旬のトピック
- 2005.07.21
信州から上高地に至る国道が復旧しました
7/1に松本市から上高地に至る国道158号で大量の土砂が道路に流出し、マイカーからの乗り換え基地の沢渡の手前で全面通行止めになっていましたが、7/28に予定通り開通しました。道路は、梓川側に盛り土をして2車線の仮設道路を建設したもので、地元では、1日でも早く安全を確保した復旧を行うため関係者の徹夜の努力が続いていました。7/28は、ちょうど台風一過の青空となり、待ちかねたマイカーや観光バスが10時の開通前から列を作りました。これまで上高地に入ったお客さんの数は例年の半数程度になっていましたが、本格的な夏山シーズンを前に何とか復旧し、地元の観光関係者はほっと胸をなで下ろしています。
一方、上高地への入り口の「釜トンネル」は、古いトンネルで片側通行のため渋滞の原因になっていましたが、7/2から対面通行が可能な新釜トンネルができて便利になりました。
- 2005.07.17
スイカと青リンゴの出荷が始まりました
今年も果物の収穫の季節を迎えました。甘くて「日本一美味しい」と言われる波田町下原地区などで、ハウス栽培でない露地もののスイカの出荷が始まりました。今年は、雨が少なくて日照時間が長かった5~6月がアフリカを原産とするスイカにとって良かったためか、育ちが良く、寒暖の差が大きいため、甘みも最高です。
また、信州と言えばリンゴ。最も収穫が早い青いリンゴの品種「祝」が、店先にも並ぶようになりました。8月になると、「シナノレッド」や「つがる」などの赤いリンゴが収穫の時期を迎えます。
- 2005.07.15
今年は霧ヶ峰などのニッコウキスゲの当たり年!
全国的に有名な霧ヶ峰のニッコウキスゲが今年も満開となりました。昨年は春の遅霜の影響で例年より花が少なかったですが、今年はここ数年で最もたくさんの花が見られるそうです。霧ヶ峰花まつりは10日に終了しましたが、花は、3連休の16~18日がちょうど満開となりそうです。
3連休の霧ヶ峰は毎年人出もピークで、ビーナスラインは渋滞します。特に、八島湿原駐車場は3連休中マイカー乗入れ禁止で、旧和田峠スキー場駐車場(無料)からシャトルバスに乗り換えとなります。
信州のニッコウキスゲは、他にも、八方自然研究路・志賀高原・カヤノ平湿原などで満開で、例年よりたくさん見られるようです。栂池自然園などでも見頃を迎えています。
- 2005.07.15
食べごろのブルーベリーがお待ちしています
信州各地でブルーベリーの実が熟して食べごろを迎えています。目に良く若返りの効果もあるアントシアニンを含む健康食品として人気のブルーベリーは、寒冷な土地を好むため、長野県で全国の半分以上を生産しています。信州各地の摘み取りもできるブルーベリー園の一覧は、さわやか信州旅ネットのくだもの狩り情報のページをご覧ください。
- 2005.07.13
サイトウ・キネン・フェスティバルでチャリティコンサートが開催されます
サイトウ・キネン・フェスティバル 松本開催中の9月1日に小澤征爾氏が70歳の古希を迎えることを記念して、「マエストロ・オザワ 70歳祝賀チャリティ・コンサート」が行われることになりました。収益金は社会福祉のために寄附されます。コンサートは筑紫哲也氏の司会で、ショスタコーヴィチの祝典序曲やハイドン、ガーシュウィンなどが演奏されます。チケットは7月15日までサイトウ・キネンの公式サイト(または官製はがき)で申し込み、7月20日に抽選が行われます。
このほか、通常公演の一部のコンサートについて、第三次チケット販売が行われています。詳しくはサイトウ・キネンの公式サイトをご覧ください。
- 2005.07.03
稲の緑と麦の黄金色が美しい季節です
安曇野などの田畑では、収穫前の「麦秋」の麦畑の黄金色と、田植え後の順調に育つ稲の緑のコントラストが美しいです。
これからシーズンを迎える果物も、出荷が始まった千曲市あんずの里などのアンズや、7月中旬から露地ものの出荷が始まるスイカ・桃、8月中旬から出荷のリンゴ・ブドウなど、順調に育っています。春の小雨のため小振りになる果物もありますが、その分糖度は高く、申し分のない味が期待できます。
- 2005.07.02
ラベンダーが信州各地で見頃
市街地では今あちこちでラベンダーが満開です。今年は梅雨の前半まで小雨で乾燥していたのがヨーロッパ原産で加湿を嫌うハーブに合ったのか、とても美しく咲き誇っています。池田町夢農場などの山間部のハーブ園やラベンダー園では、今年は冬に雪が多かった影響で開花が遅れており、早咲き種がようやく満開となり、これからシーズン本番というところが多いようです。夢農場ラベンダー祭りのページに、各地のラベンダー園を紹介しております。
- 2005.06.27
諏訪湖の花火大会の指定席が発売されます
お盆の8/15に行われる、信州の夏の風物詩、諏訪湖の花火大会の有料席のチケットが、マス席が6/30、ブロック指定席が7/1、自由席が8/2に、諏訪市文化センターで発売されます。諏訪湖の花火大会は日本最大級の規模で人気があり、毎年大混雑します。チケットを事前に購入すると、当日朝から場所取りしたり、混雑の中で立って見たりすることを避けて楽に花火を楽しめますが、諏訪市の発売場所では、観光業者などが数日前から列を作って並びます。
信州では、7月下旬からお盆前後にかけて、諏訪湖の他にも各地で花火大会が開催されます。
- 2005.06.22
浅間山の立ち入り規制が2km以内に緩和されました
軽井沢の西にある東信州のシンボル、浅間山の火山活動度を、気象庁が10ヶ月ぶりにレベル3から2に引き下げました。山頂では相変わらず噴煙はたなびいているのが見えますが、昨年12月以降噴火はありません。立ち入り規制も、火口から4キロ以内から2キロ以内に緩和され、黒斑山・小浅間山・火山館への立ち入りが可能となりました。活火山を近くに見られる登山コースとして人気が出そうです。夏のハイキングコースとして人気の高い湯の丸高原~池の平湿原も問題なく散策できます。
とは言え、まだ小規模の噴火の可能性はあります。地元の規制や情報に必ず従うようにしてください。また、北アルプスでは今年も数名の方が遭難で亡くなりました。登山やトレッキングには十分な装備と計画を立て、天候の急変にくれぐれもご注意下さい。