信州自遊塾で企画した狩猟現場を見てジビエをいただく11/30のツアー。
ちょうど冠雪した浅間山を見ながら軽井沢まで行き、山間地の野鳥生息地で「おしゃべりハンター」と「漫画家ハンター」の若い2人の散弾銃と空気銃による野鳥の狩猟の現場を見せてもらいました。
狩猟は野生動物が相手で、釣り以上に難しく、獲物があまりいなくて実際に銃を撃つのは見られなかったが、狩猟がどんなものか、座学も含めて解説を聞けるめったにない機会でした。
お昼は、前の週に「漫画家ハンター」が霧ヶ峰で獲った鹿肉のロースト・ステーキ・キッシュ・スープ・シチュー等豪華なランチを、自然と野生動物に感謝しながらいただきました。
信州では鹿が増えすぎているため駆除対象で、鹿肉はこれまで何度か頂いていますが、家畜の肉と違って脂身がほとんどないのに柔らかくて美味しいです。
これまで、「狩猟」は、欧米の貴族のように、ゴルフ場のようなクラブハウスがあり人が立ち入らない狩猟場でやるイメージでしたが、日本では鳥獣保護区など以外(市街地でも可能)で、誤射がないように自己責任でやると知って驚きました。
また、殺した動物を食肉で頂くのは難しく、補助金が出る害獣駆除や単なるハンティングを目的としているハンターが多い、ということを聞き、残念。
帰りに、軽井沢千住博美術館に寄って、有名な滝の絵などを鑑賞。
作品も建築も素晴らしいが、中はいっさい撮影禁止でおしゃべりすらダメ。日本の美術館はどうしてこうケチなのかといつも思います。