• 例年の高遠のコヒガン桜 ©伊那市観光協会
    2023.02.26

    開花予想は高遠は4/4。桜祭りはほぼコロナ禍前の形で開催予定

    もうすぐ3月になるのに今朝の松本市の最低気温は-6.7℃と、寒い冬が続いていますが、信州に春の訪れを告げる福寿草の花を見かけるようになり、全国有数の自生地の四賀福寿草祭の会場でも開花したそうです。

    桜の開花予想によると、長野県内の主な桜の名所の今年の開花は、有名な高遠が4/4、須坂の臥竜公園が4/7、夜桜会が行われる国宝松本城が4/3、千本桜まつりが4/1~9に行われる上田城が4/5、南信州飯田が天龍峡で3/29、長野市が4/9となっています。満開は4月中旬頃でしょうか。平年より少し早いですが、温暖化の近年では遅い方です。
    桜より少し早めに咲く千曲のアンズはあんずまつりが3/27~4/9に開かれます。
    高遠の桜祭りは、飲食が自由にできるなど、4年ぶりにほぼコロナ禍前の形で行われます。他の花見スポットもそのようなところが多そうです。

  • 5年前の御神渡り
    2023.01.21

    寒波到来で今年は見られるか?諏訪湖の御神渡り

    急に暖かくなった1/14・15を除き、最低気温が-3~-8℃程度のそれなりに寒い日が続いている1月の信州。北信や白馬の山岳では積雪も多く、スキー場はコロナ前の賑わいがほぼ戻っています。
    諏訪湖では、一時薄く張っていた湖面の氷は解けていますが、1/24~31は寒波到来で最低気温が-9℃~-13℃の予報で、また結氷しそうです。
    湖面の氷が割れて盛り上がり、諏訪大社上社の男神が下社の女神に逢いに行く道と伝わる御神渡り現象は、-10℃程度の冷え込みが数日続くと起きるので、5年ぶりに起きるか期待されています。写真は前回のものです。
    木曽の白川氷柱群も1/14に雨で小さくなりましたが、来週はまたライトアップされた美しい氷柱が見られそうです。小海町の松原湖のわかさぎ穴釣りは今年は早めの12月末から解禁されています。松本城では1/27~29に氷彫フェスティバルが開催。今年は気温が低いので氷彫が昼間でも綺麗な状態で見られそうです。

  • 善光寺表参道イルミネーション
    2022.12.17

    ブラタモリで紹介された善光寺と安曇野で冬の信州らしいイルミネーションが見られます

    長野県の冬、特に雪景色にはイルミネーションがよく似合います。

    11月にブラタモリで紹介された善光寺と安曇野は、長野県の中でも美しいイルミネーションと灯明が見られる場所です。
    善光寺は、表参道で、11/23~2月の長野灯明まつりの2/12までの期間、美しいイルミネーションが行われ、善光寺の境内でも12/10~18まで行われています。
    安曇野の国営アルプスあづみの公園では、11/5~1/9まで長野県下最大級の「光の森のページェント」を開催中。

    松本では、やはりブラタモリで紹介された松本城が去年から行われているレーザーマッピングで彩られるなど、1/27~29の氷彫フェスティバルを含む12/1~2/28の期間に松本市イルミネーションが行われています。
    軽井沢では、恒例の「冬ものがたり」のイルミネーションが11/26から2月までの予定で始まっています。その他、佐久の樫山工業の工場前のイルミネーションなども有名です。県内各地のイルミネーションスポットのリストはこちらをご覧ください。

    スキー場は、白馬エリアは先日積雪がありオープンしましたが、野沢温泉など北信エリアはまだ雪不足でオープンが遅れていて、今週末の寒波に期待しています。

  • 2022.12.01

    当サイトをリニューアルしました!!

    • 17年ぶりにデザインを一新、システムもCMSにして絞り込み検索に対応しました。エリア別に全スポットを検索できます(例:北信)。
    • 各スポット・イベントの情報も見直しました。追加したページ・スポットは更新情報をご覧ください。
    • 各ページに公式SNSやInstagramのハッシュタグによる新着情報と、近くのレストランの表示も追加しました(北信・中信の木曽以外・東信の一部から始め、1月初めに全スポットに広げます)
    • 「行ってみたい!」ボタンによる各スポットの人気投票もできるようにしたので、押して下さいね。
    • タイトルを「信州とっておき情報」→「とっておき信州」にし、アドレス(URL)もhttps://www.mtlabs.co.jp/shinshu/→https://www.shinshu.netに変更しました(旧アドレスからはジャンプしますが、お気に入り・外部サイトからのリンクは更新をお願いします)。
  • 紅葉の中を走るしなの鉄道
    2022.10.18

    長野県の「全国旅行支援」は交通クーポン付き!紅葉がちょうど見頃です

    人気で、県と予約サイトによって早々と売り切れたところもある「全国旅行支援」ですが、長野県は信州割SPECIALという名前で、県内のJR以外の電車・バス・タクシーが一部割引きになる県独自の「交通クーポン」付きで利用できます。
    10/18時点では、ネット予約サイトではじゃらん楽天トラベルなどで「信州割SPECIAL」を適用した予約が可能、JR東日本のサイトなどでは、往復の新幹線代の割引も含めた予約が可能です。
    長野県内の感染者は、ひと頃より落ち着きましたが、今も1日数百人という水準で、感染対策は必要です。

    今年の紅葉は、残暑が続いたため例年より遅れていましたが、最近の冷え込みにより、標高1000m~2000mの高原地域で見頃を迎えています。標高1000m以下や市街地はまだこれから11月にかけて見頃となりそうです。
    県内の紅葉スポットの内、最も早い駒ヶ岳千畳敷カール・乗鞍岳山頂付近涸沢カールは見頃を過ぎ、今見頃なのが白駒池松川渓谷上部上高地雨飾山 鎌池奥蓼科温泉郷 横谷渓谷白骨温泉・池田町の大カエデなどです。
    今のところ、今年の色づきは残暑のため今のところあまり良くなく、今後の気温の変動に期待です。

    一方、長野県が全国一の生産量を誇る松茸は、残暑のために今年は諏訪や中信地方は不作ですが、伊那や上田では採れているようです。

  • 八ヶ岳と天の川(南牧村)
    2022.09.15

    「宇宙県」長野で過ごす星と月の美しい季節・サステナブルツーリズム

    空気が澄む秋~冬は、スターウォッチングに最適の季節です。下界の「光害」の影響が少ない山岳地が多い長野県は「宇宙県」と呼ばれています。

    スキー場にロープウェイで登る 「日本一の星空ナイトツアー」が人気の「星空の観測に適していた場所」全国1位の阿智村や、2013年に27人の天文学者により「日本で一番綺麗な星空BEST3」に選ばれた南牧みなみまき村の野辺山高原など、天文観測スポットが各地にあります
    コロナ渦の下で人気のキャンプ場登山で泊まる山小屋で周りに光がない場所は、星を見るには最適です。

    月の明かりが影ができるほど明るいのも信州の田舎の夜の楽しみ。9/11の中秋の名月は過ぎましたが、「田毎の月」で古くからの月の名所で日本遺産「月の都千曲」に指定されている千曲市姨捨おばすてでは、OBASUTEムーンウォークが10/11まで行われています。

    この信州の美しい自然環境を守っていくために、長野県各地でゼロカーボン・サステナブルツーリズムへの取り組みが始まっています。天文観測スポットでもある乗鞍高原は、環境省から日本第1号のゼロカーボンパークに登録されました。
    松本の「蔵の街」中町で毎月第4日曜に行われているイベントホコ天×エコ展で、9/25に著名講談師の神田紫さんによる環境講談も行われます。

    長野県内のコロナ感染者はピークを過ぎましたが、感染対策にお気を付けてお越しください。

  • 白馬岩岳マウンテンリゾート 山頂テラス
    2022.06.22

    アフターコロナはアウトドアスポット・野外イベントが人気

    シーズンを迎えたアウトドアスポットが人気で、特に、写真の白馬岩岳マウンテンリゾートは、絶景大型ブランコなどが人気で行列ができています。
    ハイキング・登山コースもコロナ前のような賑わいを取り戻しています。高原ではレンゲツツジが見頃となり、霧ヶ峰のニッコウキスゲも咲き始めました。

    今年、3年ぶりに行われることが多い県内のイベントは、野外で行われるものが特に人気です。松本の「蔵の街」中町通りでは、6/26から毎月第4日曜が歩行者天国時になり、環境問題やSDGsについて楽しみながら広場などで体験できるイベントゆっくりのんびり中町 ホコ天×エコ展が行われます。

    県内は梅雨の晴れ間が続いていて日中30℃を越える日も多いので、感染+暑さ対策を行っておこし下さい。

  • 杵原きねはら学校の桜(4/10)
    2022.04.22

    春が一気にスタート。6年に一度の善光寺御開帳・御柱祭も

    急に暖かくなり、・桜・あんず水仙・モクレンなどが同時に咲いている今年の信州。
    桜は、有名な高遠や、写真の枝垂れ桜などの南信州の古木・名木松本城の桜、上田城千本桜など、南信~中信や東信の各地で今見頃を迎えています。

    今年の長野県の春は特別なイベントが多い年。6年(数え年で7年)に一度の善光寺の御開帳と諏訪の御柱祭も始まっています。
    御開帳は密を避けるため、通常より1ヶ月長い6/29まで行われます。御柱祭は、感染防止のために残念ながら「山出し」がトレーラーで行われ、一番の見どころの「木落し」「川越し」がありませんでしたが5月の「里曳き」は人力による曳行が望まれています。

    長野県内の新型コロナウイルスの感染者は高止まりしていて、現在感染者がこれまでで最高の1日700人を超える水準になっているので、お出かけの際は、感染対策に充分ご注意ください。

  • 雪割り福寿草
    2022.03.07

    遅めの春を迎え、今年は3年ぶりに行われるイベントも

    長野県内のコロナ感染者は2月初めのピーク時は1日500人を越えていたのが最近は1日200~300人となり、昨日まん延防止措置が解除されました。
    寒かった今年の冬も終わりを迎え、福寿草を皮切りに、花が咲き始めようとしています。今年は、安曇野のわさびの花祭り(3/19~21)など、2年間感染防止のため行えなかったため3年ぶりに行われるイベントもある一方、松本の福寿草まつりや、6年に一度開催の御柱祭は残念ながら見どころの山曳きが中止になりました。
    今日発表の今年の長野県内の桜の開花予想は、飯田の4/2・松本城が4/6・長野市が4/9・大町など遅いところで4/15、満開は4/6~20頃で、平年より少し遅めとなっています。千曲市のあんずの開花は4/4の予想であんず祭りが3/26~4/10に行われる予定です。

  • 氷結した諏訪湖
    2022.01.15

    今年は信州らしい氷や雪の世界が各地で見られます

    連日最低気温-5℃前後の日が続く今年の信州。諏訪湖は全面結氷と解氷を繰り返していて、-10℃の日が数日続くと、御神渡り現象が4年ぶりに起きるかもしれません。
    自然の氷のアートの木曽の白川氷柱群は、例年より早く氷が成長し、ライトアップも始まっています。
    松本城では、昨年中止になった氷彫フェスティバルが1/21~23に感染対策を行いながら行われる予定です。

    スキー場は北部の志賀高原・白馬や標高の高い場所などを中心に、天然雪で全面滑走可となっている所が多いです。飯山で1/21から開催のかまくら村は、今年は雪が充分あり、かまくら作りが始まっています。

    長野県内の新型コロナウイルスの感染者は12月まで少なかったのがオミクロン株のため急に増え、現在感染者が1日200人を超える水準で、長野市・松本市・飯田市・佐久市・軽井沢町など20の市町村で県独自の感染警戒レベルが上から2番目の「レベル5」になっています。お出かけの際は、感染対策に充分ご注意ください。