• 左奥は槍ヶ岳(信州山遊びねっと提供)
    2005.04.28

    開山や道路の開通のシーズンです

    信州の長く厳しい冬も終わり、アルプスの山々では、何メートルもの雪に埋もれた山小屋の掘り出し作業が始まりました。信州一の人気の山岳観光地、上高地開山式も4/27に行われ、いよいよ山のシーズンの到来です。
    冬期閉鎖されていた道路も次々と開通し、雪の壁ウォークで有名な立山黒部アルペンルートも、4/17全線開通しました。今年は近年まれに見る雪の多い年で、15mもの高さの「雪の大谷」(雪の壁)が見られます。他にもビーナスライン・志賀草津高原ルート・県道乗鞍岳線など、ほとんどの道路が連休前に開通していますが、降雪時は通行止めやチェーン規制が行われることがあるのでご注意ください。

  • 枝垂れ桜(右上)と梅(左下)の共演(4/17 松本郊外)
    2005.04.18

    桜やあんずが満開を迎えました

    信州の桜は、4/15~17日に高遠松本城・長野市城山公園・上田城跡公園など各地で満開となり、天気も良かったため、まさに花見日和の週末を大勢の方々が楽しまれました。長野県内のその他の桜の名所、小諸市懐古園・大鹿村大西公園・須坂臥竜公園などでも開花し、今週いっぱいが見頃となりそうです。
    今年は、今まで寒かったのがここ数日で急激に気温が上がったため、写真のような梅と桜の共演が見られる他、水仙あんず、伊那梅園の梅、モクレン、ザゼンソウ、カタクリ、水芭蕉、福寿草、チューリップまでが一斉に咲く豪華さを味わえます。信州の花の開花情報は信濃毎日新聞「信州の花だより」などをご覧ください。
    他にも、4月の信州は、早春賦まつり雪の大谷ウォーク山菜採りツアー善光寺花回廊などのイベントが目白押しです。

  • 高遠のコヒガン桜('04年4月)
    2005.04.11

    信州各地で桜が開花!

    信州の春は遅く、そのため、花が一斉に咲きます。福寿草・梅・わさび・座禅草に始まり、木蓮、水仙と続きます。
    桜は、今年も、関東や関西に遅れること1週間余り、夜桜会の開かれる松本城と飯田で4/9、上田で4/10、開花しました。上田城跡公園では、今年から、長野灯明まつりも手がけた国際的な照明デザイナー石井幹子さんによるライトアップが行われます。「天下第一の桜」と名高い高遠も4/13・長野市城山公園では4/14に開花する予想で、見頃は4月16~24日頃になりそうです。今年のように春が遅い年は、梅と桜の共演が見られ、よく見ないと見分けがつかない時もしばしばです。
    「一目十万本」と言われる千曲市のあんずも4/7に開花し、もう2~3日で満開を迎えます。

  • サイトウ・キネンを指揮する小澤征爾氏(松本市提供)
    2005.04.08

    サイトウ・キネン・フェスティバル チケット発売

    信州の夏のビッグイベント、サイトウ・キネン・フェスティバル 松本の今年のプログラムが決まり、チケットが4月23日(土)午前10時から発売されます。従来は6月頃の発売でしたが、今年から早まりました。
    長野県松本文化会館では、例年熱心なファンが1週間ほど前からテントを張ってチケット購入のための「テント村」を作りはじめ、前日夜には1,000人を超える人々が列に並びます。特に小澤征爾氏の指揮する公演のチケットを望む人は、早くから列に加わるようです。
    テント村では、サイトウ・キネンのボランティアスタッフを中心とする自治組織が編成され、安心して並ぶことができるよう配慮されています。クラシック愛好家同士の思わぬ交流の場ともなっており、公演よりもテント村が楽しみという人も多いようです。

  • 焼岳から見た冬(昨年2月末)の上高地と穂高<(信州山遊びねっと提供)
    2005.04.01

    今年の信州の春のおとずれ

    3月終りになっても、今年の信州は、豪雪地帯の飯山市など北信地方や山沿いで雪が多く、唱歌「早春賦」の歌詞「春は名のみの風の寒さや♪」がぴったりの今年の春です。それでも、あちこちでスイセンが咲き始め、市街地でもウグイスのさえずりが聞こえるようになりました。開花した梅が、雪中梅になって見られる時もあります。上高地等の山開きももうすぐです。
    四賀村(4/1から松本市に合併)の福寿草まつりや、信州安曇野のわさびの花まつりも、イベントの期間は終了しましたがまだ花は見頃です。
    スキー場も近年になく雪が豊富で、リフトの運転やシーズンを延長するところもあり、スキーヤー・スノーボーダーには嬉しいシーズンです。スキー・スノーボードの情報は、SNOWLOVE.NETなどをご覧ください。

  • 御岳山をバックに(マイアスキー場提供)
    2005.03.13

    信州の春スキー最新情報

    今年の信州は、長野市など北信地方や山沿いで雪が多く、県内のスキー場は、まだほとんど全てのゲレンデで滑走可能です。例年より春の訪れが遅く、最近も時々降雪がありますが、平地では湿った春の雪が降ることが多いです。標高の高い所では、良質のパウダースノーで春スキーを楽しめます。
    信州の代表的なスキー場として、皇太子御一家が愛子さんの初滑りを楽しまれた志賀高原・長野オリンピック滑降コースの白馬八方尾根・歴史のある野沢温泉等がありますが、他にも、写真の開田高原マイアスキー場のように、標高が高いため4/3まで長期間営業している所もあります。
    3月は19日~21日の3連休は、信州の多くのスキー場で「子供の日」として子供のリフト料金が無料になる第3土曜か日曜に重なり、お得です。また、3月下旬以降、シーズン終了前の「サンクスウィーク」として、リフト券の割引きサービスを行うところもたくさんあります。

  • 雪割り福寿草(3/5 松本)
    2005.03.05

    信州にもいよいよ春の便りが聞かれるようになりました

    春の遅い信州にも、南信地方から少しずつ春の便りが届く時期になりました。信州に真っ先に咲いて春を告げる福寿草が、中信地方でも開花しました。異常に春が早かった昨年よりは1週間ほど遅め、それでも平年より少し早めです。3/6から四賀村などで福寿草まつりが開かれます。3/4に積雪があったので、今なら雪の中から顔をのぞかせる華麗な姿が見られます。また、安曇野ではわさびの花も開花し、食べごろです。

  • 聖火の集火式(松本市提供)
    2005.02.26

    スペシャルオリンピックス

    スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会が2月26日の開会式で幕を明けました。SOは、オリンピック・身体障害者のパラリンピックと共に4年に一度開かれる知的障害者のオリンピックとして世界中で知られており、今回アジアで始めて開かれる大きなイベントです。84ヶ国/地域からの参加者約2600人が集っています。「競う」ことよりも、アスリートたちが体を動かして楽しみながら障害へのバリアを取り除くことを目的としており、オリンピックの原点により近いと言えるかも知れません。
    信州では、会場となる北信や白馬地方を中心に、その他の地区でも、1市町村が1つの国のホストタウンとして参加者の半数近くをホームステイとして受け入れるなど、盛り上がりを見せています。3月5日まで開かれ、競技は無料で観戦できます。

  • 2005.02.18

    諏訪湖の御神渡りは今年は見られず、信州各地の湖沼では水鳥が泳いでいます

    今年も1月末に諏訪湖がほぼ全面結氷し、一昨年・昨年と5年ぶりに2年続けて見られた「御神渡り」現象が起きるかどうか期待されましたが、残念ながら今年は御神渡りは見られませんでした。諏訪湖は今は氷も溶け、北の国から渡って来た鴨や白鳥が優雅に泳いでいます。
    また、安曇野の犀川のほとりの湖沼には、今年もたくさんのコハクチョウが飛来しています。2月18日時点で、犀川ダム湖に約450羽、御宝田遊水池に約500羽見られます。水鳥は他にも信州各地の湖沼で見られ、犀川白鳥湖のページで紹介しております。