旬のトピック
- 会場の一つ まつもと市民芸術館(松本市提供)2005.07.13
サイトウ・キネン・フェスティバルでチャリティコンサートが開催されます
サイトウ・キネン・フェスティバル 松本開催中の9月1日に小澤征爾氏が70歳の古希を迎えることを記念して、「マエストロ・オザワ 70歳祝賀チャリティ・コンサート」が行われることになりました。収益金は社会福祉のために寄附されます。コンサートは筑紫哲也氏の司会で、ショスタコーヴィチの祝典序曲やハイドン、ガーシュウィンなどが演奏されます。チケットは7月15日までサイトウ・キネンの公式サイト(または官製はがき)で申し込み、7月20日に抽選が行われます。
このほか、通常公演の一部のコンサートについて、第三次チケット販売が行われています。詳しくはサイトウ・キネンの公式サイトをご覧ください。
- 黄金色に輝く麦2005.07.03
稲の緑と麦の黄金色が美しい季節です
安曇野などの田畑では、収穫前の「麦秋」の麦畑の黄金色と、田植え後の順調に育つ稲の緑のコントラストが美しいです。
これからシーズンを迎える果物も、出荷が始まった千曲市あんずの里などのアンズや、7月中旬から露地ものの出荷が始まるスイカ・桃、8月中旬から出荷のリンゴ・ブドウなど、順調に育っています。春の小雨のため小振りになる果物もありますが、その分糖度は高く、申し分のない味が期待できます。
- オープンガーデンの庭のラベンダー2005.07.02
ラベンダーが信州各地で見頃
市街地では今あちこちでラベンダーが満開です。今年は梅雨の前半まで小雨で乾燥していたのがヨーロッパ原産で加湿を嫌うハーブに合ったのか、とても美しく咲き誇っています。池田町夢農場などの山間部のハーブ園やラベンダー園では、今年は冬に雪が多かった影響で開花が遅れており、早咲き種がようやく満開となり、これからシーズン本番というところが多いようです。夢農場ラベンダー祭りのページに、各地のラベンダー園を紹介しております。
- 諏訪湖祭湖上花火大会と諏訪湖の全景(諏訪市提供)2005.06.27
諏訪湖の花火大会の指定席が発売されます
お盆の8/15に行われる、信州の夏の風物詩、諏訪湖の花火大会の有料席のチケットが、マス席が6/30、ブロック指定席が7/1、自由席が8/2に、諏訪市文化センターで発売されます。諏訪湖の花火大会は日本最大級の規模で人気があり、毎年大混雑します。チケットを事前に購入すると、当日朝から場所取りしたり、混雑の中で立って見たりすることを避けて楽に花火を楽しめますが、諏訪市の発売場所では、観光業者などが数日前から列を作って並びます。
信州では、7月下旬からお盆前後にかけて、諏訪湖の他にも各地で花火大会が開催されます。
- 黒斑山から見た浅間山(信州山遊びねっと提供 '02年4月)2005.06.22
浅間山の立ち入り規制が2km以内に緩和されました
軽井沢の西にある東信州のシンボル、浅間山の火山活動度を、気象庁が10ヶ月ぶりにレベル3から2に引き下げました。山頂では相変わらず噴煙はたなびいているのが見えますが、昨年12月以降噴火はありません。立ち入り規制も、火口から4キロ以内から2キロ以内に緩和され、黒斑山・小浅間山・火山館への立ち入りが可能となりました。活火山を近くに見られる登山コースとして人気が出そうです。夏のハイキングコースとして人気の高い湯の丸高原~池の平湿原も問題なく散策できます。
とは言え、まだ小規模の噴火の可能性はあります。地元の規制や情報に必ず従うようにしてください。また、北アルプスでは今年も数名の方が遭難で亡くなりました。登山やトレッキングには十分な装備と計画を立て、天候の急変にくれぐれもご注意下さい。
- 松本文化会館でのコンサート(松本市提供)2005.06.07
サイトウ・キネン・フェスティバルのチケット第2次販売の締め切りが6/10に迫りました!
信州の夏のビッグイベント、サイトウ・キネン・フェスティバル 松本が今年も8/16(火)~9/8(木)に行われます。
チケットは、昨年までは6月頃から発売されていましたが、今年から早まり、第1次販売は4月23日に終了しました。第1次販売で売れなかった席・販売後のキャンセル・TV収録日の決定などによる追加分のチケットが、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」公式サイト第2次販売ページで6/10(金)17時まで申し込みできます。先着順ではなく、申し込み多数のときは抽選で、オーケストラコンサートBプログラム以外はまだ申し込みできます。
なお、昨年は、7月に一部の公演のみ第3次販売が行われました。
- 満開のラベンダー(夢農場提供)2005.06.03
6月の信州はハーブとバラのシーズン
信州でも6月は梅雨の季節。気象庁のサイトでの'05年の予想では、関東と同じ平年並みの6/8~7/20が梅雨のシーズンですが、信州は関東地方などより雨が少なく、傘の要らない日も多いです。
この時期は、ラベンダーなどのハーブ・バラ・アヤメやアイリスの花があちこちで見られ、香りが楽しめる季節です。夢農場ラベンダー祭りのページに、安曇野の北の山麓にある池田町夢農場でのラベンダー祭りや各地のラベンダー園を、薔薇の祭典のページには、軽井沢タリアセンでのバラのイベントの他、各地のローズガーデンを紹介しております。中でも、6/12まで開催中の中野市 一本木公園 バラ祭りは、570種類1200株のバラを鑑賞したり買ったりでき、地元でも人気があります。
- 雪の大谷ウォーク(立山黒部宣伝センター提供)2005.05.19
残雪の多い今年の信州の山々が次々に開山し、いよいよ山もシーズンイン
例年にない深い雪に覆われていた信州の山々が次々に開山し、バスやロープウエイの運行や山小屋の営業が始まっています。 4/27の上高地に続き、5/8に浅間山、5/15~5/18に美ヶ原高原・乗鞍高原・中央アルプス駒ヶ岳で、相次いで開山祭が行われました。5/28には白馬岳と霧ヶ峰、6/5には八ヶ岳でも開山祭が行われます。ハイキング・トレッキング・春山登山のシーズンがいよいよスタートです。
連休の後はここ信州でも夜は5℃前後まで冷え込む日が多く、上高地では雪も降り、農作物は遅霜の被害に遭った所もあったようですが、この2・3日は天候も良く、暖かくなってきました。今年は雪が多かったため、各所で残雪が楽しめます。特に、近年人気の、立山黒部アルペンルートの雪の壁ウォークは、5/17でもまだ雪の壁の高さが13mもあり、5/31まで「雪の大谷」を歩けます。
なお、北アルプスでは今年も遭難で亡くなった方がいらっしゃいます。この時期の登山には残雪・雪崩・天候の急変にくれぐれもご注意ください。
- りんごの花2005.05.12
今年の信州の春は、花と芽吹きの百花繚乱
信州の春は、花の開花や、草木の芽吹きが一斉に見られます。今年は例年になく春の始まりが遅かったのが、4月途中から5月の好天が続いて気温が上がったため、あっという間に百花繚乱状態になりました。福寿草に始まり、梅が咲き終わらないうちに桜やあんずが咲き、水仙・チューリップ・菜の花といった草花、水芭蕉・かたくり・座禅草のような高山植物、モクレン・コブシ・ハナモモの木々の花、桃・リンゴ・ブルーベリーの果樹の花、ブナ・カラマツ・ケショウヤナギなどの芽吹きが見られますが、連休中に一気に見頃を過ぎたところが多いです。北部や高度の高いところではまだ見られます。
中部地方一の規模の岡谷・鶴峯公園のツツジや、フジ、アヤメやアイリスはこれからが見頃です。