耳の湿疹の治療で、松本城の近くにある「宮島耳鼻科」に初めて足を踏み入れました。大正12年に建てられた擬洋風建築の外観は、医院というよりお菓子屋かテーマパークで、前から気になっていました。
内装はどうかと言うと、リフォームしていて普通の医院でした。「写真撮影禁止」の張り紙があります。
隣には「青木医院」が廃業してそのまま「青木カフェ」として使われている建物が。こちらは昔の映画やドラマに出てくるレトロな医院の感じ。一部展示されている医療器具のショーケースを見ながらコーヒーなど味わえるそうです。
松本城の東側の外堀は、お城のお殿様御用達の医者がいた歴史が今も残っていて、通称「お医者さま通り」。
新しい白くて清潔で高額な機械が設置されている医院より、木造の古い医院の方がいい感じがするのは自分だけでしょうか。