• 好天時の白馬大雪渓と登山客(左奥)
    2005.08.12

    白馬大雪渓での土砂崩れの情報

    北アルプス白馬岳への登山ルートの白馬大雪渓の上部で11日朝、土砂と岩が崩落し、登山者1名が亡くなり、1名が大けが、1~2名が生き埋めになっていて、救出作業が続いています。このため、白馬岳登山ルートは通行禁止になり、現地対策本部では、事故現場の北側に別の安全な登山道を作り、14日から通れるようにします。
    信州では、今年の夏は雨が多く、先日土砂崩れで約1ヶ月通行止めになった上高地への国道と同様、大雨で地盤がゆるんでいたのが原因と考えられています。白馬岳の登山ルートは、岩が崩れやすく、10年前にも集中豪雨で崩落が起きています。
    白馬大雪渓と共に日本3大雪渓と言われる針ノ木大雪渓に行って来たばかりの信州とっておき情報のスタッフにも、他人事とは思えません。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

  • 水木沢天然林の渓流と林
    2005.08.08

    暑い夏、信州の涼しい雪渓・高原・渓流が人気

    8月に入り、信州各地では、好天が続いています。夏山では、ここ数日雲が多めで視界はあまり良くなく、夕立や雷が起きることも多いですが、今年も40万人程度もの登山客が訪れると予想されています。中でも、針ノ木大雪渓や白馬大雪渓等の雪渓は残雪の量も多く、下界の暑さとは別天地の涼しさです。
    また、暑い夏に涼を求めて、黒姫高原・志賀高原・乗鞍高原湯の丸高原八千穂高原・蓼科高原・八ヶ岳中央高原などの高原も賑わいを見せています。赤沢自然休養林水木沢天然林のような、渓流があり森林浴ができる場所も避暑にはいい所です。

  • 諏訪湖の水上スターマインと打ち上げ花火(諏訪市提供)
    2005.08.03

    夏祭りと花火のシーズンです!

    8月になり、信州では、観光客や都会からの帰省客が増えてにぎわって来ました。その中で、今週末の8/4~8/7は、夏祭りの松本ぼんぼん長野びんずる・夏休みの子供向けのイベントいいだ人形劇フェスタ・他にも高ボッチ高原草競馬上田ジャズフェスティバル野尻湖遠泳大会がいっせいに行われます。
    お盆の8/15には、今年も諏訪湖祭湖上花火大会が開かれます。日本最大級の規模の3万数千発が湖上で見られ、昨年からは打ち上げ花火50連発も行われることで人気があり、大混雑します。前売分が発売と同時に売り切れた有料席のチケットは、当日の朝にも売り出されます。
    諏訪湖では、9/3にも「全国新作花火競技大会」で1万数千発の新作花火、また、8/1~9/4中は「サマーナイトファイヤーフェスティバル」として毎晩800発の花火が楽しめます。

  • 常念岳から見た穂高と槍ヶ岳(信州山遊びねっと提供)
    2005.07.23

    今年の信州の夏山は残雪が多く、涼しさを満喫できます

    夏山シーズン到来です!今年の山は残雪が多く、上高地奥の、穂高連峰涸沢付近では4メートルもの残雪があり、登山には注意が必要です。
    全国のアルピニストのあこがれ、槍ヶ岳の山小屋「槍沢ロッジ」と「槍ヶ岳山荘」では、8/19と8/21にフルートコンサートが開かれます。画家の桂重英さんの娘さんで松本市在住のフルート奏者桂姉妹による毎年恒例のコンサートですが、今年は、お姉さんの桂綾子さんがご出産準備のため、妹の桂聰子さんと、ギタリスト朝見英吉さんによる演奏です。

  • 上高地 梓川と河童橋(デジタル楽しみ村
    2005.07.21

    信州から上高地に至る国道が復旧しました

    7/1に松本市から上高地に至る国道158号で大量の土砂が道路に流出し、マイカーからの乗り換え基地の沢渡の手前で全面通行止めになっていましたが、7/28に予定通り開通しました。道路は、梓川側に盛り土をして2車線の仮設道路を建設したもので、地元では、1日でも早く安全を確保した復旧を行うため関係者の徹夜の努力が続いていました。7/28は、ちょうど台風一過の青空となり、待ちかねたマイカーや観光バスが10時の開通前から列を作りました。これまで上高地に入ったお客さんの数は例年の半数程度になっていましたが、本格的な夏山シーズンを前に何とか復旧し、地元の観光関係者はほっと胸をなで下ろしています。
    一方、上高地への入り口の「釜トンネル」は、古いトンネルで片側通行のため渋滞の原因になっていましたが、7/2から対面通行が可能な新釜トンネルができて便利になりました。

  • 波田町下原地区の畑のスイカ
    2005.07.17

    スイカと青リンゴの出荷が始まりました

    今年も果物の収穫の季節を迎えました。甘くて「日本一美味しい」と言われる波田町下原地区などで、ハウス栽培でない露地もののスイカの出荷が始まりました。今年は、雨が少なくて日照時間が長かった5~6月がアフリカを原産とするスイカにとって良かったためか、育ちが良く、寒暖の差が大きいため、甘みも最高です。
    また、信州と言えばリンゴ。最も収穫が早い青いリンゴの品種「いわい」が、店先にも並ぶようになりました。8月になると、「シナノレッド」や「つがる」などの赤いリンゴが収穫の時期を迎えます。

  • 熟したブルーベリー(信州夢ばらの里提供)
    2005.07.15

    食べごろのブルーベリーがお待ちしています

    信州各地でブルーベリーの実が熟して食べごろを迎えています。目に良く若返りの効果もあるアントシアニンを含む健康食品として人気のブルーベリーは、寒冷な土地を好むため、長野県で全国の半分以上を生産しています。信州各地の摘み取りもできるブルーベリー園の一覧は、さわやか信州旅ネットのくだもの狩り情報のページをご覧ください。

  • 霧ヶ峰の満開のニッコウキスゲ
    2005.07.15

    今年は霧ヶ峰などのニッコウキスゲの当たり年!

    全国的に有名な霧ヶ峰のニッコウキスゲが今年も満開となりました。昨年は春の遅霜の影響で例年より花が少なかったですが、今年はここ数年で最もたくさんの花が見られるそうです。霧ヶ峰花まつりは10日に終了しましたが、花は、3連休の16~18日がちょうど満開となりそうです。
    3連休の霧ヶ峰は毎年人出もピークで、ビーナスラインは渋滞します。特に、八島湿原駐車場は3連休中マイカー乗入れ禁止で、旧和田峠スキー場駐車場(無料)からシャトルバスに乗り換えとなります。
    信州のニッコウキスゲは、他にも、八方自然研究路・志賀高原・カヤノ平湿原などで満開で、例年よりたくさん見られるようです。栂池自然園などでも見頃を迎えています。

  • 会場の一つ まつもと市民芸術館(松本市提供)
    2005.07.13

    サイトウ・キネン・フェスティバルでチャリティコンサートが開催されます

    サイトウ・キネン・フェスティバル 松本開催中の9月1日に小澤征爾氏が70歳の古希を迎えることを記念して、「マエストロ・オザワ 70歳祝賀チャリティ・コンサート」が行われることになりました。収益金は社会福祉のために寄附されます。コンサートは筑紫哲也氏の司会で、ショスタコーヴィチの祝典序曲やハイドン、ガーシュウィンなどが演奏されます。チケットは7月15日までサイトウ・キネンの公式サイト(または官製はがき)で申し込み、7月20日に抽選が行われます。
    このほか、通常公演の一部のコンサートについて、第三次チケット販売が行われています。詳しくはサイトウ・キネンの公式サイトをご覧ください。

  • 黄金色に輝く麦
    2005.07.03

    稲の緑と麦の黄金色が美しい季節です

    安曇野などの田畑では、収穫前の「麦秋」の麦畑の黄金色と、田植え後の順調に育つ稲の緑のコントラストが美しいです。
    これからシーズンを迎える果物も、出荷が始まった千曲市あんずの里などのアンズや、7月中旬から露地ものの出荷が始まるスイカ・桃、8月中旬から出荷のリンゴ・ブドウなど、順調に育っています。春の小雨のため小振りになる果物もありますが、その分糖度は高く、申し分のない味が期待できます。