5千年前のストーンサークル遺跡in大町


信州自遊塾の「小旅行講座」で1500年前の仏像を見た後、時代をさらにさかのぼり、5000年の縄文前期の環状列石(ストーンサークル)を見学しました。
たぶん長野県に住む方でもほとんどが知らない、大町の上原わっぱら遺跡。
石の並ぶ延長線をたどると、春分・秋分の日に太陽の昇る場所と一致するとか。
長野県には、他にも、国宝に指定された縄文のビーナス・仮面の女神など、縄文時代の遺跡が多い。縄文時代の信州は、食料のどんぐりや、石器の材料の黒曜石が豊富だったので、日本の中でも「大都会」だったんでしょうか。
原村には、日本最古のストーン・サークルがある「阿久遺跡」もあるとか。
この日は秋晴れで、所々で刈り入れ直前の黄金色の稲穂を見ながら、長野県の悠久の歴史の深さとロマンに思いをはせた1日でした。


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