カタクラモール跡地


東松本のカタクラモールが取り壊された跡地に一つ残された製糸工場の建物。
誰もが大震災後や戦争直後を思いおこす光景のまま、何ヶ月もそのままになっている。
巨大イオンモールの建設が予定され、市街地の商店や交通に悪影響を及ぼすと市民が反対する中、イオン自体の業績の悪化のせいもあるのか、はっきりした計画や設計が公表されないまま。
製糸産業という歴史の一コマだった工場の建物がポツンと残るこの風景の写真は、後生ではどんな時代の始まりの一コマになるのだろう。
一面の雪原の中、アルプス常念岳を背景に立つ姿は、絵になる光景ではある。


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