信州では、4月3日にひな祭りをするところが多い。
会社の近くの、人形店が並ぶ「人形の町」高砂通りでも、写真のように雛人形を並べている店と、五月人形を並べている店が両方ある。
昔は旧暦で、3月3日の桃の節句は、新暦より1ヶ月前後遅れるのだが、年によって日が変わるのはわかりにくいし、新暦だと3/3はまだ真冬で桃どころか何も咲いていないので、「月遅れ」の4月3日にやるようになったのだろうか。
中野の土人形のひな市や北信地方で盛んなひな祭のイベントも3月から4月初めに行われる。
長野県では、七夕も8月7日にやるところが多い。
こちらに越して来た時は、3/3を過ぎてお雛さまをまだ出ているのを見て、信州では「婚期が遅れる」と言わないのかなあ?と思ってた。
ひな市のように、何百年も続く伝統が、今も旧暦で廃れずに行われているのはすばらしい、と思う。
月遅れのひな祭
その他自然・田舎暮らし2009.03.13