旬のトピック
- 昨年の鍋冠山の紅葉2005.10.01
紅葉が始まりました
今年の信州の紅葉は、9月の残暑で気温が下がらなかったため、例年よりかなり遅れています。ここに来てようやく涼しくなったため、高山で見頃となり、市街地の街路樹も少し色づき始めました。10/1時点で、標高2500メートル以上の駒ヶ岳千畳敷カールや乗鞍岳山頂付近で色づきがピークとなっています。上高地上の登山コース、2300メートルの涸沢カールでは10/5頃がピークの予想です。紅葉はこの後、高山から1ヶ月ぐらいかけて里に向かって下りて来ます。松川渓谷などの信州各地の紅葉の名所では、標高の高いところで10月連休~低い所では10月後半から11月初めが見頃のところが多そうです。
- ぶどう園(松本市内)2005.09.29
実りの秋到来!果物狩りのシーズンです
信州名産の果物と言えば「リンゴ」・・だけではありません。長野県はぶどうの収穫量も全国2位、特に、今が旬の「巨峰」は全国生産量の1/3を占めて1位です。信州は、昼と夜の寒暖の差が激しいため、甘くて美味しい果物ができます。この時期、一人千円程度で食べ放題のぶどう狩りが、家族連れなどに人気です。他にも、8月~10月初めに獲れ、美容や健康に良いと近年人気のプルーンや、秋のこの時期にあちこちの木で見かけるクルミも、長野県が生産量1位を誇る名産品です。
青森県についで生産量2位のリンゴの収穫も、これから本格化し、10~11月にJAながのふじ祭などのリンゴ収穫祭や、リンゴ狩り・リンゴの木オーナーの収穫が各所で行われます。
- 天然のヒラタケ(芥子坊主山付近で)2005.09.25
キノコ狩りの季節
今年も信州各地の里山に登るとキノコが目につく季節になりました。紅葉ときのこ狩りツアー・信州のきのこ狩りのページに、松原湖高原など信州各地のキノコ狩りツアーやキノコ料理スポットを記載しています。
さて、キノコ狩りと言えば心配なのが毒キノコ。信州ではこの時期、「キノコの見分け方」の展示が目につきます。ツアーなら安心ですが、ご自分で採った場合は、必ずキノコのよくわかる人か、保健所に持ち込んで見てもらって下さい。信州には、お年寄りなどキノコのわかる名人がたくさんいます。
- 満開時のコスモス(黒姫高原コスモス園提供)2005.09.22
信州各地でコスモスが見頃
漢字で「秋桜」と書かれるコスモスが、信州のあちこちで秋風に揺れながら可憐な花を見せています。9kmに渡り50万本のコスモスが咲く佐久市の国道254号「コスモス街道」と周辺は、今ちょうど満開で、9月中~10月初めまでが見頃です。
日本屈指の約50品種100万本の黒姫高原コスモス園は、9月初めの台風により風に弱いコスモスの花が落ち、9/22現在6分咲きで、9月末が見頃になるかもしれません。シーズン最後の10/9~16は、コスモスを自由に摘み取れます。
300万本の飯島町「中央アルプス花の里」はまだこれから見頃を迎えます。
黒姫高原コスモス祭り・信州のコスモス園と、黒姫高原のハイキングコースのぺージをご覧ください。
- 信州そば(北志賀高原観光協会提供)2005.09.20
今週末、恒例の戸隠そば祭りが開かれます
9月に咲くそばの花が実になる10月下旬頃から、新そばの本格的なシーズンを迎えます。それを待ちきれないかのように、信州そばの産地の中でも一番有名な戸隠で、今年も9/22~/23に戸隠そば祭りが開かれます。今年から新たに、2000円5枚つづりの「半ざる食べ歩き手形」も販売され、9月中と、11月の新そばの時期に好きなそば屋さんを食べ歩くことができます。
昨年「日本そば博覧会」が大盛況だった松本市では、10/8~/10に「第2回信州・松本そば祭り」が開かれ、今年も県内外のそば屋20店による「手打ちそば食べ歩き通り」などの行事が予定されています。その他、白馬村など、各地で10月~11月に新そば祭りが開かれます。戸隠そば祭りのぺージの「そば祭りは信州のここでも開かれます」をご覧ください。
- 満月2005.09.11
今年の中秋の名月は連休中の18日です
9月は、空気が澄んで来て景色がよく見える割には夏休みの後で紅葉の前なので観光客が少なく、観光・行楽に適している季節とも言えます。
今年は、中秋の名月が18日で3連休の真ん中の日曜日に当たり、連休の夜、お月見もいいでしょう。信州は、空気がきれいで澄んでいるため、月も都会より格段に明るく見えます。棚田に昇る月が古くから有名な千曲市姨捨では今年も「信州さらしな・おばすて観月祭」、また、松本城では「国宝松本城月見の宴」が開かれます。松本城月見の宴のページをご覧ください。
- リンゴ(8/30三郷村)2005.09.01
信州リンゴの出荷が本格的に始まりました!
「日本一のりんご村」三水村など長野市周辺・安曇野・飯田や伊那など、信州各地のリンゴの産地で、早生種の「サンつがる」や「さんさ」の収穫が始まりました。11月~12月の「ふじ」までの数ヶ月のリンゴ収穫シーズンの始まりです。10~11月にはJAながのふじ祭などのリンゴ収穫祭が各所で開かれます。
今年は空梅雨や夏の暑さで例年より数日遅れていますが、今のところ台風の被害もなく、早速食べて見たところ、味は美味しいです。
他にも、露地栽培のブドウや梨の出荷も始まりました。
- 蕎麦の花と黄色い稲穂(8/26 安曇野)2005.08.29
蕎麦の花と稲穂の美しい季節です
安曇野など、信州のあちこちの田畑でソバの白い花が見頃を迎えています。ソバはこの後10月に実を付け、10~11月に刈り取られて新そばの季節となります。戸隠を初めとする信州各地で、9月下旬~11月にそば祭りが開かれます。
一方、田んぼは日々黄色さを増し、稲穂が垂れる季節となりました。今年の信州の稲の生育は順調で、9月に稲刈り・新米の美味しい季節を迎えます。
- スズムシ2005.08.27
鈴虫の音色が秋を告げています
今年は残暑が続きなかなか夏が終わらない信州ですが、お盆の頃から田畑や草むらで聞こえ出した虫の音が徐々に大きくなり、すっかり秋の気配が漂っています。
スズムシの里として知られる安曇野の松川村では、全国に安価で鈴虫をケース付きで送るすずむし小包便がマスコミに取り上げられたため注文が多く、早々と販売を打ち切るほどの人気でした。
松川村以外でも、信州では鈴虫を趣味で飼って毎年増やして提供する人も多く、駅・児童館・学校などの施設でスズムシの鳴き声が聞こえます。草むらでも耳をすませばコオロギの音に混じってスズムシの音が聞けることがあります。
- まつもと市民芸術館大ホール(松本市提供)2005.08.18
サイトウ・キネン・フェスティバル松本開幕
毎年夏に開催されるクラシック音楽の祭典、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が、今年も8月16日から9月8日までまつもと市民芸術館、長野県松本文化会館、ザ・ハーモニーホール、あがたの森文化会館で開催されます。今年はオペラ公演がお休みとなる代わりに、シェーンベルクの「グレの歌」が演奏されます。大編成のオーケストラと合唱団・5人の独唱者による規模の大きな公演で、オペラに劣らない迫力ある演奏が楽しめます。
一部公演ではチケットの第三次販売が行われているので、今からでもチケット購入が可能です。詳しくはサイトウ・キネンの公式ページをご覧ください。
8月27日(土)には朝10時から今年も恒例の小中学生たちの吹奏楽パレードが行われ、11時半頃から無料開放された松本城公園で小澤征爾氏の指揮を誰でも見られる予定です。その後午後にはサイトウキネン松本合唱団による無料のコンサートのサービスもあります。
また、8月25日から28日までは、木曽文化公園文化ホールで恒例の木曽音楽祭が開催されます。こちらも日本のトップレベルの演奏家による演奏で評価の高い音楽祭で、毎年欠かさず足を運ぶファンが増えています。