「無いものねだり」から「あるもの勘定」への発送の転換

会社・中町2009.02.18

この前ここでお知らせを書いた中小企業家同友会の例会の「仙仁温泉岩の湯」金井社長の話を聞いた。
この方のお話しを聞いたのは2回目だが、今回も素晴らしい内容で感動的だった。
・高度成長期の他の人と同じ幸せを追い求めた時代が終り、人と人との関係性が希薄になって来たが、これからの時代は、「個」がキラキラと輝く時代になる。
・誰もが持っていて気づかない「心の湖の底の宝石」を掘り起こして輝かせることが大事。それはアンケート等ではわからない。
・「物」づくり→「事」づくりの時代:モノが満ちあふれた現代、人は諦めながらも諦めきれずに旅をしている。1畳10万円のカーペットより、落ち葉の小道で、やさしい時間・空間、人生のロマンを。
・「無いものねだり」から「あるもの勘定」への発想の転換:仙仁温泉は、山の中の小さな一軒宿で不足・不便・不揃いだが、それをアピールし、人の心のこもったサービスに触れることができれば、都会からお客さんが来る。
・「初めに思いありき」:お客様にどう過ごして欲しいか、自分たちがどうあるべきか、が大事
など。実際に聞かないと伝わらないでしょうが、話術も素晴らしく、本当に「仙仁温泉岩の湯」に泊まってみたくなりました。


「無いものねだり」から「あるもの勘定」への発送の転換」への2件のコメント

  1. コメントありがとうございます。
    今は、前向きに物事を考え、わかりやすい言葉で表現することが大事な時代、そうでないと行きにくい時代なんだろうと思います。

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