• 上田城真田丸大河ドラマ館
    2016.04.13

    真田丸・御柱・お練りまつりで大賑いの上田・諏訪・飯田

    「真田丸」と「千本桜まつり」で賑わう上田城に行ってきました。
    大河ドラマと日本一の武将の人気は絶大、平日でも聞きしに勝る人出でした。4/24には恒例の真田祭りも行われます。第2次上田合戦を再現する決戦劇もあり、今年は大賑わいとなりそうです(^^)

    一方、諏訪地方は6年ぶりの御柱祭りで沸き返っています。山から巨木を時には命がけで運ぶ有名な木落しや川越しは、今回もけが人も出しながら終わり、5/3~5・14~16に「里曳き」が行われます。

    御柱の年に信州南部の飯田で開催される「お練りまつり」も、3月末の3日間行われ、30kgもの大獅子舞や大名行列で盛り上がりました。

    信州の桜の名所は、高遠など市街地では散り始めていて上田も満開を過ぎていましたが、標高の高い所や北部ではこれから見頃。安曇野陸郷の山桜や光城山、小諸懐古園、長野市神代桜、大町公園、飯山城跡公園、小布施岩松院大芝高原、駒ヶ根光前寺、阿智黒船桜などで4月中旬~遅い所で連休前まで見られるでしょう。

    前回の旬のトピックの「名水総選挙」の結果は、安曇野の湧水群が2部門で堂々の1位、松本が3位となりました(^.^)

  • 安曇野大王わさび農場の川
    2016.03.09

    「名水総選挙」に花が咲き始めた安曇野わさび田と松本の湧水群が出馬中

    3月になって気温が上がり一気に春めいてきて、春一番に咲く福寿草は例年より早くもう見頃の所が多いようです。

    わさびの花も開花し始め、収穫祭のイベントが3/12から始まる安曇野わさび田の湧水群と、松本城下町湧水群が、今年初めて行われる環境庁の「名水百選30周年総選挙」に3/13まで出馬中です。「観光地」「景観」部門で1.5倍の予選を勝ち抜いてエントリーしているので、ネットで清き1票をお願いします。

  • 樹氷
    2016.02.13

    雨氷・樹氷・霧氷・結氷・・美しく時に恐い不思議な氷と雪の世界

    朝晩氷点下5~10℃の真冬らしい日が続いている信州です。
    1/29に松本の扉温泉などで大量の倒木が起き、人気旅館「明神館」の宿泊客が一時帰れなくなったのは、雨が冷えて木に凍り付く「雨氷」の重みが1本あたり1トンにもなったことが原因とわかりました。
    それぞれでき方が違う雨氷・樹氷・霧氷は、どれも美しく、この時期の信州のスキー場などで見られる風物詩ですが、その恐ろしさも実感しました。

    その他の真冬の風物詩の一つ、諏訪湖の御神渡り現象は、一時-13℃の寒さで全面結氷して出現が期待されましたが、その後の寒さの緩みで解氷して今年は起きないと地元の神社により宣言されました。一方、滝が美しく凍る木曽の白川氷柱群は、今年も見られ、カメラマンに人気です。
    八ヶ岳山麓松原湖のわかさぎの穴釣りも今年は結氷が遅れましたが、1/23に全面解禁となり、賑わっています。

    当初の暖冬でやはりシーズンが遅れていたスキー場は、どこもほぼ全面滑走化となりました(^^)

  • 前々回の御柱祭 下社木落とし
    2016.01.23

    今年は6年ぶりの諏訪大社御柱イヤー

    暖冬から一転して数十cmの積雪と連日朝晩-5℃以下の気温の続く信州です。
    軽井沢では悲惨なバスの事故がありましたが、スキー場はこの雪でようやくオープンできたところもあり、地元ではこれからの入り込みに期待しています。

    今年の諏訪エリアは、6年(数え年では7年)に一度の「御柱イヤー」。豪快な「木落とし」や「川越し」など、毎回人気が出て見物客が増えている諏訪大社の御柱祭りが4/2~5/16の間の12日間に渡って行われます。今回は木落としの観覧席が有料となり、すでに抽選申し込みが始まっています。

    暖冬と雪不足で心配された信州の冬ならではの氷や雪のイベントは、問題なく行えそうです(ちょっと寒すぎますが)。今日明日の松本城氷彫フェスティバル、これから見頃の木曽白川氷柱群、2/13~14の飯山雪まつりかまくら祭り等、暖かい格好でお出かけください。

  • 上田駅前の「真田幸村公騎馬像」
    2015.12.07

    1月STARTの大河ドラマ「真田丸」で早くもにぎわう上田と松代

    12月に入って冷え込み、最低気温が氷点下になる地域も出始めました。整備が遅れ気味だった各地のスキー場にも待望の雪が降り、例年通りオープンできるところが多そうです。
    スケート場は早くからシーズンが始まっていて、今年は長野市で開かれて羽生さん・浅田さんがそろい踏みしたNHK杯のフィギィアスケートでは、市内のホテルが満杯になる盛り上がりでした。

    一方、1月から始まる来年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、真田家の本拠の上田では今年からプレイベントも行われ、すでに観光客が増えています。1/17からは、上田城跡公園内の旧市民会館の建物に「上田真田丸大河ドラマ館」がOPEN。
    江戸時代に真田十万石の城下町となった長野市松代と共に、1年間多くの観光客で賑わいそうです。

    上田に残る真田家ゆかりの史跡や博物館のリストは、真田祭りのページをご覧ください。

  • 大ケヤキの紅葉(11/4 松本 あがたの森公園)
    2015.11.04

    紅葉の見頃は後1週間程。木曽は御嶽海の新入幕で盛り上がってます

    穏やかな気候が続く中、11/2には山岳部は雪が降って冠雪した11月の信州です。長野県内の紅葉は平地まで降りてきていて、後1~2週間で終わります。

    上田の城跡公園や角間渓谷、小諸の懐古園、大町の霊松寺、松本の扉温泉崖の湯、安曇野の旧国鉄廃線敷等が、まだ見頃で、各地で紅葉祭等のイベントも行われています。

    寝覚の床や田立の滝等が見頃の木曽では、地元出身で、昨年噴火した御嶽山の復興を祈念したしこ名の御嶽海みたけうみの大相撲新入幕で盛り上がっていて、似顔絵を描いた応援クッキーも販売されています。

  • ホイル焼き・松茸ご飯・吸い物の松茸3点セット
    2015.10.04

    松茸やキノコが数年来の豊作♪ 紅葉も始まってマス

    天高くとても過ごしやすい季節、朝晩はそろそろ寒い信州です。
    そして信州の秋は、美味しい果物、栗、新米、そば粉、そしてキノコが店先に所狭しと並びます。なかでも日本一の出荷量の松茸が今年は数年ぶりの豊作。形もいいそうで、先日知り合いから頂いた松茸も写真のようにとても立派でした。
    松茸は高くてちょっと..という方は、美味しいキノコも豊作で、直売所や道の駅などで多く出回っています。

    紅葉は、涸沢八方尾根栂池自然園乗鞍岳白駒池志賀高原等標高の高いところで今見頃。その他平地の紅葉スポットも例年より少し早めで、10月中旬~11月初めが見頃となりそうです。

  • 昨年9/19の乗鞍位ヶ原のナナカマド
    2015.09.13

    来週はシルバーウイーク!今年は早めの紅葉やキノコに出会えるかも

    秋の訪れの早い今年。松茸天然キノコが例年より早く出荷開始されているようです。

    気になる紅葉は、標高が2500mより上の千畳敷カールや涸沢で、草と一部の樹が色づき始めたようです。例年なら信州の主な紅葉スポットは、平年の見頃は10月ですが、今年は気温がこのまま低いままだと、昨年と同じく、少し早まりそうです。

    なので、6年ぶりのシルバーウイークには、キノコが味わえ、高地での紅葉が少しは見られるかも。
    この時期、朝晩は特に冷えるので、暖かい服装を持ってお越しください。

  • サイトウ・キネン・オーケストラ(2004年時)
    2015.08.14

    信州の8月は音楽とゲージュツの季節のSTART

    好天が続き、今年は登山には嬉しい夏、下界は猛暑がやっと一段落です。
    夏休みでたくさんの方が山に里に訪れる8月は、花火などいろいろなイベントも行われますが、クラシックなどの音楽と、美術館のアートのイベントがこれから秋にかけて各地で行われるのが信州らしいところです。
    今年から名称が「サイトウ・キネン」から変更されたセイジ・オザワ 松本フェスティバルも~9/15の日程で始まっています。小澤征爾さんが怪我でオペラのタクトを振れなくなったのは残念な知らせでしたが、今年は、世界の著名音楽人が友情出演する「80歳バースデー・コンサート」も行われます。軽井沢国際音楽祭・木曽音楽祭も8月後半に行われます。
    アートは、たくさんの美術館が点在する安曇野と諏訪で、サマースクール・夜のミュージアム諏訪湖まちじゅう芸術祭が9月まで行われます。

    国の補助金によるしあわせ信州ふるさと割は、宿泊料金の5,000円割引クーポン券の抽選が8/20まで受付中、体験料金の2,500円割引クーポンは10/30まで販売中です。9月のシルバーウイークなどの旅行にいかがでしょう♪

  • 登山コースから見た浅間山
    2015.07.14

    夏山登山&ハイキングシーズンが幕開け♪気になる火山情報

    長かった梅雨が終わると、夏山の登山&ハイキングシーズン。
    昨年の紅葉のピークシーズンに噴火して多くの方が犠牲になった御嶽山でも、例年通り山開き・安全祈願が行われました。御嶽山の火山活動は落ち着いて、「警戒レベル」が3から2に引き下げられ、9合目まで登れるようになりました。
    一方、浅間山と、長野・群馬県境で志賀高原に近い草津白根山が、警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げられ、浅間山は外側の外輪山「黒斑山」までしか登れなくなり、白根山はエメラルドグリーンの「湯釜」が見学できなくなりました。
    長野県内と県境には、その他にも活火山とされている山が8つありますが、常時噴煙が見られる上高地の焼岳を含めて警戒レベルは1で、火山活動の予兆は今のところありません。

    猛暑を避けて、信州の標高の高い山や高原に行きたくなる季節。噴火だけでなく、滑落・落雷の事故や道に迷っての遭難などにお気を付けて、山歩きをお楽しみください。