなのに、オケ全体が大音響を奏でる中で、その音がほとんど聞こえないのは可哀想。
でも、以前都響でこの曲を振った小泉和裕さんによれば、サクソフォンが「ある」と「ない」では響きが違うのだそうです。
というわけで、初めて行った素晴らしいホールで、指揮者、ヴァイオリスト、そしてオケの熱演により多彩なプログラムを楽しむことができ、遠くまで出かけた甲斐がありました。
#長野県上田市 #サントミューゼ #サントミューゼ大ホール #上田市交流文化芸術センター #群馬交響楽団 #群響 #群馬交響楽団上田定期演奏会 #飯森範親 #伊藤文乃 #マルクブシュコフ #marcbouchkov #モーツァルト #6つのドイツ舞曲 #コルンゴルトヴァイオリン協奏曲二長調 #jsバッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 #リヒャルトシュトラウス #家庭交響曲
7月 29

昨日は、群馬交響楽団の上田定期演奏会 ー2024 夏ー を聴いてきました。
プログラムは以下の通り。コンマスは伊藤文乃さん。
指揮/飯森範親(群響常任指揮者)
ヴァイオリン/マルク・ブシュコフ *
モーツァルト:6 つのドイツ舞曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲
R. シュトラウス:家庭交響曲
今回のお目当ては、「家庭交響曲」。演奏頻度が低いですし、機会があればなるべく聴きたいと思っていました。
会場は、長野県上田市のサントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール。
普通に高崎芸術劇場に行ってもよいのですが、たまには地方のコンサートホールに行ってみるのも面白かろうと思って。
サントミューゼは、大ホール、小ホール、サ 複数のスタジオ、美術館、会議室まで備えた複合文化施設で、それらが芝生広場を弧状に取り囲むように配置されています。
上田駅から徒歩圏で、隣にはショッピングモール。
すぐ裏には千曲川が流れていて、上田城址公園にも近い。
ホールは1530席。多目的ホールですが、木質の内装で音響は良好。
ダークブラウンの色調が落ち着いた感じですし、3層の客席はどこからでもステージが見やすそう。
まず、モーツァルト。
ヴィオラを欠く弦の編成は 8, 6, 4, 3と最小限で、モダン配置。
6曲とも三拍子で、すべて異なる調。
比較的親しみやすい雰囲気ですが、モーツァルトらしさは間違いなく刻印されていて、シンプルながら味わい深い。
宮廷での舞踏会の様子が目に浮かんでくるようでした。
次は、コンチェルト。
オケは12型(12, 10, 8, 7, 6)。
マルク・ブシュコフさんと飯森範親さんの共演は、先日パシフィックフィルハーモニア東京の演奏会でも聴いたばかり。
今回は比較的舞台に近い席で聴いた結果、艶ややかで温かみがあり、しかも内側に熱を秘めた力強い音は、大変魅力的でした。
その美音で、旋律美に溢れたコルンゴルトの魅力を伸びやかかつ大きなスケールで描きました。
特に終楽章では、華麗なテクニックの冴えも存分に披露。
一つだけ難を言うなら、ヴィブラートの大きさが気にならなくもない。
個人的好みかもしれませんが、音程を揺らしすぎるヴィブラートは、どうも好きになれません。
コルンゴルトの協奏曲って、ハリウッドの映画音楽風に聞こえる部分もなくはないですが、ロマンティックなメロディは実に魅力的で聴き応え十分です。
ハープ、チェレスタ、グロッケン、シロフォン、ヴィブラフォンからチューブラーベルまで、協奏曲では珍しい楽器がたくさん使われているのも面白い。
ソリスト。アンコールは、バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003より 第3楽章 アンダンテ。
こちらはヴィブラートぐっと控えめで、品格ある瞑想的な演奏。
最後はいよいよ家庭交響曲。
オケの編成はさらに拡大して、16型に。
縦線が揃う場面がほとんどなくて、常に多数のパートがポリフォニックに絡み合っているような、大変な難曲だと思います。
おまけにトランペットやホルンには難所がたくさん。
それを技術的に破綻なくまとめるだけでなく、ストーリーにそって家庭の様子を活き活きと描く必要があるのですから、もう大変。
群響はよく頑張ったと思います。十分に満足のいく演奏でした。
トランペットが何ヶ所か高音をしくじりましたけど、まあ、仕方がない。
ホルンは随所で活躍を見せて、大健闘。
最終盤で超高音から高速つるべ落としの箇所がありますか、見事にクリアしていました。
弦楽器群も管打楽器の大音響に負けじと熱演していたし、金管と弦に挟まれた木管群も埋もれずに存在感を見せてみていました。
オーボエダモーレのソロもいい味出してましたし。
それにしても、フィナーレの長丁場(個人的には「まだ終わらんのかい」と言いたくなる過剰さ、冗長さ!)を乗り切って最後のクライマックスまで描ききるのは、体力的にも、気力/集中力の面でも大変だと思うのですが、それをやり遂げた飯森さん・群響には頭が下がります。
この曲のフィナーレには4本のサクソフォンが使われます。ソプラノ、アルトはともかく、バリトンやバスまで使う曲なんて、他にないんじゃないでしょうか。
それなのに、オケ全体が大音響を奏でる中で、その音がほとんど聞こえないのは可哀想。
でも、以前都響でこの曲を振った小泉和裕さんによれば、サクソフォンが「ある」と「ない」では響きが違うのだそうです。
というわけで、初めて行った素晴らしいホールで、指揮者、ヴァイオリスト、そしてオケの熱演により多彩なプログラムを楽しむことができ、遠くまで出かけた甲斐がありました。
#長野県上田市 #サントミューゼ #サントミューゼ大ホール #上田市交流文化芸術センター #群馬交響楽団 #群響 #群馬交響楽団上田定期演奏会 #飯森範親 #伊藤文乃 #マルクブシュコフ #marcbouchkov #モーツァルト #6つのドイツ舞曲 #コルンゴルトヴァイオリン協奏曲二長調 #jsバッハ #無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 #リヒャルトシュトラウス #家庭交響曲
南紫音さんのヴァイオリン・リサイタル🎻
ピアノは秋元孝介さん🎹
素敵でした✨
サントミューゼさん、10周年おめでとうございます🎉
#南紫音#ヴァイオリン#秋元孝介#ピアノ#サントミューゼ#上田市交流文化芸術センター#上田市
7月 27

南紫音さんのヴァイオリン・リサイタル🎻
ピアノは秋元孝介さん🎹
素敵でした✨
サントミューゼさん、10周年おめでとうございます🎉
#南紫音#ヴァイオリン#秋元孝介#ピアノ#サントミューゼ#上田市交流文化芸術センター#上田市
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