• 2020.07.05

    宿泊割引キャンペーンが県内と近隣県向けからSTART・山岳地も営業開始

    7月になり、それまで営業を自粛していた山岳エリアなどの観光地も、感染対策を行い、迷いながらも営業再開する所が多くなっています。ニッコウキスゲが見頃になってきた霧ヶ峰・車山高原のリフト等の施設は7月中旬から本格営業の予定です。6月中は3つの宿のみ営業していた上高地内の施設も、7月中旬までには全て営業を再開し、バスの運行も正常に戻ります。山小屋内や遭難時など感染対策が難しい登山は、北アルプスなどの山小屋が7/15から徐々に営業再開しますが、予約制で定員も制限される予定です。

    宿泊施設や観光施設を支援するための長野県の割引キャンペーンは、県内在住者対象の支えあい観光キャンペーンは好評でコンビニの発売分は売り切れ、愛知・岐阜等の近隣7県在住者対象の3000円~5000円のふっこう割クーポンがJTB等のサイトで利用できます。

  • 2020.06.15

    アフターコロナは、自然の中の旅・ワーケーション・移住・半移住が人気に?

    6月から松本城や美術館などの観光施設が段階的に再開され、新たな感染者が1ヶ月出ていないこともあり、長野県内に日常が戻りつつあります。

    宿泊施設は、県内のお客さん対象のキャンペーンが6月と7月に行われて、宿泊客が増えてきましたが、宴会などは少なく、観光地のお店も人通りが少なくまだ大変厳しい状況が続いています。

    一方、蓼科や軽井沢などの、自然に囲まれ人が少ない場所の宿やカフェなどは人気が出て、満員の所もあるようです。

    アフターコロナの時代は、観光地に滞在してテレワークをしながら仕事をするワーケーションや、クラインガルテンのような半農半Xの暮らし、移住・半移住が増えそうです。
    Zoomも使ったオンラインセミナーを行うところも増え、安曇野市で6/20(土)と/28(日)須坂市で6/20(土)小諸市で6/27(土)飯田市では平日毎日行っています。

  • 警備員しか人がいない国宝松本城と
    「閉城中」の看板
    2020.04.28

    長野県が「観光はお休み中」キャンペーン中。SNS「#おうちでながの」のテイクアウトサイトのご利用を!

    GWでアルプスと田園の景色や咲き乱れるいろいろな花が美しい季節ですが、コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、長野県が休業要請と休業補償を行い、史跡や美術館等の観光施設はすべて、温泉宿泊施設もほとんどが連休明けまでの予定で臨時休業しています。

    これまでの観光誘客と真逆の「観光はお休み中」キャンペーンで、上高地も冬季のように閉鎖、登山も山小屋や登山口の駐車場を閉鎖しています。イベントもすべて中止や延期ですが、食材を扱う農産物直売所だけは営業しているところが多いです。

    長野県外の方は、特産品のネットショッピングでの取り寄せや、SNSの#おうちでながの(InstagramTwitter)の美しい写真や記事をお楽しみ頂き、県内でテイクアウトのできるお店を利用・飲食店の支援をされる方は特設サイト(長野市松本上田千曲市等)をご覧下さい。

    長野県内の感染者は今日現在66人で、自治体や県民の努力で、ここ4日間は新たな感染者は見つかっていません。

  • 2020.04.10

    軽井沢などへのコロナ疎開や、コロナ帰省の方は細心の感染対策をお願いします

    なかなか気温が上がらず、水仙や桜がゆっくりと咲き揃って見頃となっている信州ですが、新型肺炎対策で、信州一の桜の名所高遠城址公園は閉鎖され、イベントは軒並み中止や延期となり、旅館など観光業は大打撃を受けています。

    そんな中、軽井沢・蓼科・穂高温泉郷などの別荘地や一部のホテルは、関東から「疎開」に来ている方々で季節外れの賑わいで話題となっています。過密の東京圏を離れて別荘内で静かに過ごすことは、必ずしも悪くないと思いますが、買い出しに来られる方や大学が休みのため実家に帰省する学生も多く、感染者が拡散するリスクもあり、悩ましいところです。長野県も感染者が少しずつ増え、21人となっています。

    信州の美しい早春を少しだけでも味わいたい方は、人が集まる有名な名所でなく、近くの穴場的なスポットで人知れず咲く花や、里山のハイキングを、少人数で静かに楽しむのがいいでしょう。

  • 長野市松代のあんずの花
    2020.03.02

    台風被害・雪不足・新型肺炎の3重苦の中、春の花は早く咲き出してます

    昨年の台風19号の被害の後、暖冬による雪不足、そしてコロナウイルスによる新型肺炎と、観光業界には3重苦と言える厳しい状況の信州です。長野県内でも新型肺炎の感染者が2名出て、人が集まるイベントの多くが中止になっています。

    そんな中、春の訪れは早く、松本市四賀の福寿草はもう見頃を迎えています。「福寿草祭り」は中止になりましたが、花は自由に見られます。安曇野大王わさび農場のわさびの花も祭りは中止ですが花は咲き始めています。
    上田のスイセンまつりは、今年は早めの3/28から今のところ予定通り開催されます。諏訪のザゼンソウの里公園は遊歩道が整備され、3年ぶりに「ザゼンソウまつり」が3/28~29に開催予定です。
    あんずの開花も早まりそうで、3月末~4月初めと予想されています。写真のあんずは台風の被害からの復興に奮闘中の長野市の松代地区の例年の様子で、あんず祭りを3/25~4/5に予定されています。

    手洗いなどの新型肺炎対策を充分に行いながら、信州の春の自然をお楽しみください。

  • 志賀高原高天ヶ原スキー場(1/18 写真:ホテル銀嶺)
    2020.01.19

    雪が少なくアクセスしやすい今冬。スキー場や雪・氷のイベントは"ONE NAGANO"の復興スローガンで奮闘中!

    暖冬で全国的に雪が記録的に少なく、長野県内のスキー場も場所・標高・降雪機の台数により、上部のゲレンデだけ滑走可能だったりしていますが、懸命の努力で整備してほとんどのスキー場はオープンしています。

    世界有数の豪雪地飯山の雪のイベントとして近年人気のかまくらの里では、地元住民が苦心して1/24のオープンに向けてかまくらをせっせと作られています。例年より予約はしやすいです。

    気温も高めですが夜は氷点下になることが多く、氷のイベントの鹿教湯温泉氷灯ろう夢祈願は例年通り開催中。今年は台風の被災の復興を祈願して"ONE NAGANO"のスローガンの元、別所温泉でも氷灯ろうが2/7~11に行われます。

    松原湖のわかさぎ穴釣りは1/17にやっと一部解禁、木曽の白川氷柱群は少し氷柱ができ、冷え込みが続くことが期待されています。

    道路も雪が少なく例年よりアクセスは楽ですが、凍結している箇所も多く冬用タイヤは必須です。

  • 被災したリンゴ園(11/23 長野市穂保)
    2019.12.08

    がんばろう長野! 農業ボランティア&善光寺参道のイルミネーション

    台風19号で千曲川が決壊した長野市のリンゴ畑の信州農業再生復興ボランティアに行ってきました。
    樹が丸ごと水に浸かったため収穫できないリンゴ園や1階部分が完全に破壊されている家屋は、ニュースで見るよりずっと悲惨です。全国各地からいろんなボランティアの方が集まっていて、地元の方々が暖かい料理や温泉の無料券などでもてなしているのが救いでした。
    農業ボランティアは雪が積もるまでが勝負で、12/15までは募集しています

    観光客の減少面による打撃も、千曲川沿いの飯山・長野・上田・佐久の他、長野県全般に影響しています。

    開催が危ぶまれていた善光寺の参道のイルミネーションは、関係者の尽力で予定通りの日程で2/11まで、復興への願いを込めて行われています。昨年行われた善光寺内のイベントは中止されましたが、2/6~11には恒例の長野灯明まつりも行われます。長野県内では冬の間、軽井沢など他の場所でも美しいイルミネーションが見られます。
    長野市では、全面改築で休館していた東山魁夷館と信濃美術館の内東山魁夷館が10月に改築完了してリニューアルオープンしています。
    宿泊料が国の予算で割引される「長野県ふっこう割」も12月中旬から始まります。ボランティアや観光に信州へぜひお越しください!

  • 軽井沢「シャーロック・ホームズ像」の紅葉(11/10)
    2019.11.11

    今年はまだ紅葉が見頃。台風の後奮闘する信州へお越し下さい!

    長野県内の紅葉スポットは、今年はまだ見頃のところが多く、昨日行った軽井沢もちょうどピークでした。平地や南信エリアではまだ1週間ぐらい楽しめそうです。
    米子大瀑布角間渓谷は残念ながらアクセス道路が通行止めのままで行けませんが、他の紅葉スポットは、一部道路が少し迂回路になる所もありますが、問題なく訪れることができるようです。
    県内の鉄道は北陸新幹線が一部減便、別所温泉に行く上田電鉄別所線の一部区間と、しなの鉄道の上田駅~田中駅間が今週まで、代行バスによる運行となっている他は正常運行となりました。

    浸水被害の大きかった長野市の北東地区には、全国からボランティアの方々がお越し頂いています。

  • 長野市の千曲川決壊箇所(10/13 出典:国土地理院)
    2019.10.17

    台風の影響による交通機関の情報と紅葉

    台風19号で、長野県内は北部東部などで大きな被害や影響が出ています。特に、写真の千曲川の決壊箇所は日本有数のリンゴ畑等農地と住宅地が広がる場所で、賢明の復旧作業が続いています。
    観光面では、県内の道路が一部通行止めで、角間渓谷などアクセスできない観光地や温泉などがありますが、ほとんどの宿・施設・お店は営業して集客に奮闘しています。
    問題は東京方面からのアクセスで、北陸新幹線は減便して運行していますが、松本方面への中央線は特急あずさが10月中不通、高速道路は中央道・上信越道とも一部区間が10月下旬まで通行止めで、迂回する必要があります。

    遅れていた紅葉が始まっていて、志賀高原白駒池乗鞍高原美ヶ原高原白馬八方尾根などで見頃になっています。
    標高が低い松川渓谷別所温泉や、人気の奥蓼科御射鹿池と横谷渓谷木曽阿寺渓谷・大峰高原の大カエデなどは色づきはじめです。
    台風の影響のない宿や施設も、観光シーズンにもかかわらず、予約のキャンセルなどで大きな打撃を受けています。交通情報をご確認の上、ぜひ紅葉の美しい信州にお越しください。

    長野県では義援金ふるさと納税による寄付、各市町村ではボランティアを受け付けてます。

  • 収穫したブドウ
    2019.09.16

    今年も!果物の収穫がピークに

    9月中旬なのに日中は暑い日も多く、紅葉は例年より遅れそうな信州です。

    もう一つの秋の楽しみ、果物の収穫は、ピークを迎えています。
    自宅のブドウ棚も収穫を始めました。独特の香りと味があるナイラガラという品種で、栽培しやすくて安価でこの時期にたくさん出回りますが、長野県以外では見かけません。
    ブドウの他にも、新リンゴや梨などが、所狭しと直売所や八百屋に並んでいます。今年は、採り立ての味を新幹線を使って東京駅で9~11月に数回販売するイベントトながの果物語り 新幹線マルシェも始まりました。