北陸新幹線と大糸線


富山県のインバウンドの業務のための出張で、開業したてのピカピカの北陸新幹線に乗りました。
松本から今までどんな行き方でも4~5時間かかっていたのが、最短で2時間半になったからさすが速い。
長野市を出たらすぐ飯山駅で、美しい千曲川の車窓もあっという間に過ぎ、新潟との「国ざかいの長いトンネル」を抜けると雄大な妙高山と新潟平野、すぐ日本海が見えてきたと思ったら黒部立山連峰を見ながら富山へ。
それぞれ特徴のある美しい場所ですが、何と忙しい「旅」なんでしょう。
車窓の景色はスピードと防音壁のためにあまり見えない上に、あっちこっちでトンネルに入ると、携帯の電波も届かず突然暇になる。
リニア新幹線は、速度もトンネルの割合もこれを2倍にした感じなんでしょうね。
帰りは糸魚川から大糸線で帰ったら、これがまた見事に対照的な超「旧」幹線。

1両編成の電車、一人も乗りも降りもしないさび付いた無人駅、乗客は地元の高校生と外国人、ゆっくりまったり走る車窓の外にはさえぎるものはなく、姫川の渓谷や白馬連峰の風景が満喫できます。
糸魚川駅は、待合室が、何と、使わなくなった電車の中でした。


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