• 美ヶ原
    2012.07.10

    山岳診療のドラマ「サマーレスキュー」のロケ、高山植物咲く山々で進行中

    本格的な夏山のシーズンに合わせて、今週スタートしたTBSの日曜劇場「サマーレスキュー~天空の診療所~」。「ゲゲゲの女房」などの向井理と「カーネーション」の尾野真千子という人気俳優の競演で視聴率も高いようですね。
    ロケは、今レンゲツツジが満開の美ヶ原乗鞍高原、空撮は槍ヶ岳など、信州の人気ハイキング・登山スポットで行われています。
    ドラマに出てくる山岳診療所はセットですが、医療者がボランティアで参加する山岳診療所は実際に日本アルプスのいくつかの山小屋の脇などにあります。上高地にもあり、登山やハイキングの時に探してみてもいいかもしれません。
    信州の山では、今、「高山植物の女王」コマクサニッコウキスゲなどの高山植物が見頃です。

  • 養命酒健康の森のカフェ「ヒーリングテラス」
    2012.06.25

    南信州に農と食のスポットが点在する農道があります

    信州の梅雨は、晴れる日も多く、そんな時はからっとしています。今年は5月以降気候が安定していて、山に登ると美しい新緑やレンゲツツジなどが楽しめます。
    6月は山菜や、美味しい野菜が出回る季節。信州には、安全な地元の農産物が安く手に入って人気の直売所が至る所にありますが、中でも、南信州伊那地方の2つのアルプスを望む広域農道は、直売所と、工場直営の「食」のスポットが点在しています。
    日本有数の人気直売所グリーンファーム、諏訪湖畔のくらすわも人気の養命酒の工場の「健康の森」、国内シェア8割の寒天メーカーでユニークな経営でも知られる伊那食品本社のかんてんぱぱガーデン、果物狩りなどの体験が人気のはびろ農業公園みはらしファーム、見学ができるマルスウイスキー&ワインの工場などなど…
    駒ヶ岳などへの旅の帰りに、ちょっと変わったおみやげを探すにもいいかも、です。

  • 今年のクラフトフェア松本の一コマ
    2012.06.02

    クラフトフェア松本に7万人。グリーンシーズンの信州は工芸も見どころデス

    先週末の土日、全国から工芸作家とクラフト好きたちが集うクラフトフェア松本行って来ました。今年は天気も良く、今までで最高の7万人の来場者で大にぎわい。クラフトフェア松本は、今では全国各地で開かれるようになったクラフトフェアの草分け的存在で、10倍近い競争率から選ばれた全国や地元のクラフトマン達の自信作が展示販売されるイベントで、松本在住のスタイリスト、伊藤まさ子さんが紹介してから人気に火が付いています。
    グリーンシーズンの信州は、工芸も一つの見どころ。松本を皮切りに、今週末は、駒ヶ根高原で日本最大規模の300店以上出店の「くらふてぃあ杜の市」と木曽漆器祭。7月には八ヶ岳自然文化園でクラフト市や原村で「奏での森くらふと」、夏休みには各地の美術館でのクラフト体験やワークショップも行われます。10月には、クラフトフェア松本の弟分的イベント、制作実演・体験の「クラフトピクニック」もクラフトフェアと同じあがたの森の会場で開催されますヨ。

  • 針ノ木岳から、残雪の北アルプスの眺望(写真:4/21 信州山遊びねっと
    2012.05.13

    登山シーズンスタート♪ 春山には冬の装備でお越し下さい

    4/25~27に上高地・駒ヶ岳千畳敷・美ヶ原高原など、各地で開山祭も行われ、今年も登山・トレッキングのシーズン幕開けとなりました。駅や街中でも、リュックを背負った方が多く見られます。
    今年は一部の山では残雪が多く、連休中の悪天候で、6名のパーティが白馬の縦走途中に遭難して亡くなり、地元では新聞の号外も配られました。
    連休後、昼間は暖かく穏やかな春の日よりですが、朝晩は冷え込んでいて、志賀高原では雪が降ったそうです。気温が乱降下する信州の5月、春山の登山に来られる方は冬の装備をしてお越し下さい。

  • 2012.05.01

    GW後半の一大イベント、佐久のバルーンフェス。今年は20回記念大会です

    5月連休、信州では花桃菜の花水芭蕉カタクリなど、色とりどりの花が咲き乱れています。
    そしてこの季節、佐久では、花たちに負けない色とりどりの熱気球が見られる一大イベント、佐久バルーンフェスティバルが開かれます。
    千曲川沿いに、国内外から約40機の熱気球と30万人もの見物客が集まる全国的に有名な大会なのですが、今年は20周年で「熱気球日本選手権」も兼ねるため、連休後半の4日間フルに行われます。さわやかな信州の空によく合う熱気球は、安曇野や原村などでも体験フライトやイベントがあり、ときどき見かけます。

  • 満開時の高遠のコヒガン桜
    2012.04.17

    やっと開花! 今年の信州は桜が連休まで見られます

    なかなか開花しなかった今年の長野県内の桜ですが、上田城で一昨日、高遠松本城が昨日、開花宣言が出されました。
    4/10に開花した飯田が今満開で、高遠などは満開は今週末前後となりそうです。開花が遅い大町・飯山や標高の高い所ではGW前に開花し、GWがちょうど見頃になるところも。千曲のあんずも4/14に開花しています。
    東京あたりでは満開を過ぎた桜が、春の遅い信州では、これから。それも、今年は、と桜が両方が一緒に咲き、他の花も一斉に咲いて信州らしい「百花繚乱」の春になります。

  • 長野市内中心部を走るランナー
    2012.04.02

    マラソン・ウォーキング大会が大人気!今年の長野マラソンは1万人が走ります

    4月になりました!・・なのにまだまだ寒く、今朝も氷点下になった信州ですが、も咲き始め、確実に春が近づいています。
    4/15には、超人気のフルマラソン大会の長野マラソンが行われます。昨年は震災の後で中止となり、今年はその時走れなかった方々を含めて、初めて出走者は1万人となりました。今年も高橋尚子さんが参加される他、例年以上に、高い記録を持つ招待選手もエントリーしているそうです。
    早春の長野市内を走る長野マラソンは、前身の昭和33年の信毎マラソン第1回大会ではたった51人の参加だったのが、年々人気が出て参加者枠も増えています。それでも、ランニングブームの最近は、受付開始当日にいっぱいになるそうで、人気シンガーのコンサートのチケット並みです。
    5月に行われる軽井沢ハーフマラソンも、今年は受付開始後2~3週間で5000人も申し込まれたそうです。観光も兼ねて、楽しみながら参加する方も多いのでしょうね。
    冷涼な信州では、マラソンの季節は春や秋。高原地帯では初夏でもマラソンが行われます。長野県内のマラソン大会のリストをご覧下さい。「マラソンは無理」という方は、ウォーキング大会もありますよ。

  • えのき氷(写真提供:中野市)と山賊焼
    2012.03.08

    えのき氷・塩麹・山賊焼・・長野県のローカルフードがなにげに人気

    3/5に雪が降った翌日、一気に暖かくなり、安曇野のわさびの花も一部開花しました。
    最近、長野県のローカルな食材や料理がTVなどで取り上げられて脚光を浴びています。エノキダケ生産量日本一の中野の「えのき氷」と、 麹と塩と水で作る発酵調味料塩麹しおこうじは、地元でも「売り切れ」が多くなっています。
    今日3/8・3/9は、塩尻・松本のローカルフードの鶏肉の唐揚げ「山賊焼」の日。市内のお店や施設で、山賊焼や山賊バーガーなどの特別メニューや割引サービスがあります。コンビニのサークルKでは松本大学が開発した山賊焼弁当も売り出されます♪
    その他、長野県内の食文化に関する情報は農と食に関するスポットのコーナーをご覧下さい。

  • 松本市美術館前で自作の「幻の花」を見る草間彌生さん(2010年)
    2012.02.24

    地元出身の草間彌生と、シャガールの企画展を松本市美術館が開催。信濃デッサン館では立原道造展示室がオープン

    2/19に菅平で-29℃という本州での最低気温記録を更新した今年の冬の寒さも去り、ようやく春めいてきて、辰野町からの福寿草の開花の知らせも届いています。
    今、大阪やロンドンで、世界的に著名なアーティスト、草間彌生さんの展覧会が人気ですが、草間さんの故郷は長野県松本市。松本では一昨年から草間彌生さんデザインのバスも走っています。
    その草間さんのモニュメントと常設展が見られる松本市美術館では、今年7/14~11/4の長期間にわたり草間彌生展が行われます。今は、シャガール展を全国に先駆けて4/1まで開催しています。
    長野県は美術館・博物館の数が日本で2番目に多いところ。若くしてなくなった画家の作品を展示する上田の信濃デッサン館では、詩人・画家の立原道造記念展示室が新設、軽井沢では去年10月に千住博美術館がオープンされるなど、ホットなニュースも相次いでいます。

  • 2012.02.07

    結氷した諏訪湖で4年ぶりに御神渡り現る!神事では「今年の世相が明るい兆し」と出ました

    諏訪で-13.9℃まで冷え込んだ2/3の朝、諏訪湖の御神渡り現象が4年ぶりに出現、2/4に地元の神社の宮司さんにより確認されました。昨日行われた「拝観式」の神事では、400年以上前から伝わる過去の記録と照合し、「明るい兆しが見えて来るだろう」と占ったそうです。ぜひ当たって欲しいもんです。

    諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道と伝えられ、本州で唯一諏訪湖でのみ見られる神秘的な現象。全国ニュースで報道され、このサイトの御神渡りのページにも、1日でこの時期の1ヶ月分以上の22万回のアクセスがありました。都会からもさくさんの方が見物に来られたようですが、昨日からの暖かさと雨で氷が溶け、もう見られなくなりました。温暖化で年々珍しくなっている御神渡り、次見られるのは何年後でしょうね。
    やはり結氷した湖でしかできない松原湖のわかさぎ穴釣りも寒い今年は早々と解禁して賑わっています。