旬のトピック
- 2006.12.02
長野市と松本市でスケートの大会開催中。ウインタースポーツ、シーズン・イン!
はや12月、ウインタースポーツのシーズンとなりました。この週末、フィギィアスケートのNHK杯が、今年は長野市ビッグハットで開かれています。浅田真央・村主章枝・中野友加里・高橋大輔・織田信成さんら世界のトップ選手達の滑りが人気を呼んでいます。同じ12/1~3に、松本市では恒例の浅間選抜スピードスケート競技会が開催中。こちらはスピードスケートのトップスケーターたちが屋外リンクで滑るのを、間近で入場無料で見られます。12/9~10には、長野市エムウェーブで、スピードスケートのワールドカップの2年ぶりとなる国内開催が行われます。
他にも信州各地にあるスケートリンクの内、エムウェーブ・岡谷市やまびこスケートの森・茅野市国際スケートセンター・軽井沢スケートセンターなどが11月からオープンしていて、今年はエムウェーブで12/17・1/21・2/3~4・3/11、浅間温泉国際スケートセンターは1/2~2/11が無料開放日です。
一方、スキー場は、暖冬でスノーマシンでのゲレンデ作りに苦労されていますが、スキーのメッカ志賀高原の初滑り・スキー場開きは、今日(12/2)予定通り開かれます。
- 2006.11.26
今年のリンゴは美味!あま~い蜜入りフジと、人気急上昇の王林の収穫がピーク(11/26)
新リンゴの季節です。信州の各地では、寒くなるほど蜜の入るフジと、ダイエット効果があると報道されて人気急上昇の青リンゴの王林の収穫がピークを迎えています。
今日、美味しいリンゴの産地の一つ、安曇野三郷のリンゴ園で収穫を手伝って来ましたが、今年のリンゴは春先の低温の影響で大きさは小ぶりの分、味が濃く、蜜が入ってすばらしく美味しいです。訪れたりんごの木のオーナーの方たちも満足されていました。台風の影響もなかったのでキズも少ない今年のリンゴ、各地の観光農園・直売所や、ネット上の特産品モールなどでお買い求めください。
- 2006.11.11
山は雪化粧、里は冬支度
11/8に、信州各地で気温が一気に0~2℃まで下がり、初霜と初氷が観測されました。この時期は、里で雨が降ると山は雪になります。アルプスの山々は今年2度目の冠雪。11/1には、軽井沢プリンスホテルスキー場が人工雪を使って早々とオープンしました。
霜が下りると、クラインガルテンや市民農園でもほとんどの野菜の収穫は終わり。ハーブや庭木の冬越しの準備、野沢菜の収穫と漬け込み、ふじリンゴの収穫、信州ではどこの家の車でも必要な冬タイヤへの履きかえ等、里は、寒くなる前の冬支度で忙しい時期です。
- 2006.11.06
新そば祭り vs. ラーメン博 さて、どっち!?
11月は、今年採れたそば粉で打った「新ソバ」の季節。白馬村そば祭り月間・信州新町左右高原新そばまつりなど、信州各地で新そば祭りが行われています。「新米」や「新リンゴ」は知ってたけど、「新ソバ」があるのは信州に来るまで知りませんでした。
一方、寒くなってくると食べたくなるのがラーメン。冬が厳しい信州には、美味しいラーメン屋もたくさんあります。今週末11/10~12には、長野市で信州ラーメン博が行われます。昨年から始まったイベントですが、第1回から6万人が訪れて大成功を納め、全国のラーメンのイベントの走りとなりました。
この時期に信州にお越しの際は、しっかり着込んだ上、リンク集 - グルメの「そば屋」・「ラーメン屋」のページをご参考に、冬の味覚を味わってください。
- 2006.11.02
芸術の秋。安曇野や諏訪で美術工芸ウォッチングはいかが?
11月3日は文化の日。安曇野では11/2~5の間、多くの美術工芸家の工房やアトリエが公開される、安曇野STYLE 2006が開催されます。安曇野に暮らす美術工芸家をつなぐ「安曇野スタイルネットワーク」が主催し、普段は見られない制作現場の公開や体験制作、作品の販売などが行われます。
安曇野のあちこちにある工房やアトリエが100以上も公開されるので、すべてを訪れるのは難しいですが、気になる工房やギャラリーをレンタサイクルなどでゆっくりめぐって、安曇野の豊かな自然と文化を満喫してください。
また、諏訪でも11/3~4、美術工芸家のイベント匠ぷらっとSHOPSⅣが開催されます。
- 2006.10.31
今年の紅葉は長持ちで、まだまだ楽しめます
今年は、10月前半に寒くなった後は穏やかな暖かい日が続き、落葉の原因となる急激な冷え込みや風雨がなかったため、紅葉が長持ちしています。10/28に、松川渓谷と並ぶ信州随一の紅葉スポットの横谷渓谷に行って来ましたが、見頃は少し過ぎたものの、まだ美しい紅葉が見られました。ただ、今年は、一気に寒くならないため、樹によって色付きがまちまちで、まだ緑色の樹もあるのは残念です。
平年より1~2週間遅れている今年の紅葉。標高の低い場所や市街地ではまだまだ楽しめます。数ある信州の紅葉の名所の内10/30時点で見頃の所は、北から順に、鍋倉高原中腹・黒姫高原・八方尾根山麓・上高地のカラマツ・扉温泉・アルプス公園・軽井沢雲場池・駒ヶ根高原などです。大峰高原大カエデ・松本城・角間渓谷・鹿教湯温泉・別所温泉周辺・天竜峡などでは、11月中旬まで見られそうです。
11月には、カラマツが黄金色になって紅葉のフィナーレを飾って落葉すると、信州は長い冬を迎えます。
- 2006.10.26
活火山 浅間山への登山規制が緩和され、登山客急増
観光やショッピングに人気の軽井沢の西側にそびえる浅間山。今も噴煙がたなびく活火山ですが、9月に、気象庁が「火山活動度」をレベル2から1に引き下げました。2年前、20年ぶりに噴火してから、登山は、火口から4キロ以内、'05年6月からは2キロ以内に立ち入り規制されていましたが、それも小諸市側からは500mに緩和されました。外輪山の前掛山まで「自己責任」で登山可能となり、噴煙を上げる浅間山を真近で見られるるため、登山客が昨年の数倍に増えています。規制を守らず火口まで行く人もいるようですが、まだ、火山ガスや小噴火の危険があります。登山の際は、小諸市など地元の最新情報に従ってください。
信州の標高の高い山で、通常の装備で登山やトレッキングを楽しめるのは、場所や天候によって10月中か11月半ばまで。その後はプロ並みの装備と経験が必要な冬山となります。
- 2006.10.17
雪の白・紅葉・木々の緑の「3段紅葉」
10月連休時の荒天で、白馬岳などで数人が亡くなられる遭難事故があった後、信州らしい秋晴れの青空と朝晩の冷え込みが続き、遅れていた紅葉も本格化しています。連休前後にアルプスの上部が早くも冠雪したため、今年は、「雪を頂く山頂の白・山腹の紅葉・山麓の緑」の見事な「3段紅葉」が見られました。連日大にぎわいの上高地では、冠雪した穂高連峰がすばらしく美しく見えたそうです。
今は、雪は稜線に沿って少し残る程度ですが、場所によって紅葉とのマッチングが楽しめます。10/17時点で、志賀高原・鍋倉高原・米子大瀑布・湯の丸高原・八千穂高原・蓼科高原・八方尾根・乗鞍高原・木曽の赤沢自然林・水木沢天然林などの高原地域で見頃を迎えています。
- 2006.10.12
クルミと栗の美味しい季節♪
信州の秋の味覚の代表と言えば、今年10年ぶりの豊作の松茸や、キノコ・果物・ソバですが、クルミと栗も忘れるわけにはいきません。この時期は、あちこちで、栗のイガやクルミの殻が落ちているのを見かけます。クルミを拾って割り、クルミパンを焼くのも秋の楽しみの一つです。
クルミと栗は、この時期、各地の直売所などの店先で目にしますが、中でも、東御市の浅間山麓が全国一のクルミの産地で、道の駅「くるみの里」などで生クルミやクルミのスイートを売っています。栗は、栗おこわや栗菓子で有名な小布施が主な産地です。