農業ビジネス参入5年目のかまくら屋の報告

農業ビジネスに参入されて5年経った「(株)かまくら屋」田中さんの報告を聞きました。経営者団体の中小企業家同友会の例会です。
スズキの自動車販売会社長の、そば栽培という新規事業への挑戦。
車の仕事をやりながら少し模索されている状態かと思ったら、そうではなく、本気で、9割方新規事業に時間を割かれていると聞いて、まずビックリ。
農業知識ゼロ、怪訝な目で見られながら、山奥でジャングルと化した耕作放棄地を何とか貸してもらって開墾することから始め、今は計60ヘクタールもの見捨てられた荒れ地をそば畑にされてるとか。
長野県トップの耕作面積だそうで、葉っぱビジネスのような「社会的農業(ソーシャルビジネス)」として評価され、農林水産大臣賞も受賞されました。
でも、4年間の道のりは、失敗談が多く、鹿に食べられたり、一番忙しい夏に社員にやめられたり、できた蕎麦粉の販路の開拓など、try → 失敗 → めげずに別の方法をtry、の繰り返し。
私も少しあこがれる農業ビジネスの現実は、粘り強さ・たくましさが必要な世界だなと思い知り、とても勉強になりました。
かまくら屋さんのHPはこちら。蕎麦粉は中信地区の直売所などで売られてます。


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