安藤忠雄さんの講演@松本

建築家、安藤忠雄さんの講演が松本であった。
全国の城下町のJC(青年会議所)が開く「全国城下町シンポジウム」の松本大会で、こんなビッグな人の講演がそれも無料で聴けるのはラッキー。
大震災復興構想会議の議長代理も休んで来て頂いた(なんでも、お偉い学者さん達が7時間もかけて会議をするそうな)。
最初から最後まで、大阪弁で漫談のようなしゃべくりで、日本人や行政のしょうもないところ、何と主宰のJCまで軽妙に批判。
有名な「住吉の長屋」や最近の「直島」などを見せながらのトークの内容は、、
・エリートでない経歴ならではの、「すき間を探して努力すべし」
・町の個性を生かすべき(「松本にエスカレータなんてあるとは思いませんでした、とか」)
・地方都市は経済規模はそこそこしかないんだから、創造力を発揮すべき
・敷地やお金がなくても、8坪の画廊付き住宅とか、「町民施工」したドイツの「石の彫刻美術館」のように工夫すれば何とかなる。
・80年代以降の日本は過保護がいかん。子どもも大人も自立が大事。
当たり前といえば当たり前のことですが、どれもその通り(拍手)


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