旬のトピック
- 2006.09.12
コスモス&ソバの花の美しい季節です
9月前半はここ信州も昼は30℃前後の暑さが続きましたが、周りを見渡すと、リンゴが色付き、ブドウが香り、稲刈りも始まっています。9月の信州は、あちこちでコスモスとソバの花が見られる時期です。コスモスは、日本屈指の約50品種100万本が咲く黒姫高原、佐久市「コスモス街道」、飯島町「中央アルプス花の里」などで満開を迎えており、10月中旬頃まで目を楽しませてくれます。黒姫高原コスモス祭り・信州のコスモス園のぺージをご覧ください。
そばの花も、9/22~23にそば祭りが開かれる戸隠など、今、各地で満開となっています。箕輪町伊那高原赤そばの里では、ピンク色の珍しいそば「高嶺ルビー」の花が、これから10月中旬まで見頃です。
- 2006.09.06
9月は、満天の星と天の川を見るベストシーズン
空気が澄み渡る9~10月は、高地でもまだあまり寒くなく、天の川も方角的に冬よりよく見えるため、信州で星空を見るには最適の季節です。中でも月明かりのない9/23の新月の前後でよく晴れた夜、信州の星空観測スポットなどに出かければ、天の川や流れ星など満天の星空が見られます。お天気をチェックしてからお出かけください。
また、今は月光も美しい季節ですね。旧暦の8/15、中秋の名月、は今年は9月ではなく10月6日です。「田毎の月」で名高いおばすて観月祭や、松本城月見の宴は、10/7(土)~10/8(日)とその前後に行われます。
- 2006.09.01
サイトウ・キネンのコンサートを聴いてきました
9/12まで行われているサイトウ・キネン・フェスティバル・松本。8/31にザ・ハーモニーホールで行われたコンサート「ジョゼ・ヴァン・ダム バリトンリサイタル」を聴いてきました。曲目はシューベルトの歌曲集「冬の旅」全曲で、会場にはご病気から復帰された総監督の小澤征爾さんや他のメンバーの方も聴きに来ていました。失恋した青年の苦悩を歌う「冬の旅」、ヴァン・ダムも年齢を超えた若々しく情熱あふれる歌い方で歌い、すばらしいコンサートでした。
今年は公演によっては当日券が販売されることもあるので、公式サイトのニュースは要チェックです。松本市民による応援ブログにも、コンサートの模様などが掲載されています。また、新まつもと物語の携帯専用サイト http://skf-m.net/ では、公演前後の食事・休憩にオススメの飲食店情報が掲載されています。
- 2006.08.28
収穫の季節スタート!
信州では、東京などより一足先に学校の夏休みが終わりましたが、入れ替わりでやって来るのが収穫の秋。まだまだ美味しい完熟トマトや信じられないぐらい甘いもぎ立てトウモロコシなどの夏野菜と、ブドウ・リンゴ・梨・桃・生プルーンといった果物が続々と出荷されています。家庭菜園の収穫とご近所からの頂き物もあって、我が家の冷蔵庫はいっぱい(^o^) これからの季節、長野牧場祭りを皮切りに各地で開かれる収穫祭・八ヶ岳農場のような各地の直売所などの売り場・グルメスポットで、旬の山の幸を味わってみてください。直接お越しになれない方は、信州の特産品のインターネットモールでどうぞ。
- 2006.08.18
サイトウ・キネン・フェスティバルなど各地で音楽祭開幕
お盆が過ぎて、早くも秋風が吹き始めると、信州各地でクラシック音楽祭が開かれるシーズンになります。サイトウ・キネン・フェスティバル・松本が今年も8/17に開幕、ご病気で心配された小澤征爾さんが元気な姿を見せ、会場に拍手が鳴り響きました。「心配をかけたけど、もうすっかり大丈夫」とのことです。サイトウ・キネン・フェスティバルは9/12まで開かれます。
また、プロの音楽家によるレッスンやその成果を見聞きできる飯田市のアフィニス夏の音楽祭も8/17に開幕、木曽文化公園文化ホールでの木曽音楽祭は8/24に始まります。軽井沢大賀ホールでは、8/25からショパン国際フェスティバルと軽井沢国際音楽祭が行われます。
- 2006.08.06
信州の山は、今、高山植物のお花畑
信州の山・高原・湿原は、今、高山植物が見頃です。残雪が多く梅雨が長かった今年は、高山植物の開花も遅れ気味で、気温が上がった7月下旬から一斉に開花しています。針ノ木大雪渓ではニッコウキスゲやシナノナデシコ、高山植物の宝庫の千畳敷カールではシナノキンバイ、標高の高い八方自然研究路や白馬五竜ではコマクサ、根子岳ではエーデルワイスの仲間のミネウスユキソウや全国的にも珍しいキキョウの自生などが見頃です。軽井沢・プリンスゆり園・ 富士見高原・白馬岩岳などでは何十万株もの百合が見られます。
霧ヶ峰では、ニッコウキスゲは終わりましたが、ヤナギランやマツムシソウが咲いています。上高地から穂高・槍ヶ岳への登山コースの涸沢のお花畑は、まだ2m残る雪のため、お盆前に一気に咲きそうです。
- 2006.08.01
田中康夫知事三選なるか?夏祭りさなか、大接戦の長野県知事選
夏本番の8/6、長野県では知事選挙が行われます。「ヤッシー」こと田中康夫知事と、その独善的なやり方に反対する人たちが一本化した候補、村井仁氏とのあつい闘いとなっています。講演などで話を聞くと、「脱ダム宣言」など理念を言葉にする巧みさに驚かされる作家出身の50歳の田中さんと、自民党で大臣までなり地元で期待されたが小泉郵政民営化に反対して国会議員から引退した65歳の村井さん、同じ高校の後輩・先輩ですが、その政治姿勢やカラーは対称的です。過去2度は圧勝した田中知事でしたが、今回は支持率が低下していて、マスコミの世論調査ではまったく5分5分とのこと。
投票日前日の8/5の夜は、奇しくも松本市街の松本ぼんぼんや長野市街の長野びんずるなど、信州各地の市街地で夏祭りが開かれ、それぞれ何十万人もの人が集います。2候補は、大勢の有権者に「最後のお願い」をどこで訴えるのでしょうか?
- 2006.07.26
水害を吹き飛ばせ!諏訪湖と天竜川の花火
諏訪湖の夏と言えば花火。お盆の8/15に開かれる諏訪湖祭湖上花火大会は、日本最大級の規模の3万数千発が湖上で見られ、諏訪湖ならではの水上スターマインや、諏訪湖を一周するような約2kmもの大ナイアガラが特徴で、50万人もの人出でにぎわいます。
今年は、諏訪湖畔で一部のホテルも水害にあい、被災直後は宿泊のキャンセルが相次いでダブルパンチでした。たくさんの方が花火を見に訪れることが復興を支援することにもなります。8/15以外にも、8/1~9/3中は「サマーナイトファイヤーフェスティバル」として毎晩800発の花火が楽しめます。
8/15の有料自由席券は、8/1と当日に諏訪市内で販売されます。また、9/2に1万9千発の新作花火が見られる「全国新作花火競技大会」は、今年はインターネットでチケットの入手ができます。
土石流で多くの方が亡くなった岡谷市や、今回の水害で決壊した天竜川沿いでも高森町などでお盆後に恒例の灯篭流しと花火が行われます。また、お盆前には諏訪湖音楽の夕べも諏訪湖周辺で楽しめます。岡谷の太鼓祭りは残念ですが水害の影響で今年は中止となりました。
- 2006.07.22
豪雨による長野県内の一部の被災地・交通機関の復旧情報
連休から降り続いた記録的な豪雨が19日にピークとなり、昔から「暴れ川」や「暴れ天竜」と呼ばれて来た南信地区の天竜川が決壊し、諏訪湖の西側の土石流と共に死者・不明者11名もの大きな災害となってしまいました。その後雨は一段落し、22日の土曜日には晴れて穏やかな天気となっています。県内各地で不通となっていたJRの特急・高速道路・主要な国道もほぼ復旧しました。最新の道路情報は長野県公式ページをご覧ください。
夏休みの観光シーズンの始まりに、ニュースで長野県全般が被災しているようなイメージが伝わり、旅館など観光業の方々は苦労しておられます。一部の被災地域と山岳地の一部道路以外は問題なく旅行を楽しめますので安心してお出かけ下さい。復旧と、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。