昨日からの東日本大震災、ブログに書くのもはばかられるような悲惨な大災害だが、将来のための記録として、日記に残しておこうと思う。
昨日の午後、事務所の4階の部屋でいつも通り仕事をしていたら、部屋全体が揺れ出し、少し経っても収まるどころか、だんだんひどくなって何分も続いた。11年前松本に来てから一番大きい揺れだった。東京ではもっと大きい揺れを体験したがこんなに長く気持ち悪い揺れ方はなかった。
事務所のある建物はあまり新しくはなく、1階が駐車スペースの構造で、ニュージーランドの崩壊したビルの映像が脳裏に。何もできないが、とりあえず靴を履いてドアを開け放った。
帰宅して、英語のdisasterとかcatastoropheとか言う言葉がぴったりな映像を見て、寝たら、夜中に大きく揺れて目が覚めた。今度は震源が長野県と知って、「え?」とまさに目を疑った。
東京事務所の社員は3時間歩いて帰ったが、特に大きな被害はないとのこと。東北地方の知り合いで人的被害に会った方はいなかった(家には入れないそうだが)が、被害者や家族の心情は計り知れない。
海外の家族・親戚とも電話で話したが、長野県でダムが危ない、というような間違った報道もされている。
この後は、原発の炉心溶融と爆発というのが相当まずい。爆発が外側で、炉心が落下せずに持ちこたえることを祈るのみである。
松本には大地震の起きる確率が高いと言われる牛伏寺断層が、塩尻・松本の東部から市街地、安曇野に連なってあり、まさに明日は我が身である。
東日本大震災の日記
その他自然・田舎暮らし2011.03.12