• 水木沢天然林の渓流と林
    2009.07.02

    昨年、新名水百選に選ばれた水木沢天然林が人気

    昨年「平成の新名水百選」として、長野県から、まつもと城下町湧水群(松本市)・龍興寺清水(木島平村)・観音霊水(飯田市)と共に選ばれた水木沢天然林(木祖村)。木曽川の源流で、しかも、樹齢200年以上の天然の原生林の中を森林浴できる超穴場的スポットでしたが、一躍名前が知れて今年は観光客が急増しています。
    1時間程度で一巡できるコースでお薦めですが、その一方、自然破壊への不安があり「守る会」もできています。決められた遊歩道を静かに歩きたいものです。
    なお、1985年に選定された「名水百選」では、長野県から、猿庫の泉(飯田市)、安曇野わさび田湧水群(安曇野市)、姫川源流湧水(白馬村)が選ばれています。

  • 乗鞍の雪の壁(6/6)
    2009.06.07

    開通した乗鞍エコーラインで見られる10mの雪の壁!

    信州では、春になると、冬期閉鎖されていた道路が開通し、山小屋の営業も再開されます。
    日本一標高の高い場所を走るため最も開通の遅い乗鞍の「エコーライン」は7/1に開通しますが、6月には一足先に走るスキー・登山客用の「春山バス」に乗り、道路の両側にできた10mもの雪の壁を見て来ました。
    雪の壁ウォークで有名な立山黒部アルペンルートの10~20mの高さの「雪の大谷」には及びませんが、往復2400円で気軽に「雪の壁」が体験でき、何とも不思議な気分を味わえました。冬に雪の少なかった今年ですが、例年より少し低いぐらいだそうです。
    乗鞍高原に下りて来ると、信州の6月の高原を彩るレンゲツツジが咲いていました。

  • 安曇野の田園風景
    2009.05.23

    5~6月の信州は田園風景・バラ・工芸作品が見どころ

    田植えがほぼ終わり、安曇野などでは水が張られた田んぼに残雪のアルプスが美しく写りこむ時期になりました。夜は蛙の合唱がうるさいほど聞こえます。最近増えて来た麦畑の収穫前の麦の黄金色もきれいです。
    そろそろバラの花も咲く季節。なかのバラまつりなどで、いろいろな種類のバラを見る頃ができます。
    松本市では、5月最後の週末、全国から工芸作品が集まる恒例のクラフトフェアまつもとが開かれます。今年は、「工芸の5月」と題して、5月中いろいろな場所で工芸作品を見ることができます。

  • 自宅の菜園で採れたアスパラガス
    2009.05.12

    山菜と野菜のおいし~い季節スタート!

    山開きが行われ、観光シーズンがスタートする4月末~5月は、信州産のおいしい山菜や野菜が食べられるようになる時期でもあります。冬の間は他県産のものしか売るものがなく休業していた直売所もオープンし、タラの芽、コシアブラ、行者ニンニク、ワラビなどが並びます。
    野菜は、飯山地方などで、今が旬のアスパラガスが出荷され、日本一のレタス産地の川上村など八ヶ岳や浅間山の山麓の高原野菜の産地では、レタスなど葉物の出荷が始まっています。

  • 花桃の里のハナモモ('06年5/6)
    2009.05.01

    GWの信州

    さあ連休後半!連休の前半の信州は冷え込み、何と氷点下の日もあり、4/25の上高地美ヶ原高原の開山祭は雪景色の中で行われました。冷え込んだおかげで、今年は開花が早かった写真の花桃の里のハナモモの、連休中まで何とか花が見られそうです。また、連休前後は、各地で水芭蕉が見られます。
    5月の連休は、信州では田植えの時期でもあります。安曇野などでは水が張られた田んぼに残雪のアルプスが美しく写りこみます。
    今年はETC割引で、車で出かける場合に心配なのが高速道路の渋滞ですが、予測では、いつも渋滞の置きやすい上信越自動車道の野尻湖付近と、長野道の岡谷付近で若干渋滞がある程度となっています。

  • 御開帳の善光寺と回向柱
    (4/16 四季彩の宿かのえさん写真提供)
    2009.04.25

    善光寺御開帳とETC割引でにぎわう長野

    市街地の桜が散った後に肌寒い日が多い信州ですが、長野市善光寺の御開帳は、高速道路のETC休日割引の効果もあり、たくさんの観光客で活気にあふれています。
    御開帳は6年(数え年で7年)に一度、普段非公開の「前立本尊」が拝めるとあって、不況の中ご利益を得たい方などが詰めかけ、境内への参拝や回向柱に触れるのはそれぞれ、週末は1~2時間待ち、平日でも30分ほどの待ち時間となっています。前回は計628万人の参拝者が訪れましたが、今回は今のところそれを5%ほど上回っていて、過去最高となりそうです。ゴールデンウィークには、善光寺参道などで恒例のながの花フェスタ 善光寺花回廊もあり、いったいどんなに賑やかになることやら(^.^) 御開帳は、5/31(日)までです。
    また、飯田市にある「元善光寺」の御開帳やその他の御開帳関連イベント、また、5/2からは、こちらは何と20年に一度の、安曇野にある穂高神社の大御遷宮祭と穂高人形祭りも行われ、にぎやかな春になりそうです。

  • 光城山の桜
    2009.04.19

    まだまだ見られる信州の桜、これから見頃の花桃

    桜の登山道と、アルプス&桜の眺望で有名な安曇野の光城山に登って来ました。ここは、年によっては連休でも桜が見られるのですが、今年はもう頂上が満開、麓から7合目ぐらいまでは葉桜でした。
    南北と高低の気温差で1ヶ月間も見られる信州の桜。市街地では葉桜になったところが多いですが、北部の飯山・大町・国天然記念物の長野市素桜神社神代桜などは今が満開、高山村黒部などの山間部ではまだこれからです。
    南信地方では、今年合併した阿智村・清内路村のハナモモ伊那梅苑のシダレモモと八重桜などが見頃を迎えています。

  • 松本城のお堀の桜と北アルプス(4/12の新まつもと物語の桜ライブカメラの画像)
    2009.04.12

    今 満開!信州の市街地の桜

    今年の信州の桜の開花は、4月初めの冷え込みで予想より数日遅れ、高遠松本・上田が4/6、長野4/8でした。千曲のアンズは予想通りの4/1に開花しました。その後の初夏のような気温で、一気に今満開となり、散り始めている所もあります。
    信州の桜の名所のうち、北部や標高の高い、飯山城址・大町・光城山・松本アルプス~城山公園、駒ヶ根の光前寺などは、まだこれから見頃になります。
    今年は、良い天気が続いていること、4/5に始まった長野市善光寺の御開帳や高速道路が千円の効果もあり、たくさんの観光客が訪れて、信州の桜を楽しんでおられます。

  • ザガットサーベイ長野版と「スタジオーネ」のデザート
    2009.04.05

    「ザガットサーベイ長野版」とミシュランガイドの出版

    アメリカ版ミシュランガイドと言われるザガット(Zagat)サーベイの長野版(日本語)が3/19に出版されました。日本では「東京のレストラン」「関西のレストラン」に続く第3段で、長野版のみ宿泊施設もとりあげています。
    ザガットは、記者が取材するミシュランとは異なり、一般からのアンケートを元にお店を点数評価しており、今回も約5千人(内75%が長野県内から)が投票しました。Webアンケートが投票しにくかったり、結果を見て「?」と思う部分もありますが、アメリカ流の格付けが長野県という田舎に入るのも面白いです。
    その中で、イタリアンで県内2位の評価を獲得した安曇野の「スタジオーネ」に行って見ました。記事どおり、清潔で、窓からの風景が素晴らしく、料理も、写真のデザートもお洒落でおいしかったです。レストランで1位は蕎麦打ち道場明日香も運営する蕎麦屋の「草笛」、2位は長野市のリンゴ牛で有名な「すき亭」でした。
    3/16には、ミシュラン・グリーンガイド(観光版)日本編(フランス語)も出版され、善光寺と松本城が最高評価の三ツ星、日本アルプス、木曽谷、野沢温泉上高地日本浮世絵博物館が二ツ星で掲載されています。

  • 信州国際音楽村の水仙(3/22)
    2009.03.25

    10万本の水仙が咲き始めた上田の信州国際音楽村

    冬が行きつ戻りつしているこのところの信州。桜の開花予想は、高遠4/2、松本4/3、上田4/4、長野4/6、千曲のアンズが4/1に早まりました。予想通りだと4/8~15頃が満開でしょうが、昨日は氷点下まで冷え込み今日は雪。どうなることやら!?
    先週末に、10万本の水仙があり3/28からスイセンまつりが開かれる上田市の信州国際音楽村に寄って来ました。まだ咲いてないだろうと思って行ったら、けっこう咲いていました。3部咲きぐらいでしょうか。散歩されていた方が「今年は10日ぐらい早い」とおっしゃってました。