今年発足した「地域創成まつもと会議」の第二回フォーラム「山雅をJ1に!」に参加した。
松本山雅FCは、長野県内のいくつかのサッカーチームの一つで、去年地域リーグからJFLに昇格し、その上のJリーグのJ2、そしてJ1を目指している。
JFLでの成績はそこそこだが、平均観客数は4700人とだんトツで、しかもお金を払って見に来る人が多い。サポーターの応援のレベルが高く、全国的に有名らしい。
それが、7~8年前は、弱く、資金もなく、応援しているサポーターが2人という試合もあったとか。その時と最近の応援風景の写真を対比して見せてもらったが、信じられないぐらい差がある。
地元の一企業がスポンサーと言うチームではなく、市民の力で、この数年で急に強く観客動員できるチームになったのは、今日のパネラーの方たちの、ボランティアというだけでなく私財も投入してのものすごい努力があったからだとわかった。
観客に、単にサッカーを見に来てもらうのではなく、スタジアムがディズニーランドのように楽しい場所になるように、というさまざまな努力。
前にボランティアで行った時は、確かに、試合の始まる何時間も前から家族やカップルで楽しそうにスタジアムに来る人たちが多かった。
「雷鳥は頂を目指す」という信州らしいキャッチフレーズで、J1というわかりやすい目標を掲げて頑張ってステップアップして行く姿勢から学ぶものは多い。
松本山雅に見習いたい
スポーツ2010.09.22