会社のビルから3軒隣の工事中のお宅で不発弾が見つかり、その処理のため、中町通りは何時間も通行止めとなり、警察・消防・自衛隊・市の職員・TV局が来て、半日大騒ぎ。
60年前から復活した亡霊のような爆弾騒ぎの中町から、女鳥羽川を渡ると、寒い中、はっぴ姿の女性たちがえびす講の神輿を担いでいる。タイムスリップしたような感覚。
夕方、お客さんの所での打ち合わせから帰って会社に戻ろうとしたら、警察官が通せんぼし、100m以内は避難勧告が出されていて、立入禁止とのこと。生まれて初めて「避難勧告」を受けることになったわけだが、「勧告」は「強制」ではないので入れるはずと押し問答の末、やっと入れてもらった。
いちおう、明日来たら会社がふっ飛んでいた時のことも想定してバックアップデータを持って7時すぎに会社を出たら、ちょうど不発弾の処理が終わった。人すら通っていなかった中町から、止まっていた時間が動き出したかのように、車や歩行者が行き交う日常の中町に戻った。
不発弾で避難勧告(松本中町)
会社・中町2007.11.19